2024年1月5日(金)からの公開に先がけて、12月18日(月)に『コンクリート・ユートピア』特別試写会が実施された。なかやまきんに君がスペシャルゲストとして登壇すると、会場は大盛り上がり。
一足先に映画を鑑賞したなかやまきんに君は、「とんでもない作品 です!! 冒頭から惹きつけられまして、冒頭が迫力ありすぎる映像なので途中持つのかな?と思ったんですが、次から次に面白い展開でずっと引き込まれていました! ずっと力を入れて見ていたので、筋肉痛になるぐらいでした。見るだけで筋トレにもなる衝撃作品! これから皆さん観られるかと思いますが、カロリー消費がすごいです! 観ながらダイエットにもなるぐらい楽しめます!」と筋トレにもなるという本作へのアツい感想を述べた。
そんな“筋肉にも良い”本作で印象に残ったシーンを聞かれると、「イ・ビョンホンさん演じる住民代表のヨンタクがマンションから人を追い出していくシーンがとてもリアルな格闘シーンなんですが、イ・ビョンホンさんが鉄パイプで殴られる時の体幹部の強さ、かなりインナー・マッスルを仕上げてますね! 僕にはイ・ビョンホンさんのとんでもないインナー・マッスルまで見えました」ときんに君ならではの独特な筋肉視点で作品を楽しんだ様子を伝えた。そして、該当の劇中シーンをきんに君が再現! 今年主演ドラマも経験したきんに君は、見事な表情と持ち前の筋肉で迫真の演技を披露するも、最後にはお決まりの「パワー!」を叫び、会場からは笑いと大きな拍手が起こった。
また、もしきんに君が“ファングンアパート”の住民だったら?という設定で、マンションの中で健康的に生き残るためのきんに君流の“ファングン体操”を伝授。「できるだけ大きな筋肉を動かした方が、より大きなエネルギーとなって発散されますので、まずはスクワットです。世界で一番楽なスクワットを皆さんに教えたいと思います」と観客に向けて真剣にスクワットを伝授。「運動に関してはボケません! そして噛みません!」と語ると観客からは笑いが。「ファングンアパートの住民になるなら、僕は体操専門の役で出たいです」と役への希望も述べた。
唯一残ったマンションを舞台に生き残りをかけた争いを描いている本作にちなみ、きんに君流の生き残り方を聞 れると、「芸能界に例えるなら、“ヤー”と“パワー”をやり続ける! 1年目からタンクトップに短パンで、23年間これをやり続けています。やり続けていたら覚えてもらいやすいです」と言うも、「実は新ネタが思い浮かばなかった! パワー!」と叫びながら暴露すると会場は大盛り上がり。「ずっと“ヤー”と“パワー”をやり続けていますけど、僕の中では“お笑い SDGs”ということで、うす〜くうす〜く伸ばしながらやり続けているので、それが生き残るコツかなと思っております」と語った。
唯一残ったマンションという設定の本作に関連し、きんに君が住みたくないマンションを問われると、「ジムから遠いマンションです。ジムが近くにないとそのマンションには住めないです。ジムのストレッチ・エリアも自分のリビングみたいな感じで1LG(ジム)DKみたいな感じで探してしまいます。ジム中心の生活になっているので、ジムまで徒歩5分ですね」ときんに君ならではのこだわりを語った。
さらに、映画の設定にちなんで、これまでに経験した“極限状態”について尋ねられると、「筋肉留学後に韓国のお笑い番組のお仕事を頂いて、韓国は体を鍛えている方が多いから筋肉ネタ絶対ウケますとスタッフさんに言われて行ったんですが、結果で言うと、ウケたでもなくスベったでもなく、ざわざわして終わりました……。なぜかというと僕の出番の前に4人組のマッチョのユニットがいて、3人筋肉質の方が出てきて最後の1人がお前だけガリガリじゃないかよ!というネタをするんですが、韓国は筋肉レベルが高いので、オチで出てくるガリガリの人がすでに僕よりムキムキで、その後に日本から来て筋肉キャラでやっていると言われてもお客さんもよく分からなかったと思います……。ウケるでもなくスベるでもなく、まさに“極限状態”でした」とまさかの筋肉ネタで極限状態に陥ったことを報告し、会場からは笑いが起こった。
そして、今年引っ張りだこなきんに君は、狂気が目覚めた経験があるか尋ねられると、「僕のネタで使わせてもらっているボン・ジョビさんの「It’s My Life」が先週、今年のレコチョク洋楽ダウンロード・ランキング第1位になっていて、それを受けてボン・ジョビさんの公式X(旧 Twitter)で『いつもサポートありがとう。これからもいいトレーニングをしてね』とメッセージを頂いて、これは本当に発狂しました……!」とまさかの出来事に大喜びした様子を伝えた。
イベントの最後には、大ヒットを祈願して、きんに君お馴染みの”筋肉ルーレット”を披露。タンクトップを脱ぎ捨て、「筋肉ルーレット、スタート!」の掛け声で観客からは笑いが。なかなか止まらないルーレットを観客が見守る中、見事大ヒットをかけた左胸にルーレットが止まる! 「大ヒット間違いないでしょう!」と叫ぶと会場からは大きな拍手が湧き起こり、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。
登壇者:なかやまきんに君
公開表記
配給:クロックワークス
2024年1月5日(金)より全国公開
(オフィシャル素材提供)