イベント・舞台挨拶

『サイレントラブ』公開直前イベント

©2024「サイレントラブ」製作委員会

 『ミッドナイトスワン』で知られる内田英治監督によるオリジナル・ストーリー『サイレントラブ』(1月26日公開)の公開直前イベントが1月22日(月)に和洋九段女子中学校高等学校の講堂で実施され、主演の山田涼介と共演の浜辺美波がサプライズ登場。
 「特別ホームルーム」と題して、生徒たちからの質問や悩みに答えていった。

 総勢350人の女子生徒が集った講堂で、まずは本作の予告編を上映。その段階から生徒たちのボルテージはMAXで、山田や浜辺の姿はもちろんのこと、犬の姿がスクリーンに映っても大絶叫する熱狂ぶり。そんな大歓声に迎え入れながら、本物の山田&浜辺が生徒たちの間の通路を通ってステージに登壇した。

 「可愛い!」「カッコいい!」「大好き!」などの絶叫が響き渡り、中には涙を流す生徒まで。そんな会場を満面の笑みで見つめながら山田は「みなさん元気ですね~!」と若いパワーに嬉しそうで、浜辺も「皆さんの高い熱量に負けないようにたくさんお話が出来たら嬉しい」とこの日の交流を楽しみにしていた。

 高校時代は浜辺の先輩で、共演の野村周平とは同級生だったという山田。高校時代は「僕はやんちゃな学生さんでした。野村周平と二人で授業中に後ろを向きながらやいのやいのやっていたので先生に怒られていました」と照れ笑い。学生時代は文化祭に打ち込んでいたそうで「文化祭は一般の方も来場するので僕ら芸能クラスは本来参加できないものだったけれど、僕らはダンス・イベントに仮面を付けて出ていました。バレずに終わって楽しかった」と青春の一コマを思い出していた。

 一方、浜辺は「学生時代ってずっと眠くないですか?」と話し、生徒たちから共感を得ながら「勉強は好きだったけれど年齢的に本当に眠くて。睡魔に抗えず、授業中に寝ちゃって先生に怒られていた」と、まさかの事実を明かしていた。ただどれだけ眠くとも朝5時起きで学校の準備をしていたといい「ちゃんと学校を卒業することをお母さんと約束していたので頑張りました」と真面目な一面を覗かせていた。

 また学生時代の夢の話になると、山田は「僕は器用ではないので、目標や夢は持たずに目の前のことを精いっぱいやるタイプ。目の前にあることを常に全力でやり続ける。それを自分の使命として掲げていました」と自己分析。石川県から上京した浜辺は「石川県に戻って『もう一度東京に帰らせてほしい』とならないようにしようという気持ちが根底にありました。お母さんから応援し続けてもらえるよう、お仕事や活動が順調にいけばいいなと思っていました」と俳優になる夢を持ち続けていたと打ち明けた。

 生徒からの質問に答えるコーナーでは「仕事と遊びのスイッチの切り替え方」を聞かれた。これに山田は「結局は何事もやるかやらないか。僕は俳優、アイドル、バラエティといろいろなスイッチがあるけれど、現場に行ったら今日はこのモードだから絶対にやるんだと自分の中に落とし込む」と実感を込めてアドバイス。浜辺は「やることを自分で周りに宣言をして逃げ道をなくす。でも友達とご飯を食べたりするのがなくなるとストレスになる。たくさん遊んでそれをやり切ったと思ったら、遊んだから頑張ろうと思えるはずだからたくさん遊んで」と呼び掛けていた。

 一方、自称「眠り魔人」という浜辺に「どのように睡魔と闘っているのか?」との質問が。これに「24歳なのにいまだに成長期かと思うくらい眠い」という浜辺は「18歳の時は本番中に眠るくらい眠くて眠くて仕方がなかった」と告白。そこから辿り着いたのが「カフェイン」だといい「コーヒーってすごい。集中力が上がる。今では毎朝カフェイン入りの栄養ドリンクを飲む。それを飲まないとぼんやりする」と明かした。生徒に向けては「そういった何かスイッチになるものを見つければ勝ち」とエールを送っていた。

 また「自信をつける方法」を聞かれた山田は「僕は周りの目を気にしないで生きている。周りの目を気にして生きていたら、自分が自分ではなくなってしまう気がするので。自分が生きたいように自分らしく生きるをテーマにして生きています。自信がなくなることがなくなるように、自分の考え方を変えるのも一つの手」とマインド変革の重要性を熱弁。山田の答えに感心する浜辺は「芯があってもなくても自信がなくなるときってある。そんなときに私はホルモン・バランスなのかな?と自分の心の整理をつけています」と具体的に語っていた。

 2人の一挙手一投足に大きな歓声が上がった「特別ホームルーム」もあっと言う間に終了の時間に。浜辺は「時間を忘れて皆さんと話し合えたことが記憶に残ると思えるような楽しい時間でした。皆さんもお忙しいとは思いますが、時間を上手くやりくりして勉強の息抜きに映画館で『サイレントラブ』を観てもらえたら嬉しいです」とアピール。

 山田は「皆さんの元気な声を聞いて僕自身も元気が出ました」とキラー・スマイルを放ちながら「夢は見るものではなくて叶えるものだという言葉がありますが、皆さんは自分の行動力一つで自分の夢が叶うかどうかが変わっていく時期だと思うので、夢を持っている方はそれを叶えるために今を大切に生きてほしいです。『サイレントラブ』は人の行動力で人間が変わることを感じることの出来る作品だと思うので、映画館に行って『サイレントラブ』を観てもらって“私たちこの2人に会った!”と言って広げてもらえたら嬉しい」とユーモアを交えながら、学生たちに呼び掛けていた。

 最後までボルテージMAXの中イベントは大盛り上がりで終了した。
 声を捨てた青年と、光を失った少女の世界でいちばん静かなラブ・ストーリーにご注目下さい!

 登壇者:山田涼介、浜辺美波

公開表記

 配給:ギャガ
 2024年1月26日 全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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