ロッテルダム映画祭含む数々の映画祭で選出を受けた商業デビュー作 映画『裸足で鳴らしてみせろ』劇場公開の記憶も新しい工藤梨穂監督によるオリジナル脚本・監督の最新作『オーガスト・マイ・ヘヴン』(40分)が、第74回ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル部門(Berlinale Special)への正式招待が決まり、このたびワールドプレミア上映する。次世代の日本映画を担う工藤梨穂監督が今、世界から期待を受けている。
今作は、DVT(デジタルビデオトレーディング)プラットフォーム・Roadsteadにて2024年の独占販売を予定。
工藤梨穂監督 プロフィール
1995年生まれ。福岡県出身。京都芸術大学映画学科卒業。
同大学の卒業制作『オーファンズ・ブルース』が「第40回ぴあフィルムフェスティバル PFF アワード 2018」においてグランプリ、ひかりTV賞を受賞。同作で「なら国際映画祭学生部門NARA-wave」にて最高賞のゴールデンKOJIKA賞と観客賞を受賞した。
2020年には、PFFが製作から劇場公開までをトータルプロデュースする長編映画製作援助システム“PFFスカラシップ”で『裸足で鳴らしてみせろ』を製作し商業デビュー。同作は「第51回ロッテルダム国際映画祭・ハーバー部門」に正式出品され、「第36回高崎映画祭」において新進監督グランプリ、最優秀新進俳優賞を受賞。
2023 年、小津安二郎の初期作品であるサイレント映画群をリメイクしたオムニバス形式のドラマ「連続ドラマW OZU ~小津安二郎が描いた物語~」(WOWOW)では、『東京の女』の監督を務めた。
映画『オーガスト・マイ・ヘヴン』独占販売について
DVT(デジタルビデオトレーディング)プラットフォーム・Roadsteadでの独占販売における、発売時期/本数/価格等の詳細については、後日発表される。
「DVT」=Digital Video Trading(デジタル・ビデオ・トレーディング)とは?
Roadsteadの最大の特徴は、映像を数量の制限なく配信するプラットフォームと違い、オンライン上に存在する映像作品をDVD等と同じように一意・固有の「アイテム」として扱い、ユーザーは作品を視聴して楽しむだけでなく、第三者に 転売やレンタルすることで収益を得ることができるという点です。
出品される映像は例外なく数量限定で全てにシリアルナンバーが付与されており、購入した方だけが利用できる「モノ」です。ユーザーは動画を視聴するだけでなく、販売やレンタルを通じて流通(トレーディング)に参加することができ、その売上からは出品者に権利料が還元される仕組みになっています。
ユーザーは単なる消費者ではなく、出品者の活動を経済面で直接的に支援するサポーターになることができるのです。
Roadsteadでは、このWeb3的な概念を世界初の映像流通の枠組み「DVT」として広めていくことで、映像クリエーター に正当な対価と持続的な創作活動の場を提供していきたいと考えています。
(オフィシャル素材提供)