タイカ・ワイティティ監督が、第92回アカデミー賞🄬脚色賞を受賞した『ジョジョ・ラビット』(20)の製作スタジオ、サーチライト・ピクチャーズと再びタッグを組んだ最新作『ネクスト・ゴール・ウィンズ』。そんな本作がいよいよ日本公開することを記念し、この度、M-1王者の錦鯉が本作の応援サポーターに就任! 長谷川は【HASEGAWA 52】と入ったオリジナルのユニフォームを、渡辺は審判のユニフォームを着用し、取材陣の前に登場するやいないや、長谷川「こんにちはー!」渡辺「うるせえよ」と定番の流れを披露。
なぜ本作の応援サポーターに就任されたかを聞かれると、長谷川は「日本代表の前田大然に似ているから、サッカーボールに似ているからですかね、何度か頭を蹴られたことありますしね」とボケを連発。また、世界最弱のサッカー代表チームが奇跡の一勝を上げるまでを描いた本作が“負けを知る人々に送る人生の応援歌”であることにちなみ、長い下積み時代からM-1グランプリで一気に大ブレイクされた人生がまさにマッチするとあって、渡辺は「そう考えたら負けてきてよかった」長谷川は「(今までがあるおかげで)ここに立てて良かった。」と過去を振り返りながら自虐気味に回答。
映画の感想を聞かれると渡辺は「本当に気持ちよく感動できる映画でした」、長谷川は「字幕を読むのが大変でした。なかなか追いつかなくて」「泣きそうになりました。歯ができたので食いしばれるので大丈夫でしたけど」と最近、自前の歯を入れたことに絡めて回答。また、下積み時代の苦労話について長谷川は、貧乏芸人を決めるオーディションにお金がなくて行けなかったという、強烈なエピソードを披露。
本作の中では自身も心に傷を持つ鬼コーチ、トーマス・ロンゲン(マイケル・ファスベンダー)が赴任してからチームを立て直していくのだが、米領サモア・チームにとってのロンゲンのような、2人にとって影響を受けた、心に残っている先輩からのアドバイスについてきかれると、長谷川は「タカアンドトシからお前は(常に)変な顔しろと言われました」と札幌時代からの同期の戦友エピソードを披露。渡辺は「ハリウッドザコシショウとバイきんぐですかね。あの2組のお笑いに対する姿勢がまじめすぎて、あの人らを見てお笑いを本気でやろうと思いましたね」と現事務所の芸人仲間へリスペクトを送った。
続いてクイズコーナーに移行。内容はフリップに虫食いで劇中の名言が書かれており、その文言を当てるというもの。1つ目はロンゲンのセリフから『私は●を生む男だ』(正解:奇跡)。しばらく沈黙が続いた後、長谷川は「じじい、奥歯、うんこ」と幼稚な言葉を連発。すると見かねた渡辺がすかさずイエローカードを掲示! 2つ目は米国サッカー協会責任者アレックス・マグヌッセン(ウィル・アーネット)のセリフから『彼らの辞書に●はない』(正解:勝ち)。1問目とは打って変わり、長谷川は「漢字はない」と即答。渡辺はある意味間違ってはいない“らしくない”回答に「トンチで答えないでください」と指摘。
本作では、ウォークライ(ニュージーランドで“ハカ”とも呼ばれる試合前の神聖な儀式)としてシバタウが踊られることにちなみ、“まさのり流シバタウ”もとい“のりのりまさのり『ネクスト・ゴール・ウィンズ』ver.を披露! 手拍子と共に行われる永遠に終わらないダンスに、渡辺もレッドカードとともに「ハカじゃなくてバカじゃねぇか!」と思わずツッコミ。
イベントも終盤、本作を楽しみにしている方へメッセージを求められると、長谷川は「負けたっていいじゃない、負けがあるってことは勝ちがあるということだ」、渡辺「素晴らしい映画です。チームを立て直す監督の成長シーンも感動するものとなっております。これをみて皆さんも『成長って何かな?』と気がつけると思いますし、感動もできますのでぜひごらんください」とそれぞれコメント。本イベントは惜しまれながらも劇中の雰囲気と同じように明るく大盛況のうちに幕をとじた。
登壇者:錦鯉(長谷川雅紀、渡辺 隆)
公開表記
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2024年2月23日(金・祝) 全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)