マヒトゥ・ザ・ピーポー初監督作『i ai』(読み:アイアイ)が、3月8日(金)より渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開する。この度、本ポスタービジュアル&追加場面写真が解禁! さらに、本作で撮影カメラマンを務めた写真家の佐内正史、マヒト監督のコメントも到着した。また公開に先立ち、2月20日都内でマヒト監督登壇の先行上映イベントの開催が決定。
マヒトゥ・ザ・ピーポー初監督作
応募数3,500人の大規模オーディションから抜擢された富田健太郎、森山未來、さとうほなみ、永山瑛太、小泉今日子ら実力派俳優陣とカルチャー界の重鎮が集結した新たな青春映画の誕生!
オルタナティブロックバンドGEZANのフロントマンであり、音楽以外でも小説執筆や映画出演、フリーフェスや反戦デモの主催など多岐にわたる活動で、唯一無二の世界を作り上げるマヒトゥ・ザ・ピーポー。彼が初監督を務め、第35回東京国際映画祭<アジアの未来部門>にも正式出品された映画『i ai(読み:アイアイ)』。マヒト監督の実体験をもとに、主人公のバンドマン・コウと、コウが憧れるヒー兄、そして仲間たちが音楽と共に過ごした日々、出会いと別れ、彼らの切実な時間が綴られていく。
主人公コウ役には、応募数3,500人の大規模オーディションから抜擢された新星・富田健太郎。そして主人公の人生に影響を与え、カリスマ的な存在感を放つヒー兄役には、映画だけでなく舞台やダンサーとしても活躍する森山未來。さらに、コウとヒー兄を取り巻く個性豊かな登場人物たちに、さとうほなみ、堀家一希、永山瑛太、小泉今日子、吹越 満ら多彩な実力派が顔をそろえた。
マヒト監督の紡ぐ“詩”と、キーカラーでもある“赤”が象徴的に使われる、寺山修司を彷彿させる独特の映像美が融合した本作。この純文学的な味わいの作品を撮影カメラマンとして支えたのは、木村伊兵衛写真賞受賞の写真家・佐内正史。そして、美術に佐々木尚、衣装に宮本まさ江、劇中画に新井英樹など、監督の思いに共鳴したカルチャー界の重鎮たちが集結。また、ヒー兄がフロントマンを務める劇中バンドのライブ・シーンで、実際の演奏を担うのは、監督をはじめとするGEZANのメンバーたち。ライブハウスの混沌と狂乱が臨場感たっぷりに描かれる。
キーカラーの“赤”が象徴的な本ポスタービジュアル&場面写真 一挙解禁
撮影の佐内正史、マヒト監督からコメント到着!さらに先行上映イベント開催決定!
解禁された本ポスタービジュアルは、火に包まれる人影を捉えた一枚画のみの意味深なティザービジュアルから一転、マヒト監督のキー・カラーでもある“赤”を基調とした、全体に赤い花びらが舞うアーティスティックかつエモーショナルさ漂うビジュアルに。天に掌を差し出し祈りを捧げるようなヒー兄と、水中で仰向けになって浮かぶコウの姿を捉えた2枚の写真の間には、炎立ち上がる焼け跡も。2人の別れを予感させるデザインとなっている。スチールは、ファッション・ブランドのキャンペーンやアーティストのポートレート、音楽、CMなどのフィールドを中心に、写真、映像表現を展開する水谷太郎によるものだ。
併せて、全12点の追加場面写真が一挙解禁。コウがヒー兄や仲間たちと過ごした青春の日々、コウとヒー兄をとりまく人々の日常が切り取られている。ところどころ“赤”と“青”が象徴的に使われており、マヒト監督の色彩へのこだわりが伺える。
また、本作に撮影監督として参加した写真家の佐内正史、マヒト監督からのコメントが到着。佐内は「私の一番が撮れている」「こんなの初めて見た、忘れられない」と本作を絶賛。一方マヒト監督は「映画の魔法に当てられ、佐内さんと滑空した街がフィルムに焼き付いてる」と振り返り、今回解禁となったポスタービジュアルについては「ポスターを見るたびに海と空の匂いを思い出すんだろうな」と語っている。
さらに公開に先立ち、2月20日(火)都内で先行上映イベントの開催も決定。マヒト監督が登壇のアフタートークが行われる。チケットは、2月15日より販売開始。
映画『i ai』は、3月8日(金)より渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開。
イベント概要
■日程:2月20日(火) 20:00〜
■会場:渋谷シネクイント スクリーン2
※ 公開劇場のホワイトシネクイントではございませんので表記ご注意ください。
■登壇者:マヒトゥ・ザ・ピーポー(本作監督・脚本)
※ ゲストは都合により、予告なく変更となる場合がございます。
■チケット販売
<オンライン>2月15日深夜0時(=2月14日(水) 24:00〜)
<窓口>2月15日(木)開場時間~
■料金:2,000円均一 ※ 割引券使用不可 ※ 招待券使用不可
コメント
佐内正史(写真家/本作撮影)
信号が赤になっただけで、赤だと車止まる、青で車は進む、黄色ーっ、それだけで、ぶち上がる私、ロケ地に向かう車の中、撮影帰りの車の中、橋を渡る、夜景、宙を見ていた、私は映画を撮っている、全カット冷めてない、酔ってもいない、私の一番が撮れている、目に見えない、iai、マヒト、映画、にピントが合っている、凄いな、なんでこうなったんだろう、こんなの初めて見た、忘れられない、アイアイアイなんだ。
マヒトゥ・ザ・ピーポー(監督・脚本)
今朝目覚めたら窓からの光が春だった。長袖もそのうち終わりかな? 久しぶりにクローゼットをあけたら『i ai』の撮影の時に着てた半袖のシャツが目につく。手に取ると海の匂いがした気がして胸が締め付けられた。
映画の魔法に当てられ、佐内さんと滑空した街がフィルムに焼き付いてる。
ポスターを見るたびに海と空の匂いを思い出すんだろうな。わたしの体に閉じ込めてた記憶が喜んでる。自由な世界に羽ばたくことを。
公開表記
配給:パルコ
3月8日(金) 渋谷ホワイトシネクイントほか全国順次公開
(オフィシャル素材提供)