イントロダクション
中村倫也主演『人数の町』(20)で長編監督デビューを果たした荒木伸二監督が、主人公が意図せずループに巻き込まれる従来のタイムループものとは違い、“主人公が復讐のループを自ら選択する”という過去に類を見ない設定をオリジナル脚本で映画化。
主演の若葉竜也が演じるのは、恋人を殺され、自らの手で犯人に復讐することを決意する青年・岩森。何度も復讐できるプログラム=“ペナルティループ”で復讐のループを否応なく繰り返す中で、変化していく岩森の心境を精細に表現。
岩森に繰り返し復讐される男・溝口を伊勢谷友介が演じ、岩森の恋人・砂原 唯を抜群な演技力を誇る山下リオがミステリアスな演技で魅せ、タイムループの謎を握るキー・パーソンで『ドライブ・マイ・カー』のジン・デヨンが出演。
奇想天外なアイデアに個性派キャストが集結し、従来のループものとは一線も二線も画す突然変異にして唯一無二の異色作となっている。
ストーリー
おはようございます。6月6日、月曜日。晴れ。今日の花はアイリス。花言葉は“希望”です」――岩森 淳が朝6時に目覚めると、時計からいつもの声が聞こえてくる。岩森は身支度をして家を出て、最愛の恋人・砂原 唯を殺めた溝口 登を殺害し、疲労困憊で眠りにつく。翌朝目覚めると周囲の様子は昨日のままで、溝口もなぜか生きている。そしてまた今日も、岩森は復讐を繰り返していく。
(2024年、日本、上映時間:99分、PG12)
キャスト&スタッフ
出演:若葉竜也
伊勢谷友介、山下リオ、ジン・デヨン
松浦祐也、うらじぬの、澁谷麻美、川村紗也、夙川アトム
脚本・監督:荒木伸二
製作総指揮:木下直哉
プロデューサー:武部由実子
アソシエイトプロデューサー:椎井友紀子
音楽:渡邊 崇
音楽プロデューサー:緑川 徹
撮影:渡邉寿岳
製作:木下グループ
ギャラリー
予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公式X(旧Twitter):@PenaltyLoopfilm
公開表記
配給:キノフィルムズ
3月22日(金)、新宿武蔵野館、池袋シネマ・ロサほか全国公開
(オフィシャル素材提供)