オスカー俳優ラッセル・クロウが主演・監督を務めた『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』が、いよいよ3月1日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
『ヴァチカンのエクソシスト』(23)で実在の神父、『アオラレ』(21)ではあおり運転ドライバーなど、確かな存在感と類まれなる実力で不動の人気を誇る俳優クロウが本作で演じるのは、オンライン・ポーカー・ゲームの開発で莫大な富を得た億万長者。
ある日、クロウ演じる億万長者ジェイクは、長らく疎遠だった幼なじみを自身の邸宅に招待。大金を懸けたポーカー・ゲームを開催しようと提案する。最初は昔話に花を咲かせていた参加者たちだったが、いつしか冷や汗が流れ出し、発熱と吐き気に襲われてしまう。ジェイクは彼らに何をしたのか。ジェイクの狙いは復讐? それとも……。
突如、理由も告げられず集められた幼なじみたち。ゲームが進むにつれて見えてくる彼らの秘密とジェイクの関係。そこに予定外の侵入者まで現れ、事態は収拾不可能なパニックに陥っていく。
今回解禁となる動画は、映画プレゼンターの赤ペン瀧川が分かりやすく本作を解説するもの。まずは、簡単にどんな話かストーリーを紹介した後に、見逃さないでほしい注目ポイントを3つ提示。一つ目はベテラン俳優による緊迫感あふれる密室劇。主要な登場人物らの物語が進むにつれて、抱える秘密や問題について描かれると言及。二つ目は招かれざる珍客らによる大暴走。本作はラッセル・クロウ演じる主人公ジェイクの計画的な犯行が描かれるに違いないと思わせながら、予定外の侵入者により大パニックになっていく点に触れる。そして三つ目は人間ドラマ全盛り映画。描かれるのは長年の友情、もつれる痴情、親子の愛情といった、あらゆる人間ドラマが混在していることを紹介。本動画はネタバレなしでありながら、映画の要点をコンパクトにまとめており、観ようか迷っている方にお勧めしたい動画だ。ぜひ、結末はご自身の目で確認してほしい。
同時に解禁するのは、監督としてのラッセル・クロウを捉えたオフショット。自身にとっては共演者でもある役者たちに対して、真剣に指導する姿や、ほころんだ表情を浮かべる姿を写しており、監督としてのクロウがリラックスしたムードの中で撮影を行ったことが分かる。『ディバイナー 戦禍に光を求めて』(14)以来、本作が2度目のメガホンとなったクロウは、『ポーカー・フェイス/裏切りのカード』でさまざまな映画への愛を追求。冒頭は、『スタンド・バイ・ミー』(86)を思わせる、無鉄砲な少年らの青春時代をみずみずしく映し出し、時代が現代に切り替わると、先の読めないサスペンス感、侵入者により事態が変わっていくクライムスリラー感、秘密に迫る人間ドラマ感などあらゆるジャンルを盛り込んだ力作が完成した。
公開表記
配給:ナカチカピクチャーズ
3月1日(金)より TOHOシネマズ シャンテ ほか全国公開
(オフィシャル素材提供)