アスミック・エース配給にて、あるた梨沙による同名漫画を原作とした映画『明日を綴る写真館』(原作:あるた梨沙、監督:秋山 純、脚本:中井由梨子)が6月7日(金)より全国公開となる。
60年のキャリアを誇り、公開直前に80歳を迎える平泉 成が満を持して初主演を飾る本作。相手役には、来月5月15日にCDデビューを控えエンタメ界の注目を集める「Aぇ! group」に所属し、俳優としての活躍に期待が集まる佐野晶哉を抜擢。さらに佐藤浩市・吉瀬美智子・高橋克典・田中 健・美保 純・赤井英和・黒木 瞳・市毛良枝ら錚々たる豪華俳優陣が集結した。
この度、本作の情報解禁とともに、ポスタービジュアルと予告映像、各種コメントが解禁となった。
国民的お茶の間俳優・平泉 成、60年の俳優人生&80歳にして満を持しての初主演!
CDデビュー発表で大注目「Aぇ! group」所属の佐野晶哉と紡ぐ、ふたりの物語。
60年に渡る俳優人生の中で演じた役は数知れず、圧倒的なお茶の間認知で国民に親しまれる名優・平泉 成が、80歳にして映画初主演! 自身の趣味である写真撮影ともリンクするカメラマン役として、さびれた写真館を営む鮫島を演じる。一方、先日満を持してCDデビューが発表された大注目グループ「Aぇ! group」のメンバーであり、俳優としての活躍も期待される佐野晶哉が、本作のストーリーの主軸を担う相手役の大役に抜擢された。佐野が演じるのは、平泉演じる鮫島に弟子入りを志願する気鋭の若手カメラマン・太一。年齢も考え方も全く違うが、“自分に素直になれない”という共通点を持つふたり。人々の抱える“想い残し”のために奔走し、自分自身と向き合い、互いに影響し合いながら成長し、やがて思いもよらない奇跡を起こすさまを58歳差のふたりの競演で描く。この度の発表を受け、平泉 成・佐野晶哉のコメントが到着! 平泉は「いつの日かこんなことも……と60年、コツコツと積み重ねてきたつもりの俳優人生でした」と、あまりにも長いキャリアの中で初めてとなる主演作への喜びを切実に噛み締めており、一方、佐野は「成さんと鮫島さんの背中を重ね合わせながら太一と共に成長させていただきました」と、人生の大先輩である平泉との充実した撮影を振り返った。
佐藤浩市、黒木 瞳、市毛良枝ら超豪華俳優陣が平泉の初主演を祝すかのように集結!
若手気鋭キャスト陣との化学反応にも期待大!
ふたりの競演に加え、平泉の初主演を祝福するかのように超豪華俳優陣が大集結! ウェディングプランナーとして活躍する太一の母・冴絵役に黒木 瞳、鮫島の妻・桜役に市毛良枝、鮫島写真館に訪れる客・牧役に佐藤浩市、牧の妻・悦子役に吉瀬美智子、太一の父親役に高橋克典、街のケーキ屋を営むパティシエ・杉田役に田中 健、さらに美保 純や赤井英和など、錚々たるベテラン俳優が出演。佐野や嘉島 陸・咲貴・田中洸希(SUPER★DRAGON)といった若手気鋭キャストとの化学反応も見どころだ。
原作は、あるた梨沙による同名漫画。撮影見学に訪れたあるたは、「モニターを見つめる太一の表情、そこに声をかける鮫島さんの優しい声色。平泉さん、佐野さん、おふたりともイメージ通りに(イメージ以上に)キャラクターを表現してくれていて感動しました」と喜びのコメントを寄せた。企画・プロデュース・監督は、平泉と佐野も出演した映画『20歳のソウル』(22)でメガホンを取った秋山 純が務めた。
ビジュアル&予告編解禁!
好対照な鮫島(平泉)と太一(佐野)、人々の抱える“想い残し”の数々。
「被写体を撮ることだけが写真家の仕事じゃないだろ」……思いもよらない奇跡とは?
合わせてポスタービジュアルと予告映像も解禁。ポスタービジュアルでは、長年シャッターを切ることでさまざまな“人生”の瞬間を切り取ってきたベテラン・カメラマンの鮫島(平泉 成)と、気鋭の若手カメラマンとしての華々しいキャリアを捨てて鮫島に弟子入りした太一を上下に配置。年齢も価値観も異なるが、“素直になれない”という共通点を持つふたりが出会うことで、互いに影響し合い、成長し、徐々に未来が開けていく。
予告映像では、鮫島と太一の出会い、そして “想い残し”を抱えた写真館を訪れる人々の人生の瞬間が切り取られる。鮫島と出会う前は他人に関心を持たず淡々と写真を撮っていた太一だが、「音が鳴るんです。鮫島さんの写真は」と、鮫島が撮った写真に感銘を受け、弟子入りを志願。遺影を撮りたいと願い出る牧(佐藤浩市)や、ホスピスで療養生活を送る雪代(美保純 )らの人生に触れていく太一。「被写体を撮ることだけが写真家の仕事じゃないだろ」そう言って客の心残りや後悔に向き合う鮫島の姿勢を傍で見守るうちに、太一自身の過去への“想い残し”に対する気持ちが変化していく──。感情を露わにして涙を流す太一と、後悔の表情を見せる鮫島が抱える“想い残し”とは一体? それぞれの人生が交差したとき、感動のラストが待ち受ける。
誰もが抱えている人生の“想い残し”をテーマにした本作。“悔いのない未来”のために太一が踏み出した一歩。その先に続く思いのよらない奇跡に涙する、美しくて優しい感動作が誕生した。
本作の全国公開日は6月7日(金)となる。
コメント&プロフィール
平泉 成(鮫島武治 役)
秋山監督から「映画を一緒にやりましょう」とお誘いを受け、お話をお聞きしたところ、なんと主演での出演でした。いつの日かこんなことも……と60年、コツコツと積み重ねてきたつもりの俳優人生でした。
鮫島写真館に集う人々の優しくて心温まる愛情物語、そして何より私好みのシナリオでもありましたので「よろしくお願いします」とお返ししました。撮影が始まり、多くのスタッフ・キャストのみんなとパスだ、フェイントだ、ロング・パスだ、とまるでサッカーのような現場でしたが、秋山監督の大きな背中を皆で追いながら全力で走り抜きました。
佐野くんは素直でチャーミング、とてもとても良かったです。また若い頃から知っているベテラン俳優陣も快く出演してくださり、そのお芝居は深みを増した素敵なものでした。
人の温もり、人を想う心が物語の底にあり、きっとこの作品を押し上げてくれると思います。
どうか劇場に足をお運び楽しんでください。
平泉 成 PROFILE
1944年6月2日生まれ、愛知県岡崎市出身。1964年大映京都第4期フレッシュフェイスに選ばれ『酔いどれ博士』(66/三隅研次監督)で映画デビュー。以降、映画、テレビドラマ、ナレーターと幅広く活動、その個性的風貌からの存在は多くの人に愛されている。主な作品として、『書を捨てよ町へ出よう』(71/寺山修司監督)、『その男、凶暴につき』(89/北野 武監督)、『失楽園』(97/森田芳光監督)、『蛇イチゴ』(03/西川美和監督)、『花とアリス』(04/岩井俊二監督)、『誰も知らない』(04/是枝裕和監督)、『シン・ゴジラ』(16/庵野秀明総監督)、『天気の子』(19/新海 誠監督)、『マイスモールランド』(22/川和田恵真監督)などがある。秋山 純監督作品としては『20歳のソウル』(22)以来の出演。
佐野晶哉(五十嵐太一 役)
五十嵐太一役で出演させていただきますAぇ! groupの佐野晶哉です。
「またかならずやろう!」と言ってくださっていた秋山監督と中井さんの作品に、もう一度出演させていただき撮影期間は喜びの毎日でした。
日常に綴られている愛を思い出せる温もりに溢れた作品です。
成さんと鮫島さんの背中を重ね合わせながら太一と共に成長させていただきました。
この映画が皆さんの明日を彩る一枚になることを願ってます。
佐野晶哉 PROFILE
2002年3月13日生まれ、兵庫県出身。2019年より「Aぇ! group」のメンバーとして活躍しており、2024年5月15日にCDデビューが決定している。グループではドラムを担当。TVドラマやバラエティ番組への出演など多方面で活躍している。2022年に公開された映画『20歳のソウル』(22/秋山純監督)で映画デビュー。主な出演作に、映画『真夜中乙女戦争』(22/二宮健監督)、ドラマ「年下彼氏」(20/ABC)、「ジモトに帰れないワケあり男子の14の事情」(21/ABC)、「あなたのブツが、ここに」(22/NHK)などがある。
原作:あるた梨沙
映画化のお話をいただいたときは、驚きと喜びが同時に湧き上がりました。
まさか自分の漫画が映画化するなんて!の驚きと、私の漫画を見つけてくれてありがとうございます!の喜びです。
一度、撮影現場にもお邪魔したのですが、写真を確認するためにモニターを見つめる太一の表情、そこに声をかける鮫島さんの優しい声色。平泉さん、佐野さん、おふたりともイメージ通りに(イメージ以上に)キャラクターを表現してくれていて感動しました。
太一たちの仕事が、生活が、成長が、たくさんの方に観ていただけることを嬉しく思っています。
映画版「明日を綴る写真館」の公開、とても楽しみです!
あるた梨沙 PROFILE
鹿児島県出身。漫画家。カメラマンとしての勤務経験があり、その時の経験を活かした「明日を綴る写真館」(BRIDGE COMICS/KADOKAWA刊)で2018年に漫画家デビュー。その他の作品に「作ってあげたい小江戸ごはん たぬき食堂、はじめました!」(原作:高橋由太)、「7年後で待ってる」(原作:Fumi)がある。趣味はゲーム、食べることと犬が好き。
公開表記
配給:アスミック・エース
6月7日(金) 全国公開!
(オフィシャル素材提供)