イベント・舞台挨拶

『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』公開記念舞台挨拶

©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV ©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2024

 登壇者:戸田恵子、中尾隆聖、上戸 彩、アンパンマン、ばいきんまん、岡村隆史(特別出演)

 待望の映画最新作『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』は、ばいきんまんが愛と勇気の戦士に!? 森の妖精・ルルンがアンパンマン、ばいきんまんと力を合わせて<絵本の世界>を守る大冒険に出発する! 「ばいきんまん」が“X”でトレンド入りするなど、子どもから大人まで幅広い世代から注目を集めており、映画ならではのスケール感のあるストーリーにも注目だ。胸を熱くするシーンが満載で、感動や驚きも待っている本作は現在大ヒット上映中!

 この度、みんなのヒーロー<アンパンマン>役の戸田恵子、〈ばいきんまん〉役の中尾隆聖、本作のゲスト声優を務める<絵本の世界で森を守る妖精・ルルン>役の上戸 彩、<ルルンが守る大切な森をめちゃくちゃにしようと大暴れする、すいとるゾウ>役のナインティナイン岡村隆史んが揃って登壇! 超豪華“アンパンマン・ファミリー”が大集結し公開記念舞台挨拶を実施した!
 映画鑑賞前の観客の前にアンパンマンとばいきんまんが登場! 会場から割れんばかりの拍手と声援が送られる中、アンパンマンとばいきんまんによる楽しい掛け合いの後、改めてMCの呼び込みで戸田恵子、中尾隆聖、本作のゲスト声優を務めた上戸 彩、ナインティナインの岡村隆史が登場し公開記念舞台挨拶がスタートした。

 映画の公開を迎え、1988年の放送第1回からアンパンマンの声を担当している戸田は「今年も素敵な映画ができあがりました。ゲストに上戸 彩さん岡村隆史さんをお迎えして、“今世紀最大の一作”となっていると思います。皆様もこれからご覧になるかと思いますのでどうぞハンカチを用意してご覧いただければと思います」と映画の完成度に太鼓判を押し、そして上戸も「戸田さんもおっしゃっていましたが、大人の方はホロリと泣けてしまうシーンもありますので、ぜひ皆さんハンカチを準備してください!」と念願の映画『アンパンマン』シリーズへの出演が叶った本作の公開を喜んだ。

 そして、劇中で注目してほしいシーンや印象に残っているセリフなどを聞かれた戸田は「今回ばいきんまんが活躍するんですよ! いつもこれくらい活躍して欲しいなと思うわけですけども、とにかく今回はばいきんまんが活躍します。本当に窮地に追い込まれた時にばいきんまんが誰を呼ぶか?が重要なんですよね。もうバレバレなんですけどアンパンマンを呼ぶんですよね。素敵じゃないですか? 『アンパンマンを呼んで来い!』って泣けちゃうんですよね。いつもは敵対していますけど、リスペクトしてくれているんだなと感じます。そして、ゲストのお二方が果敢にチャレンジしてくださっていて、一つのセリフでいろんな感情を表現するのはすごくスキルが必要なんです。岡村さんはそれを見事に演じられていて、彩ちゃんのルルンもすごい可愛いし、切ないところも演じてくださっています。そんな素敵な作品になっています」と映画の見どころをコメント。
 中尾は「36年やっていて言ったことのないセリフがいっぱいあります。ルルンの『ばいきんまん、ここにいて!』っていうセリフが一番好きです! 上戸さんご本人に言われているようでキュンとして印象に残っています(笑)」と会場の笑いを誘いました。対して上戸さんは「私もアンパンマンで育った世代なので、ばいきんまんがヒーローになるのは私の中でも大ニュースだったんですけど、今回私が演じさせていただいているルルンは本当にいつも勇気がなかったり、泣き虫なんです。そんなルルンに対してばいきんまんが『俺もこんなにズタボロだけど、それでも立ち上がっていくんだ。だから頑張れ! 一緒に頑張ろう』って言ってくれるばいきんまんに励まされました」と本作の魅力を語った。

 岡村も「戸田さんにもお褒めいただけましたけど、『ぞぞぞ~』と言っているだけなんですけど、そこに変化をつけることが大変でした。いろんな『ぞ~』を皆さんに楽しんでもらえたらと思います。精一杯やらせていただきましたので、一番印象に残っているセリフは『ぞぞぞぞー!』です(笑)」と岡村演じるすいとるゾウの注目ポイントについてユーモアを交えながら答えた。

 また、映画『それいけ!アンパンマン』シリーズは小さいお子さんの映画館デビューを応援しており、会場にもたくさんの映画館デビューを果たしたお子さんがいることが分かり、上戸が「たくさんいらっしゃいますね、すごい! 私も今日子どもをこの会場に呼んでいて、この回で映画館デビューします!『アンパンマン』で映画館デビューをしてもらえたっていうのは本当に本望ですし、幸せです。映画『アンパンマン』は明るいまま観れたり、騒いでも大丈夫だったりと優しい映画になっていて、映画館デビューにぴったり合っていると思うので多くの方に観ていただきたいです」と自身のお子さんの映画館デビューを映画『アンパンマン』で迎えられたことに感動した様子。
 そして、岡村のお子さんも今回の舞台挨拶回で映画館デビューを果たしたようで、「今日、初めて映画館デビューするというので、この映画には子どもに向けたメッセージも入っていると思うので、なんでも嫌だ嫌だと言ったり、何かできないというようなことがあっても映画を観終わったあとに頑張ろうとか思ってくれるかもしれないですよね。『すいとるゾウ2』、『すいとるゾウ3』とシリーズが続くかもしれないのでご近所の方にもお勧めして欲しいです(笑)。何回も観て欲しいですね!」と“すいとるゾウ”シリーズ制作のために客席に猛アピールし、大きな笑いを誘った。

 そして、MCが映画『アンパンマン』としては初めての試みで、大人も楽しめる夜の試写会“アンパンマンナイト“が開催され大盛況を呼んだことに触れると、上戸は「すごいですね! 私も知らなかったので行きたかったです! 試写会に参加された方の『お土産もいっぱいで最高だった!』というコメントもみましたよ!」と関心を寄せ、岡村からは「いろんな“○○ナイト“があっていいと思います。青いドレス・コードで“すいとるナイト”とか(笑)。あとはアンパンマン・カラーのドレスで“アンパンマンナイト”、パープルで決める“ばいきんまんナイト”とかね」と逆提案も飛び出した。

 そんな和気あいあいとした温かい雰囲気の中、公開記念舞台挨拶が盛り上がりを見せているとMCから、「実は7月3日にお誕生日を迎えられる方がいます!」と呼びかけがあり、大きな手拍子とともに戸田、上戸、中尾、そして満員の観客から「ハッピーバースデー♪」と大合唱のサプライズ! 川越 淳監督によって描かれたすいとるゾウと岡村のイラスト色紙、アンパンマン・キッズ・コレクションTシャツ、すいとるゾウカラーの花束が贈られた岡村は「嬉しいです! ありがとうございます! すいとるゾウのグッズがどこにも売っていなかったので嬉しいです! こんなことをしてもらえると思ってなかったので……、歌まで歌っていただいてありがとうございます!」と満面の笑みを浮かべて感謝を伝えた。

 最後に戸田が「やなせたかし先生は常々、『人生は“喜ばせごっこ”。戸田さん、人が喜ぶことをやりなさい』とおっしゃってくださいました。今回は特にアンパンマンとばいきんまんが力を合わせてやっていくという前代未聞のストーリーになっているので、皆さんも誰かのために何かをするんだ、力になるんだ、ということを思って『アンパンマン』のことを応援していただけたらと思います」と作品に込めた思いを述べて、イベントは、終始温かい空気に包まれて大盛況のうちに幕を閉じた。

公開表記

 配給:東京テアトル
 大ヒット上映中!

(オフィシャル素材提供)

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