登壇者:結川あさき、矢野妃菜喜、日野まり、鈴代紗弓
「週刊少年ジャンプ」にて、『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』を手掛けた人気作家・松井優征の最新連載作品『逃げ上手の若君』。累計発行部数は300万部を突破しており、第69回小学館漫画賞を受賞。そんな今作のTVアニメがいよいよ7月6日(土)23:30より放送開始となる。
7月2日(火)、キャスト4人が登壇した舞台挨拶が開催された。
主人公・北条時行を演じた結川自らが、MCとして逃若党のメンバーを呼び込みスタートした第1話先行上映会。
この日、先行上映会に登壇した日野と鈴代は第1話を見た感想を聞かれると、鈴代は興奮気味に「すごすぎませんでしたか? アフレコの時から楽しみにしていたんですが、色の鮮やかさも、演出面もずっと力が入っていて、瞬きすることを忘れちゃうくらいでした」と大絶賛し「劇場で毎週やって欲しいくらい!」と話すと会場からは再び拍手が起こった。日野は本編を見て大泣きしたと明かし「時行が戦に行く前の服の色、こんな色しているんだ! こんなに鮮やかで艶やかで美しいんだというところに感動しました」と話した。矢野は「音とか、より一層伝わったと思うんです。劇伴がめちゃめちゃ良くて、より良い環境で観られた皆さんが本当に羨ましいです!」と力強く語り、「皆でできる限り大きなスクリーンで観ましょう!」と結川がメンバーに向け音頭を取る場面も。
話はオープニング・テーマ、エンディング・テーマについても及び、鈴代はエンディング・テーマについて「ちょっと意外だった」と明かしつつ、「出来上がった本編を観て、『逃げ若』の感じがすごい入っているなと思ったので、(OP・ED映像を観て)早くこっち側に来て欲しいですね」と話した。結川は「いまにも歌い出しそうですが、控え室でも4人でいると気づいたら歌ってるんですよね。踊り出したくなるくらいの曲なので楽しみにして欲しい」と舞台裏での様子も話した。
話は原作についても及び、鈴代は「歴史の勉強が得意じゃなくて」と学生時代を振り返りつつ「歴史に対して敷居が高いイメージがあったんですが、『逃げ若』に出会って歴史ものの作品のイメージが180度変わるくらいめちゃめちゃ面白くて。歴史の背景も史実に基づいているので、もっと早く作品に出合っていたかった」と語った。矢野は「おじ様キャラが分かりやすい、覚えやすいよね」と話し、日野も「この人、ここでこうなるの!?って思うことありません?? 毎回、ここからどうなるのかってすごい気になる終わり方をする」と興奮気味に語った。
アフレコは既に終了しており、逃若党を演じる4人はそれぞれのキャラクターについて演じるにあたってのこだわりや意識した部分についても触れ、鈴代は亜也子を演じるにあたり「オーディションの頃から振り幅を求められていた印象があった」と振り返り、ギャグ要素の引き出し加減の塩梅を意識したそう。「亜也子は天真爛漫なんですが、戦っている時はめちゃめちゃ格好良くて、頼りになるところが自分的にはアホにならないように、空っぽの元気さじゃなくて、頼りになる元気さは意識して演じていた部分です」とこだわりを明かした。弧次郎を演じた日野は難しさを感じていたと明かし「弧次郎はいろんな要素がバランス良く配合されていて。カッコよくて頭が良くて、クールで、でも子どもらしさもあって。掴むのに苦労して、今もまだ掴み切れているか分からないんですが、慎重に慎重に、心を重ねていった感じがあります。皆さんにどう映るか、緊張でもあり楽しみでもあります」と語った。
矢野は「雫は可愛らしい見た目なので、可愛くしたいという方針があったのですが、神様に仕えるものとして、ミステリアスな部分を引き出さなきゃいけなかったので、難しい部分がありました」と寡黙なキャラクターだからこその難しさを上げ、結川は「アフレコではひたすら、時行が逃げているときの興奮した姿や楽しいと思っている姿が伝わればいいなと思っていました。多くの方は逃げているとき楽しいなんて思っていないと思うんですが、死がここにあると楽しくなる、というのが時行ならではなので、そこをどう伝えるのか考えながら進めていました」と話した。
イベントの最後には、鈴代が「オーディションから楽しく挑ませていただいたので、皆さんの前に立てて嬉しく思っております。スタッフ、キャスト一同高い熱量で挑ませていただきました。時行がどう生きていき、どう伝説になるのか、その目で確認していただければと思います」、日野は「スタッフ・キャスト一同、本当に愛情と熱意を持って制作に挑んできました。私もかなりドキドキしていますが、ぜひ皆さんもまたTVの前で固唾を吞んで見ていただければと思います」、矢野は「前回のプレミア上映会に松井先生がいらっしゃっていて、なんでもっと作品を褒めないんだって怒られちゃったんです(笑)。それくらい気合の入った作品になっています。オープニング、エンディングが入るとまた印象が変わると思いますので、放送を楽しみにしていただければと思います」、結川は「ついに第1話を皆さんにお届けできて嬉しいです。アニメ作品で初めてオーディションで合格をいただいて、収録から皆さんにお届けできるまで、長いようで短いような、あっという間でした。『逃げ上手の若君』いかがでしたか? ここから新たなメンバーが加わり、時行がどう成長してどんな表情で逃げてくれるのか楽しみにしていてください!」と挨拶し、イベントは幕を閉じた。
「逃げ上手の若君」作品概要
放送情報:2024年7月6日より毎週土曜日23:30〜TOKYO MXほかにて放送開始
【放送局】
TOKYO MX:7月6日(土)より 毎週土曜 23:30〜
とちぎテレビ:7月6日(土)より 毎週土曜 23:30〜
群馬テレビ:7月6日(土)より 毎週土曜 23:30〜
BS11:7月6日(土)より 毎週土曜 23:30〜
MBS:7月6日(土)より 毎週土曜 26:08〜
RKB毎日放送:7月9日(火)より 毎週火曜 25:58〜
長崎文化放送:7月10日(水)より 毎週水曜 25:18〜
宮崎放送:7月10日(水)より 毎週水曜 25:26〜
愛媛朝日テレビ:7月10日(水)より 毎週水曜 25:50〜
HTB北海道テレビ:7月10日(水)より 毎週水曜 25:55〜
テレビ新潟:7月10日(水)より 毎週水曜 25:59〜
中京テレビ:7月10日(水)より 毎週水曜 25:59〜
北陸放送:7月10日(水)より 毎週水曜 26:00〜
静岡放送:7月10日(水)より 毎週水曜 26:15〜
大分放送:7月10日(水)より 毎週水曜 26:25〜
IBC岩手放送:7月10日(水)より 毎週水曜 26:28〜
テレビユー福島:7月11日(木)より 毎週木曜 24:59〜
鹿児島放送:7月11日(木)より 毎週木曜 25:20〜
琉球朝日放送:7月11日(木)より 毎週木曜 25:20〜
さくらんぼテレビ:7月11日(木)より 毎週木曜 25:25〜
東日本放送:7月11日(木)より 毎週木曜 25:31〜
信越放送:7月11日(木)より 毎週木曜 25:42〜
秋田朝日放送:7月11日(木)より 毎週木曜 25:50〜
青森放送:7月11日(木)より 毎週木曜 25:54〜
RSK山陽放送:7月11日(木)より 毎週木曜 25:55〜
広島テレビ:7月11日(木)より 毎週木曜 25:59〜
テレビ山口:7月11日(木)より 毎週木曜 26:00〜
チューリップテレビ:7月12日(金)より 毎週金曜 25:53〜
熊本放送:7月12日(金)より 毎週金曜 25:53〜
テレビ山梨:7月12日(金)より 毎週金曜 26:55〜
アニマックス:7月27日(土)より 毎週土曜20:30~
リピート: 7月2日(日) 毎週日曜9:30~
【配信】
7月6日(土) 24:00~ 毎週土曜日24:00~
Prime Video
7月9日(火) 12:00~ 毎週火曜日12:00~
dアニメストア/dアニメストア/FOD/ABEMA/U-NEXT/アニメ放題/バンダイチャンネル/Hulu/Lemino/Netflix/TELASA(見放題プラン)/J:COM STREAM(見放題)/auスマートパスプレミアム/milplus見放題パックプライム/DMM TV/WOWOWオンデマンド/アニメタイムズ/Disney+
※ 配信日時は編成の都合等により変更となる場合がございます。予めご了承下さい。
スタッフ
原作:松井優征(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
監督:山﨑雄太
シリーズ構成:冨田頼子
キャラクターデザイン・総作画監督:西谷泰史
副監督:川上雄介
プロップデザイン:よごいぬ
サブキャラクターデザイン:高橋沙妃
色彩設計:中島和子
美術監督:小島あゆみ
美術設定:taracod/takao
建築考証:鴎 利一
タイポグラフィ:濱 祐斗
特殊効果:入佐芽詠美
撮影監督:佐久間悠也
CGディレクター:有沢包三/宮地克明
編集:平木大輔
音響監督:藤田亜紀子
音楽:GEMBI/立山秋航
音響効果:三井友和
制作:CloverWorks
キャスト
北条時行:結川あさき
雫:矢野妃菜喜
弧次郎:日野まり
亜也子:鈴代紗弓
風間玄蕃:悠木 碧
吹雪:戸谷菊之介
諏訪頼重:中村悠一
足利高氏: 小西克幸
イントロダクション
少年は逃げて英雄となる―――
鎌倉幕府滅亡から始まる一人の少年の物語
『魔人探偵脳噛ネウロ』『暗殺教室』の松井優征が描く、「週刊少年ジャンプ」で大人気連載中の歴史スペクタクル漫画がついにアニメ化!
鎌倉幕府滅亡の後、北条家の生き残り・北条時行が動乱の世を駆け抜ける! アニメーション制作は『ぼっち・ざ・ろっく!』などを手掛ける「CloverWorks」が担当、監督は『ワンダーエッグ・プライオリティ』で副監督を務めた山﨑雄太、シリーズ構成に『その着せ替え人形は恋をする』の冨田頼子、キャラクターデザインに『劇場版ポケットモンスター ココ』で総作画監督を務めた西谷泰史など奇才たちが集結し、美麗かつ迫力の映像で歴史の一片を紡ぐ!
プロローグ
時は西暦1333年、武士による日本統治の礎を築いた鎌倉幕府は、信頼していた幕臣・足利高氏の謀反によって滅亡する。全てを失い、絶望の淵へと叩き落とされた幕府の正統後継者・北条時行は、神を名乗る神官・諏訪頼重の手引きで燃え落ちる鎌倉を脱出するのだった……。逃げ落ちてたどり着いた諏訪の地で、信頼できる仲間と出会い、鎌倉奪還の力を蓄えていく時行。時代が移ろう大きなうねりを、「戦って」「死ぬ」武士の生き様とは反対に「逃げて」「生きる」ことで乗り越えていく。
英雄ひしめく乱世で繰り広げられる、時行の天下を取り戻す鬼ごっこの行方は――。
WEB
公式サイト:https://nigewaka.run(外部サイト)
公式X:@nigewaka_anime(推奨ハッシュタグ:#逃げ若)
原作情報
既刊1~15巻 発売中(集英社「週刊少年ジャンプ」連載)
16巻 2024年7月4日(木)発売
(オフィシャル素材提供)