石丸伸二氏をモデルとした政治エンタメ映画が満を持して公開することが決定した。
公開情報と共にポスタービジュアル、予告編が公開された。
スター映画でもアニメ原作でもシリースものでもない。
無謀ともいえるこの賭けの結果は? なぜ今この作品を世に産み落とすのか……。
映画は時代が産み落とす生き物、また観客やメディアによって育てられるもの。
その反応は? この作品がどのような結果を出すのか、全く予測不能!
どうか、この作品の結末を劇場で自らの目で確かめて欲しい。
【ブラックユーモア溢れる政治エンターテイメント!】
この映画のストーリーは石丸伸二氏をモデルとした主人公、高村誠也が市長選挙に立候補することを思い立ったところから始まる。そこからは現実と並走した「フィクション」だ。
敢えてフィクションと謳うことによって、人間と政治を深堀りし、ブラックユーモア溢れる政治エンタメ映画にした。そしてこの映画のEndマークは都知事選の現実の結果である。
【原作は、今そこにある現実】
この映画『掟』は劇映画でありながら現在進行形の現実に並走するように制作された。
そして都知事選の開票結果が出た直後に完成、情報解禁という現実への密着ぶりは異例中の異例である。
企画が立ち上がり検討に入ったのが3月。安芸高田市の石丸伸二市長をモデルとした劇団トラッシュマスターズの2月公演「掟」、その脚本を映画プロデューサー奥山和由が目にしたところから企画が立ち上がった。
演出家、中津留章仁による戯曲。政治に対する深い洞察力を持った鋭い表現に惹かれたという。
さらにブラックユーモアに溢れるエンタテインメントとして見事な成立を果たしている。この脚本を映像化して、現在進行形の現実のコンセントに繋いだ映画を作ってみたいと。そこからは迷うことなくアクセルを踏み続ける。
設立されたばかりの配給会社サンタバーバラピクチャーに持ち込み、最も早いタイミングでスタートをきれる劇場探しを依頼。そして8月30日公開初日が実現。
プロデューサーの奥山は言う。「この企画はタイミングが命。世の中の政治に対する問題意識が芽生えるはずの都知事選、その時を外してしまったら作る意味のない企画」かくして製作から公開までが超高速で実現、なんと企画検討から公開まで半年をきるという異常事態だ。まさに賭けである。スター映画でもアニメ原作でもシリースものでもない。
無謀ともいえるこの賭けの結果は? 映画は時代が産み落とす生き物、また観客やメディアによって育てられるもの。その反応は? どのような結果が出るのか、全く予測不能!
《映画プロデューサー 奥山和由 プロフィール》
代表作『ソナチネ』『GONIN』『226』『ハチ公物語』『その男、凶暴につき』『いつかギラギラする日』『地雷を踏んだらサヨウナラ』など。
また『うなぎ』でカンヌ国際映画祭パルムドール賞、『ハチ公物語』『外科室』で2度の藤本賞、エランドール賞など受賞多数。
監督、脚本家としても『RAMPO』で日本アカデミー賞優秀監督賞、脚本賞、他海外の映画賞を多数受賞。そして、映画ファウンドなどの立案による出資形態の改革を推進し、北野武、竹中直人、秋元康、坂東玉三郎から行定勲、藤井道人まで新人監督の発掘育成に尽力したことでも知られる。
スクリーン・インターナショナル誌100周年記念号では日本人唯一人、世界の映画人100人に選ばれた。
《監督 中津留章仁 プロフィール》
劇作家・演出家。1973年生まれ。大分県出身。
TRASHMASTERS主宰2000年にTRASHMSTERSを旗揚げ。
以降、全ての作品において劇作・演出をつとめる。
現代社会の抱える問題点と、魂を揺さぶる骨太な人間ドラマを描く作風が持ち味。
『掟』上映劇場
8月30日(金)より公開
kino cinema新宿(東京)
kino cinema 横浜みなとみらい(神奈川)
kino cinema 立川高島屋SC館(東京)
チネチッタ(神奈川)
kino cinema 天神(福岡)
9月13日(金)より公開
大阪ステーションシティシネマ(大阪)
京都シネマ(京都)
シネ・リーブル神戸(兵庫)
八丁座(広島)
10月4日より(金)公開
サツゲキ(北海道)
キャスト&スタッフ
キャスト:森下庸之、小杉勇二、藤木久美子、山本龍二、葛西和雄/星野卓誠、倉貫匡弘、斉藤深雪、森川由樹、杉本有美/佐々木梅治、清水 伸、伊藤洋三郎/辰巳琢郎 渡辺哲
企画・製作:奥山和由
音楽:高畠洋
脚本・監督:中津留章仁
撮影:吉沢和晃
プロデューサー:豊里泰宏
製作:チームオクヤマ
制作プロダクション:シンクイ
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
配給:Santa Barbara Pictures
8月30日よりkino cinema新宿ほか全国順次公開!
(オフィシャル素材提供)