映画『カミノフデ ~怪獣たちのいる島~』の完成披露上映会の開催が発表され、併せて撮影メイキング動画が解禁となった。
映画公開を目前に控えた7月18日(木)に、TOHOシネマズ日比谷にて完成披露上映会の開催が決定した。鈴木梨央、楢原嵩琉、釈由美子、佐野史郎ら出演者たちと、村瀬継蔵 総監督、佐藤大介 特撮監督が映画上映前トークに登壇予定。チケットはTOHOシネマズ日比谷のHPにて本日より販売開始。その他の詳細は、映画公式SNSやHPにて告知される。
併せて、今回解禁されたメイキング動画には、福島県須賀川市のながぬまラボで撮影された特撮パートの撮影風景が映し出されている。「特撮の神様」とも称される円谷英二監督の出身地である須賀川市では、須賀川特撮アーカイブセンターを中心に特撮文化を後世に伝えていく取組を行っており、本作もこの地で撮影されることになった。撮影には、田口清隆氏が講師を務める「すかがわ特撮塾」の子どもたちも参加。ヤマタノオロチの首の操演を担当し、自然な動きを見事に演出してみせた。その他、ヤマタノオロチが街を襲うシーンでは、実際にビルやガソリンスタンドの模型を爆破することで、火の手が上がる様子が見てとれる。CGとは違い、実物があることによる迫力は、映像越しでもひしひしと伝わってくる。完成した映画の本編を観る楽しみが増えるような貴重な映像の解禁となった。
「ゴジラ」シリーズや「大怪獣ガメラ」、「仮面ライダー」などの造形を手掛け、怪獣造形の礎を作ったと言われているレジェンド、村瀬継蔵。映画「カミノフデ ~怪獣たちのいる島~」は、そんな村瀬が1970年代に香港のショウ・ブラザーズに依頼され書き留めたプロットを基にしたオリジナル・ファンタジー作品。「仮面ライダー」以降の“変身ブーム”を支えた高橋 章や『ゴジラ』平成VSシリーズの西川伸司ら、村瀬と同時代を生きた屈指のクリエイターたちが本作のために集結した。伝説の生物「ヤマタノオロチ」など、すべてを着ぐるみ・ミニチュアによるアナログ特撮で表現しつつ、最新鋭のカメラとレンズ効果や合成技術を用いることによって、CGとは異なる味わい深い世界観を作り上げている。本作には、鈴木梨央や楢原嵩琉といったフレッシュな若手俳優に加え、斎藤 工、佐野史郎、釈由美子、樋口真嗣監督といった特撮作品に縁のある豪華キャストも参加。また、国民的アーティスト、DREAMS COME TRUEが主題歌「Kaiju」を本作のために書き下ろしている。
映画『カミノフデ ~怪獣たちのいる島~』は、7月26日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて順次全国公開。
公開表記
配給:ユナイテッドエンタテインメント
7月26日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて全国公開!
(オフィシャル素材提供)