イベント・舞台挨拶

『あのコはだぁれ?』最速プレミア上映イベント

©2024「あのコはだぁれ?」製作委員会

 登壇者:渋谷凪咲、早瀬 憩、山時聡真、穂紫朋子、清水 崇監督

 夏休みの学校を舞台に、そこにいるはずのない“あのコ”が怪奇を巻き起こす学園ホラー『あのコはだぁれ?』。7月19日の公開を前に、この夏一番怖い本格ホラーをいちはやく体感できる、最速プレミア上映イベントが開催された。Jホラーを牽引する清水 崇監督が手掛ける期待の新作というだけに、映画ファンからコアなホラー好きまで多くの観客が集結。MCの呼びかけによりキャストと監督が登場すると、盛大な拍手で迎えられた。

 会場を見渡した渋谷は「今日はお越しいただきありがとうございます。蒸し暑い日々が続きますが、ひやっとして帰ってください!」と満面の笑みで挨拶。早瀬も「完成した映画を一足先に観ていただけることで、反応が楽しみ」と続け、山時も「本日はお越しいただきありがとうございます、よろしくお願いします」、穂柴は「今日はこんなにもたくさんの方に映画を観ていただけると思うと嬉しい気持ちです」とコメント。そしてメガホンを執った清水監督は「今日は皆さんがドレッシーな衣装の中、ひとり大人なのに、落ち着かない格好ですみません(笑)。今日はよろしくお願いします」と挨拶。渋谷、早瀬、穂柴は舞台挨拶の直前まで緊張を紛らわすために手をつないでいたそう。そんなホラー映画にも関わらずアットホームな雰囲気の中、イベントは幕をあけた。

 今年の3月に撮影が始まり、つい先週完成したばかりの本作。清水監督も、こんなに制作から公開までの期間が短い作品は経験がないという。今回、映画初主演を務めた渋谷は「撮影は1ヵ月ちょっとで、本格的な演技経験もなくて毎日が必死でした。番組でもいろいろ宣伝したのですが、強力な味方ができたんです。かまいたちの山内さんがYouTubeで勝手に宣伝してくれて本当に感謝しています(笑)。試写会も観にきてくれて、Jホラー面白かったと感想をいただきました。凪咲はホラー女優で生きていけるとお墨付きつきをもらいました!」と、宣伝隊長の存在を明かした。清水監督も「25年監督をやってきて、こんなに短期間で制作したのは初めて。おそろしい状況でした」と怒涛の日々を振り返った。

 ここで、学校を舞台にした本作にちなみ、黒板風のフリップを使いトークを繰り広げた。最初のテーマは、夏休みの学校で、怪奇に巻き込まれる学園ホラーということで、「この夏、挑戦したいこと」を発表。

 早瀬「人生初のおばけやしき。怖いのが苦手なので、一度も入ったことがありません。今作を機に克服できた気がするので挑戦してみたい」。

 山時「スイカ割り。一度もやったことがないので、この夏はスイカ割りにいきたいと思います」。

 渋谷「私もスイカが大好きで。父がしっかりした人なので、ベッドの下に木刀がある家だったので、割り方も体に馴染んでいます(笑)」。

 穂紫「脱大食い。私、胃袋がブラックホールなんです。無限に食べれちゃう。夏は肌を露出する機会が多いので食事制限を頑張っています」。

 清水監督「同日公開のホラー映画がおもしろいか確かめたい。同日公開のホラーが3作あるのですが、他がどれだけおもしろいか確認したいです。この作品はこんなに短期間で制作しましたので……」。

 渋谷「サーフィン。私はこう見えて意外とアクティブなことが好きで運動神経も意外と良くて。ぜひ今年の夏はサーフィンで波に乗って新しい夏を楽しみたいです」。

 早瀬「凪咲さんは本当にアクティブで、走るシーンでは、早すぎて追いつけなくて」。

 続いて、キャッチコピーにもなっている“この教室には、いないはずの生徒”の謎に気づいた、渋谷さん演じる臨時教師と生徒たちが、ある衝撃の事実にたどり着く物語に沿い、「衝撃の事実だったこと」を聞いた。

 早瀬「ホラーの現場は怖くないということです。台本を読んだイメージだと、現場もドロドロした感じなのかと思ったら明るい方たちばかりで。監督の人柄が現場をつくっていたんだなと思いました」。

 山時「最近まで美男美女(びなんびじょ)を美男美女(びだんびじょ)だと思っていたんですよ。タイピングのテストを受けたときに反応しなくて。19歳になってはじめて正しい読み方を知りました(笑)」。

 穂紫「上京してきたばかりの時、銀座は新宿の中にあると思っていました。新宿区・銀座だと思っていて(笑)」。

 清水監督「僕はやっぱり、渋谷さんをはじめ、早瀬さん、山時さんたちがホラーを選んでくれたということです」。

 渋谷「校長先生役の今井あずささんの飴ちゃん、です。これはどういうことかというと、今井さんはとても明るい方なんですが、シリアスなシーンでのど飴をなめていて。撮影がはじまると、口に入れた飴を出して、また袋に戻したんです(笑)。しっかり最後まで食べるんだなって、こんなすてきな女性になりたいって思いました(笑)」。

 キャスト陣の予想を上回る珍回答が飛び出し、会場の笑いを誘う中、そろそろイベントも幕引きに。最後に渋谷は「いよいよ公開になります。皆さんにはじめて観ていただくので、どんな反応があるのかわくわくしています。清水監督が作る世界観がすごいなと改めて感じたので、いろんな展開や仕掛けを楽しんで」と呼びかけ、清水監督も「これから怖い映画を観ていただきますが、僕はお笑いが好きなので、実はコメディ・モチーフもある。おもしろいと思ったところは笑ってもらってかまわないし、怖いところは、キャーキャーいいながら観てください。冒頭から出てくる“あのコ”。実は登場人物によってそれぞれのあのコを潜ませています。映画の後半になって分かるあのコも。何度でも観ていただけたら嬉しいです」といい、終始和やかでキャスト陣の笑顔に溢れたイベントは終了した。

公開表記

 配給:松竹
 7.19 みいつけた

(オフィシャル素材提供)

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