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「なら国際映画祭2024」9月20日(金)~9月23日(月)開催!木村浩康が手掛けるポスタービジュアル解禁

 「なら国際映画祭」は奈良の平城遷都1300年目となる2010年に、映画作家の河瀨直美をエグゼクティブディレクターに迎え始まり、2年に1回開催される映画祭。インターナショナルコンペティションをはじめ、NARA-wave学生部門コンペティションを軸に、「ユース映画制作ワークショップ」作品、また、なら国際映画祭オフィシャルパートナーであるベルリン国際映画祭ジェネレーション部門推薦作品、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア推薦短編作品など魅力的な映画が集結し、実施される。第8回目の開催となる「なら国際映画祭2024」は、9月20日(金)から9月23日(月)までの4日間開催される。

 本年のポスタービジュアルは、クリエイティブコレクティブ「ライゾマティクス」に所属するアートディレクター・木村浩康氏が手掛けた。2つの対になるオブジェクトが重なり合うことで、新たなパターンが生まれる本年のテーマ「Dialogue with_」を表現したビジュアルとなっている。木村氏は、「2つの対になるオブジェクトは異なる“パターン=立場・意見”を持ち、2つが重なり合うことで新たな“パターン=発見”が生まれます。形状やパターン、対になるオブジェクトの距離を変えることにより、さまざまな対話のかたちを表します」とコメント。映画祭と古都・奈良を盛り上げるにふさわしいビジュアルとなった。

木村浩康 コメント全文

 対話とは異なる意見を持つもの同士がお互いの理解を深めるために行うコミュニケーションです。テーマ「Dialogue with_」から、その様子をビジュアル・アイデンティティとして表現しました。
 2つの対になるオブジェクトは異なる“パターン=立場・意見”を持ち、2つが重なり合うことで新たな“パターン=発見”が生まれます。しかし、これはとある対話の一部を可視化したもので、無数にある可能性の一つに過ぎません。意見の違いなどから、答えがでない対話もあります。
 形状やパターン、対になるオブジェクトの距離を変えることにより、さまざまな対話のかたちを表すデザイン・システムです。

<プロフィール>
 Rhizomatiks / Flowplateaux・アートディレクター / Webデザイナー
 技術と表現の新しい可能性を探求し、研究開発(R&D)要素の強い実験的なプロジェクトを中心に、人とテクノロジーの関係について研究しながらデザイン・プロジェクトや作品制作を行うクリエイティブ・コレクティブ「ライゾマティクス」に所属するデザイナー。デザイン・ワークにおいては、印刷物からオンスクリーン(デジタル・メディア)まで一貫したアート・ディレクションを手掛ける。文化庁メディア芸術祭最優秀賞など多数受賞。

河瀨直美(なら国際映画祭エグゼクティブディレクター)コメント

 かねてからの夢は多くの世界遺産を有する故郷奈良に世界中の人々が集い、交流する国際映画祭の実現でした。「なら国際映画祭」で世界中の多くの人々が、奈良で出会い、奈良のすばらしさを知ってほしいと願ったからです。映画祭の体験、映画祭での出会いが特に若い世代に希望やチャンスをもたらす未来をカタチづくると信じています。
 この度、第8回目のなら国際映画祭は開幕を迎えます! 2年に一度の開催なので2010年に始まった本祭からは14年が経過したことになります。
 がむしゃらに奈良に良質な国際映画祭を創りたいと駆け抜けた14年。様々な壁を乗り越えて共に集える仲間が秋の奈良で再び逢えることを楽しみにしています。

「なら国際映画祭2024」 開催概要

◆開催日:9月20日(金)~9月23日(月)
     9月20日(金) オープニングセレモニー/9月23日(月)クロージングセレモニー
◆場所:奈良市ならまちセンター市民ホール/多目的ホール
    奈良公園バスターミナルレクチャーホール
◆内容:インターナショナル コンペティション/NARA-wave(学生部門短編コンペティション)
     ユースシネマプロジェクト/NARAtive/NARAtiveJr/特別招待作品

(オフィシャル素材提供)

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