イベント・舞台挨拶

『ブルーピリオド』POP-UP STORE オープニングイベント

©山口つばさ/講談社 ©2024映画「ブルーピリオド」製作委員会

 登壇者:眞栄田郷敦、WurtS

 2017年6月に月刊アフタヌーンで連載が開始すると瞬く間に、「TSUTAYAコミック大賞」「このマンガがすごい!」など国内の主要漫画賞にノミネートされ「マンガ大賞2020」を受賞するなど国内外で絶賛、アニメ化やYOASOBI「群青」とのコラボレーションでも話題を集め、累計発行部数は700万部を超える大人気傑作漫画「ブルーピリオド」(作:山口つばさ)を、主演に眞栄田郷敦を迎え、萩原健太郎監督で実写映画化! 本作の情報解禁前に出演キャストによる匂わせ投稿「#青の渋谷」がXトレンド入り、ネットニュースが100万PV超を記録するなど若年層を中心に大いに盛り上がる中、実写映画化と主要キャスト陣が解禁されると、「映画化嬉しすぎて泣きそう」「キャストまんますぎてびっくり!」と喜びの声が上がり、直後に実施したライブ配信ではXトレンド入り、ライブ配信総視聴数100万回超など、大きな話題を呼ぶ本作の公開日は2024年8月9日(金)に決定!

 この度、映画公開を2週間後に控えた7月24日(水)にPOP-UP STOREオープニングイベントが実施された。本作の主人公・矢口八虎を演じた眞栄田郷敦と、本作の主題歌を担当し、今若者を中心に絶大な人気を誇る2024年最注目のアーティストWurtSが登壇した! イベント直前には眞栄田郷敦が原宿の竹下通りにサプライズ登場。突然の登場に、その場にいた原宿の若者たちは大興奮! イベントでは、2人がPOP-UP STOREのグッズや映画の魅力、主題歌の制作秘話などたっぷりと語った。そして、WurtSが本作のために書き下した主題歌“NOISE”をアコースティック・バージョンで生歌唱し、オープニングイベントを熱く盛り上げた。

 夏休みが始まり大賑わいの竹下通りにサプライズ登場した、主人公・矢口八虎を演じた眞栄田郷敦。学生が集まるまちということで、放課後のエピソードや夏休みの思い出を語りながら竹下通りを歩き、その場に居合わせた若者たちは、眞栄田の突然の登場に大熱狂だった!

 POP-UP STOREのオープニングイベントがスタートし、原宿にちなみ夏休みの竹下通りの思い出を聞かれると「学生時代は竹下通にくることが考えられなかったです」と、WurtSは「僕は陰キャだったんで、これなかったですね(笑)」と話し会場を笑わせた。
 POP-UP STOREはオリジナルグッズの販売はもちろん、ここでしか観られない写真や絵画の展示など『ブルーピリオド』の世界観に浸れる内容となっており、会場を見渡し、眞栄田は「ブルーピリオド展も行かせていただいたので、映画版ができてテンション上がりますね」と話し、WurtSは「メイキングの写真があったり、映画の中に出てくる絵があったりとかして、より世界観を楽しめる展示になっているなと思います」とコメントした。
 全国公開に先駆けて本編を観た人からは早速大絶賛の声が上がっており、試写会では満足度95%という驚異的な評判に主演の眞栄田は「すごい広まっているなという感覚がありますね。まずはこの映画のことを知ってもらうことが大事だと思うので、あと2週間もっと盛り上げていきたいですね」と公開に向けて意気込みを語った。WurtSは「音楽をメインに担当しているので、絵を描く部分とか試験会場の音とかすごくこだわってる映画だなと思いますね。その部分にも注目して観てもらえたらと思います」と作中の注目ポイントについて話した。先に配信がスタートした主題歌「NOISE」について「ライブとかでも披露させていただいているんですけどすごく良い感想をもらえたり、僕が主題歌を担当しているということで周りから「すごいね」と言ってもらえてすごく嬉しいです」と本編のみならず、主題歌も満足度の高い楽曲に仕上がっている。

 また、八虎が悩みながら描き上げ、転機ともなる「縁」の絵画について、「全体像が掴みづらいぐらいのサイズ感のキャンパスでしたね」と、真ん中に描かれている大きな円が印象的な絵画について、ワンテイクで撮影したと撮影秘話も飛び出し、「ゾーンに入ってましたね(笑)。緊張感がありましたけど、作中でも八虎が初めて本当の意味で感性を表現する絵だったので、良い空気感で出来ました。」と撮影時のことを振り返った。

 この日が初対面となった二人はお互いの印象を「曲がすごくオシャレなので、もっとイケイケな方かなと思ってたんですけど、すっごい柔らかい感じの方で安心しました(笑)」と眞栄田。加えて撮影時のポージングがうまいと褒められると、不意に褒められたWurtSは「はじめて言われました」と照れる場面も。WurtSは「初めて役者さんとお話させていただいた機会だったので、話し方もかっこいいし、考えていることとか参考になるところが多かったので、お会いできてよかったです」と二人が笑いあった。

 本作のために書き下ろした主題歌「NOISE」について、WurtSは「『ブルーピリオド』のことは原作から知っていたので、イメージがあったりしたんですけど、物語自体に葛藤が描かれていると思っていて。葛藤から成長していく過程を曲に落とし込みたいと思っていて、テーマとして一つ“葛藤”があったと思います。“まだか”という歌詞があるんですけど、走っていてまだかな、まだかなというのを夢で見て、自分と葛藤していた部分と作品のリンクを感じました」と制作エピソードを披露した。
 楽曲の印象について眞栄田は「作品を観終わって、曲もあいまって、この作品に出られてよかったなと思いましたね。観終わった後にすごくエネルギーをもらえる作品だと思いますし、この作品にふさわしい主題歌にしていただいたと思います」と想いを語った。
 ここでWurtSがアコースティック・バージョンで「NOISE」を生歌唱! 拍手喝采がおこり、熱く感動した雰囲気に包まれた会場で「カッコよかったですね! 改めてこの曲が主題歌で良かったなと思いました」と眞栄田が絶賛した。

 会場からの質問に二人が答えるコーナーになると、情熱を武器に頑張る八虎のように学生時代に熱中していたことは何ですかという質問が。眞栄田は「どれだけうまく髪をセットできるかにかけてました(笑)。ねじったりしてました」と会場を笑わせつつも、「サックスをやってたんで、サックスですかね。情熱はかなりかけましたね。正解がない世界なので、努力と才能ということを考えたことも多かったですし、この映画に共感できる部分が多い生活をしてました。藝大も受験したりもして、いろんなものを犠牲にしながらやっていたので」と、八虎と重なる部分があったことを話した。
 WurtSは「学生時代はスポーツをしていましたね。音楽は趣味でやっていて。大学の時に活動を始めたんですけど、その時に本格的にスタートさせた感じですね」と話した。
 情熱を注いでその結果一番嬉しかったことはと聞かれると「形に見えるかたちで結果が出るのは嬉しい瞬間ですね。順位を付けられることもあったので、1番が取れたら嬉しかったですね」と、WurtSは「共感してもらえた時が一番うれしかったんですね」と回答。

 絵画練習の際に6時間集中して絵画に没頭していたという眞栄田のエピソードを受けて、集中力を持続させることについて、眞栄田は「新しいことが入ってくる状況だったので。サックスやっていた時は一日12時間練習していてた時の癖があるのかもしれないですが。自分に合った楽しめる方法を探したらいいと思います」と、WurtSは曲制作について「気づいたら一日経ってたりとかしますね。作っている間が楽しいというのもあるので、気づいたらって感じですね。自分の日常を大切にしたいと思っているので息抜きも大事かなと思います」とアドバイスを送った。

 最後に「自分の葛藤をテーマにしつつ、あまりお説教のようにはしたくなかったので、“みんなの曲”になったらいいなと思います。エンドロールに流れる「NOISE」を楽しんでいただけたらと思います。」とメッセージを送り、眞栄田は「キャスト、スタッフ、本当にたくさんの方が熱量高く作った作品です。たくさんの方に観ていただいて、みんなが報われることを願ってます。観たあとに自分と向き合ったり、自分の人生を考える時間になると思いますし、いろんなメッセージがある映画になっていると思います。ぜひたくさんの方に広めていただきたいです」と挨拶しイベントを締めくくった。

POP-UP STORE 雑観

公開表記

 配給:ワーナー・ブラザース映画
 8月9日(金) 全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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