イベント・舞台挨拶

『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』大ヒット御礼舞台挨拶

©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV ©やなせたかし/アンパンマン製作委員会2024

 登壇者:戸田恵子、中尾隆聖、山寺宏一、上戸 彩、アンパンマン、ばいきんまん

 映画『それいけ!アンパンマン ばいきんまんとえほんのルルン』が、6月28日(金)より全国の映画館にて大ヒット上映中! 今年の映画は、ばいきんまんが愛と勇気の戦士に!? 森の妖精・ルルンがアンパンマン、ばいきんまんと力を合わせて〈絵本の世界〉を守る大冒険に!
 6月28日~6月30日の国内映画ランキングで初登場1位となり 映画『アンパンマン』シリーズ歴代No.1の大ヒット・スタートとなっている本作。観客動員数42万人、興行収入5億円を突破しています。アンパンマンとばいきんまんが力を合わせるという展開に、子どものみならず大人も思わず胸が熱くなったという声が続々上がっている今作。SNS上でも絶賛の声が後を絶たない!! これまで以上に多くの人々に愛される映画アンパンマンになること間違いなしだ!

 この度、本作の超特大ヒットを記念し、7月27日(土)に大ヒット御礼舞台挨拶が実施された。当日は、みんなのヒーロー〈アンパンマン〉役の戸田恵子、愛と勇気の戦士!?として絵本の世界に呼ばれて大活躍する〈ばいきんまん〉役の中尾隆聖、〈ジャムおじさん、めいけんチーズ、カバお〉役などのキャラクターの声を務める山寺宏一、本作のゲスト声優を務める<絵本の世界で森を守る妖精・ルルン>役の上戸 彩ら豪華アンパンマン・ファミリーが再集結! アンパンマン、ばいきんまんもかけつけた!!
 大ヒットへの感謝とともに、公開後の反響や公開前には話せなかったエピソードも飛び出したりと、激レアなアンパンマン・トークに、大盛り上がりの舞台挨拶となった。

 イベントが始まると、ジャムおじさんの声が聞こえ、会場の子どもたちに挨拶をしながらアンパンマンが客席から登場! さらにばいきんまんも元気よく姿を現すと、会場のボルテージは一気に最高潮に。満員の観客の盛大な歓声の中、アンパンマンとばいきんまんに迎えられ、戸田恵子・中尾隆聖・山寺宏一・上戸 彩が登場した。
 公開から1ヵ月を迎え、今なお多くの観客が来場している本作。戸田は「“映画アンパンマン”で大ヒット舞台挨拶に登壇するのは初めて! とっても嬉しい限りです。もっと多くの方に観てもらいたいです」と嬉しそうに語ると、上戸も「私もアンパンマンが大好きで育ってきたので、こうしてアンパンマン・ばいきんまん・めいけんチーズたちに囲まれながらステージに立っているのが夢のようです。そして、自分が今回携わった作品でこんなにもたくさんの方に観ていただけているということが、本当に嬉しいです」と、改めて喜びをかみしめていた。

 多くの方のリクエストにこたえ、大人も楽しめる夜の時間帯・通常音量・場内暗転での上映となる“アンパンマンナイト”が全国に拡大するなど、広がりが止まらない本作。MCより周囲からの反響を聞かれるた上戸は「デートとかで観に来るのかな?」と問いかけると、戸田も「夜のアンパンマンだもんね」とうなずく。8月9日にはシネ・リーブル池袋で声出し可能な応援上映も行われるそうで、山寺は「一緒に歌ったりしてもいいってことですよね? 『カバお!』とか言ってもいいんですよ?」と興奮した様子を見せた。

 アンパンマンとばいきんまんが力を合わせるという展開に、子どものみならず大人も胸が熱くなったという声が多く上がっており、この会場の中で2回以上観たお客さんがいるのかというMCの問いかけに多くの手が挙がると、登壇者の皆さんたちは「こんなにいるの!?」と、驚きながらも喜んでいた。また、本日映画館デビューされた方も多数いるようで、舞台上からも「おめでとう!」との声がかかり、会場も拍手で包まれるなど、ほっこりした雰囲気に。上戸も、公開記念舞台挨拶の回がお子さんの映画館デビューだったようで、「5歳になった次女は、見終わった後からずっと“バイバイキーン!”と言っています(笑)。この映画を観た後から、ばいきんまんが好きになっちゃったみたい! 上の子は9歳で、アンパンマンは卒業しちゃったかな?と思ったけど、すごく楽しんでくれて2人とも大興奮でした。ママ友さんに聞いたんですが、小学生でアンパンマン・ブームが来ているみたいですよ! (同じく本作のゲスト声優である)ナインティナインの岡村隆史さんのお子さんも本作で映画館デビューして、最後まで座って観ていたみたいですよ」と、笑顔で明かしてくれた。

 今作で力を合わせて大活躍するアンパンマンとばいきんまん。「お前がルルンを守ってやれ!」と言ったばいきんまんに対して、アンパンマンが「ばいきんまん、ルルンを守って」というアンパンマンのセリフはグッとくる印象的な場面である。アンパンマンとばいきんまんは、お互いにとって欠かせない存在であることにちなみ、仕事をする上で大切で欠かせない存在を聞かれると、戸田は「のど飴ですね! 仕事で海外に行ったときには、いろんな味ののど飴が楽しめるので、買い占めちゃいます!」と笑顔で答えた。

 中尾は「ばいきんまんかな~。それと、36年やっているので戸田さんも山ちゃんも家族のようで欠かせない人たちですね」と話すと、山寺から「中尾さんは、兄のよう。戸田さんは姉のようだと思っていたんですが、先日戸田さんから“違う。子分だ”と言われちゃいましたよ(笑)」とユーモアを見せると、戸田も「子分も家族だしね(笑)」と返し、会場は笑いに包まれた。

 そんな山寺の欠かせないものは「六色ボールペンです! 特にアンパンマンの収録ではいろんな役をやるので、ジャムおじさん・めいけんチーズ・カバお・かまめしどんで4色でしょ? 他にセリフ変えたりするのに黒を使って、かびるんるんはオレンジ色です(笑)」と明かした。さらに、『かびかび!』と、かびるんるんのセリフを披露する場面もあり、観客を大いに盛り上げた。上戸も、「山寺さんの後で話辛いんですが……(笑)、紙とペンです。セリフ覚えが悪くて……。自分で書いて、そのメモをトイレやお風呂、違う現場にも持って行って、ずーっと覚えてます」と意外なエピソードを明かした。

 先日行われた公開直前イベントの際に、戸田が限られたセリフで何かを表現する大変さを語っており、本作ですいとるゾウを演じられた岡村も「すいとるゾウ」がメインのセリフ。今作でアンパンマンたちがコゾウに変えられてしまう場面もあり、コゾウになった後のアンパンマンたちは「パオパオ」だけで表現をしなければならない苦労を聞かれると、戸田は「その最たるものがめいけんチーズですよね。アニメではすごく多いことで、キャラクターが一言だけで表現する。それをゲスト声優の方がどう思っているのかな?と思っていたのですが、岡村さんは見事に演じられておりましたよね。たくさんしゃべらずに、一つのセリフで感情を伝えることはすごく難しいこと。私はあまりそういう体験がなかったので、今回は楽しく喜んでやりました(笑)」と、改めて振り返った。

 めいけんチーズも限られたセリフで喜怒哀楽を表現するキャラクターのため、長年めいけんチーズを演じてきた山寺に秘訣を聞くと、「めいけんチーズになりきることですよ! 自分はあの茶色い犬だと思い込むことです(笑)」と力強く答え、「あの“アンアン!”の中に意味を考えているんですが、たまに戸田さんがスタジオで真似してくるんですよ! やりたいんですか!?」と聞くと、戸田は「山ちゃんは、本当にいろんなことが出来るので、1回は真似しちゃう(笑)。あと、山ちゃんの調子が悪いときは誰かがやらないと!」と返答。すると中尾がすかさず「アンアン!」と、めいけんチーズのものまねをするなど、息の合ったやり取りを見せてくれた。

 この機会にジャムおじさん、めいけんチーズ、カバおなど、アンパンマンのキャラクターの声を演じ分けられている山寺に聞きたいことを尋ねられた上戸は「もし声が枯れちゃったりしたらどうカバーするんですか?」と質問。山寺は「それとの闘いですね。特にめいけんチーズの声は高いので、60歳ちょっと手前からボイトレに通ってます。なるべく『おじさんの声だ』と言われないように、なんとかがんばってますよ。カバおの声は気にしてませんが……」と明かした。そして戸田から「最初はめいけんチーズの役のみだったのが、やがていろいろな役をやるようになりましたよね。今に1人で全部できるようになるんじゃない?」と言われた山寺は「そんなわけあるか(笑)!」と笑顔でツッコむ場面も。

 登壇者を代表して、戸田から「芸能関係やお友達の中にお子さんがいる人がたくさんいます。今朝、ニッチェの江上さんから、“下の子が映画館デビューしました。今回ばいきんまんが活躍するので、アンパンの登場が遅いのですが、出てきたときに涙が出てきました”とラインをくれました。それほど、今回は感動が詰まった作品です。そんな作品にたどり着いた今までのことを称えたいです。これからも一作一作、素敵な作品ができるように頑張っていきたいです。どうぞ皆さん、これからも応援よろしくお願いします」と挨拶し、大盛り上がりの中舞台挨拶は幕を閉じた。にアピールし、大盛り上がりの内にトークイベントは幕を閉じた。

公開表記

 配給:東京テアトル
 大ヒット上映中!

(オフィシャル素材提供)

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