作品紹介

『雨の中の慾情』

© 2024「雨の中の慾情」製作委員会

イントロダクション

 『さがす』「ガンニバル」の片山慎三監督がつげ義春のシュルレアリスム作品「雨の中の慾情」を原作に独創性豊かに映画化した最新作『雨の中の慾情』(あめのなかのよくじょう)が、11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他にて劇場公開される。
 アジア映画で史上初めて米アカデミー賞®作品賞を受賞した『パラサイト 半地下の家族』のポン・ジュノ監督の助監督として研鑽を積み、長編映画デビュー作『岬の兄妹』(18)で日本映画界に衝撃を与えた片山慎三監督。予測不能の展開が話題を呼んだ『さがす』(22)や、国内はおろかアジア圏で高く評価された「ガンニバル」(23)など、センセーショナルな作品を次々と世に送り出してきた彼がこのたび挑むのは、今年デビュー70周年を迎える「ねじ式」「無能の人」等で知られる伝説の漫画家・つげ義春による短編「雨の中の慾情」の映画化だ。メインキャストは成田 凌、中村映里子、森田 剛。二人の男と一人の女の切なくも激しい性愛と情愛が入り交じる、数奇なラブ・ストーリーが誕生した。

© 2024「雨の中の慾情」製作委員会
© 2024「雨の中の慾情」製作委員会

ストーリー

 貧しい北町に住む売れない漫画家・義男(成田 凌)。アパート経営の他に怪しい商売をしているらしい大家の尾弥次(竹中直人)から自称小説家の伊守(森田 剛)とともに引っ越しの手伝いに駆り出され、離婚したばかりの福子(中村映里子)と出会う。艶めかしい魅力をたたえた福子に心奪われた義男だが、どうやら福子にはすでに付き合っている人がいるらしい。伊守は自作の小説を掲載するため、怪しげな出版社員とともに富める南町で流行っているPR誌を真似て北町のPR誌を企画する。その広告営業を手伝わされる義男。ほどなく、福子と伊守が義男の家に転がり込んできて、義男は福子への潰えぬ想いを抱えたたま、三人の奇妙な共同生活が始まる……。

 (2024年、日本=台湾、R15+)

キャスト&スタッフ

出演:成田 凌
   中村映里子、森田 剛
   足立智充、中西柚貴、松浦祐也、梁秩誠、李沐薰、伊島空
   李杏/竹中直人

 監督・脚本:片山慎三
 原作:つげ義春「雨の中の慾情」
 企画:中沢敏明
 エグゼクティブプロデューサー:英田理志、中西一雄、林之晨、鶴丸智康
 プロデューサー:厨子健介、筒井史子、劉士華
 コ・プロデューサー:後藤 哲、李芃君、川端基夫(山形ロケ)、和田大輔(茨城ロケ)
 脚本協力:大江崇允
 音楽:髙位妃楊子
 撮影:池田直矢
 制作:セディックインターナショナル、日商賽奇客有限公司、井風國際娛樂有限公司
 製作:映画『雨の中の慾情』製作委員会

ギャラリー

特報

オフィシャル・サイト(外部サイト)

401 Unauthorized

 公式X:@ame_yokujo
 公式Instagram:@ame_yokujo

公開表記

 配給:カルチュア・パブリッシャーズ
 11月29日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開

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