映画『ドーナツもり』の定谷美海が監督・脚本を務める最新作の短編映画『Colors Under the Streetlights』が、12月13日(金)よりテアトル新宿にて公開されることが決定した。
本作は、Los Angels New Filmmaker、そして、第43回バンクーバー 国際映画祭ショー トフィルム部門でオフィシャルセレクションにノミネートされるなど海外映画祭で高い評価を得た注目作。人間関係がもたらす複雑さや多様性、そのニュアンスへの強い理解を映像化することで定評のある定谷美海監督が、主演にイシヅカユウを迎え、東京の夜を生きる女たちのヒューマン・ドラマができあがった。大森亜璃紗、千國めぐみ、さらには、斉藤陽一郎、マギー、関口アナンなど骨太な役者たちが脇を固め、繊細ながら存在感のある作品に仕上がっている。 日本では短編映画の劇場公開は難しいとされながらも、監督のスクリーン上映への強いこだわりと、短編映画への可能性を託し、今回劇場公開が決定した。
本作でメガホンをとるのは、CM、ドラマ、映画など幅広い分野の映像を監督し、映画『ドーナツもり』を手掛けた、定谷美海。定谷監督は「今作の主人公と同じように、私もドライバーのバイトをしていた過去がありました。夜明けまでの東京には眠らない真実がありました。私が走り続けたあの夜の全てがこの作品に生きています」と作品への想いをコメント。
主演を務めるのは、ファッションモデル・俳優として、ファッション・ショー、CM、映画、MVなどさまざまな分野で活躍をし、唯一無二の存在感を発揮しているイシヅカユウ。イシヅカは「夜の光に紛れるようにひっそりと車で走り生き抜いているユリカを演じる中で、私自身もユリカと共に夜を車で走り、そして新しい自分に辿り着きました。」と撮影を振り返った。
劇場公開の情報と併せて解禁されたティザービジュアルでは、ガールズ・バーのキャストたちを乗せ、夜の街を走るドライバーのユリカ(イシヅカユウ)の車が映し出されている。さらに解禁された場面写真では、それぞれの登場人物が東京の夜で想いを巡らす様子が伺える。
それぞれ東京の夜で何を想うのか――東京の夜を生きる女たちの繊細で美しいヒューマン・ドラマにぜひご注目いただきたい。
コメント全文
監督・脚本:定谷美海
今作の主人公と同じように、私もドライバーのバイトをしていた過去がありました。夜明けまでの東京には眠らない真実がありました。私が走り続けたあの夜の全てがこの作品に生きています。それを丁寧に紡いでくれた全ての人の力が結集し、今回劇場公開を迎えることができました。ぜひ、劇場でご覧ください。
主演:イシヅカユウ
夜の光に紛れるようにひっそりと車で走り生き抜いているユリカを演じる中で、私自身もユリカと共に夜を車で走り、そして新しい自分に辿り着きました。今では彼女や、その周りの人々皆のことをとても愛おしく、大切な友人のように思っています。
たくさんの方にこの映画を観て、私と同じように、またはその人なりに、この映画の登場人物たちと友達になってほしい。そして一緒に夜を走り抜いて、新しい朝にたどり着きたいと思っています。
ストーリー
ガールズ・バーのキャストたちを乗せ、夜の街を走るドライバーのユリカ(イシヅカユウ)。バー・カウンターに立つミチル(大森亜璃紗)は、今夜も上手く客を あしらっている。カオル(千國めぐみ)は、デート相手の男の車を降り、家に帰る振りをして店に出勤する。スタッフ・ルームに身を潜めるユリカは、そんな 二人を光るカーテンの向こうがわから見つめていた。 その夜、仕事あがりのミチルと路肩で言葉を交わしていると、巡回していた警察官が二人を見つけ、事情を聞き始めるが……。
(2024年、日本、上映時間:22分)
キャスト&スタッフ
出演:イシヅカユウ、大森亜璃紗、千國めぐみ、斉藤陽一郎、マギー、関口アナン
監督・脚本:定谷美海
映画公式X・Instagram:@adabana_movie
オフィシャル・サイト(外部サイト)
X:@cuts_1213
Instagram:@colors_under_the_streetlights
公開表記
配給:ニチホランド
12月13日(金)より テアトル新宿にて劇場公開
(オフィシャル素材提供)