登壇者:金属バット(小林&友保)、おかずクラブ(ゆいP&オカリナ)
恐怖の原点にして頂点である『エイリアン』(79)の“その後の物語”が、『ドント・ブリーズ』(16)で世界中を震え上がらせた鬼才フェデ・アルバレス監督と、“エイリアンの創造主”リドリー・スコット自身の製作によって、全世界待望の映画化。『エイリアン:ロムルス』が2024年9月6日(金)より全国劇場にて公開となる!
「エイリアン」シリーズといえば、第1作目『エイリアン』で大型宇宙船の中でエイリアンに次々と襲われる恐怖を描き、世界中の人々を魅了。寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化する宇宙最恐の生命体“エイリアン”は、映画史上もっとも独創的なクリーチャーと言わしめたその不気味なデザインや、主演のシガーニー・ウィーバーら名優たちによる閉鎖された宇宙空間での凄絶な死闘が話題を呼び、第52回アカデミー🄬視覚効果賞をはじめ数々の賞を受賞した。この秋公開の最新作『エイリアン:ロムルス』では、『エイリアン』のその後の物語で、“エイリアン”の恐怖に遭遇することとなる若者たちの姿が描かれる。
先日、全米にて公開を迎え“「エイリアン」シリーズ史上最高傑作”であり究極のサバイバル・スリラー作品と早くも絶賛レビューが相次いでいる本作。日本での劇場公開が迫る中、大阪で『エイリアン:ロムルス』の魅力を存分に味わえるイベント付MX4D試写会が開催された! ここに金属バットとおかずクラブの2組が登場! それぞれの目線から『エイリアン:ロムルス』、そしてシリーズの魅力を語り尽くした。
会場に集まった観客を前に、金属バットの小林が「皆様、お越しいただきありがとうございます。『エイリアン:ロムルス』主演の小林です」と開口一番ボケると、早速会場は爆笑の渦に! 「あれ、勘違いかな(笑)。言い直します、ちょっと前に『エイリアン:ロムルス』を事前に観ただけの男、小林です」と続けると、「先日ディズニー・プラスに加入した友保です。いまエグイからね、ディズニー・プラス! エイリアンも観られるからね!」と“ディズニー・プラスとは一番縁が無さそう”とゆいPに指摘されつつ友保が挨拶。そしてオカリナが「怖い映画は苦手なんですけど、怖い映画のお仕事が何度か来ています、オカリナです」、ゆいPが「この話が来たとき、3日悩みました。でも怖い映画のお仕事の時にはいつもオカリナさんが必ず試写会に手ぬぐいを持ってきてくれて、それをみんなで握って観るっていうのが恒例になってます。今日はよろしくお願いします!」と怖い映画が苦手だと2人と明かし、イベントが盛大にスタート。
すでに試写会で映画本編を観ていた4人。金属バットの友保は「うちのオカンが一番好きな映画が『エイリアン』1作目なんですよ! 幼稚園の時に腹からバケモノが出てくる映画見せられて……」とまさかのスリラー映画の英才教育を受けていたというエピソードを披露し、「エイリアンを見たことない人は、1発目はこれを観たら良いんですよ! ほんまに全部やってくれてるから、幕の内弁当みたいに美味しくところいっぱい入ってるんですよ! あ~オチ言いたい!」とエイリアン・ファンとしても納得の作品だったと説明。一方相方の小林は「エイリアンは今作で初でした」と本作がエイリアン・デビューだったことを告白。「ずっと山場というか…(見どころが)ギュウギュウなんですよ。良すぎて、力を入れて観なあかん。あと、勝手なイメージは“エイリアン”といえばデコ広いアイツだけやと思ってた。でも……あ、ネタバレはアカンよね……とにかく詰め込んでる!」と初心者でも十分楽しめる作品だと紹介。二人とも怖がりだというおかずクラブだが、ゆいPは「エイリアンといえば、やっぱり友保さんが言ってたように、胸から飛び出てくる本当に恐ろしい映画だってイメージしかなかったので。でも怖いだけじゃなくてスリルもあって、次どうなるんだろうと気になりました。さらにアンドロイドが出てくる! こんな近未来の話なのかと初めて観ても面白かった」と興奮しながら話すと友保が「そう、バキバキ未来なんよ。でもコンピュータはブラウン管なんやけどね(笑)」とファンならではの細かい視点でツッコんだ。オカリナは、「(観る前は)やっぱり怖くてしょうがないと思ってたんですけど、楽しい部分もあるというか。なんかハラハラすることが多いけど、もう見てられないっていうぐらい目つぶって、耳を押さえて……という感じではなかったです。楽しんで観られました!」と本作のサバイバル・スリラーの要素に満足した様子で感想を話した。
この日集まった観客はイベント後にMX4Dで試写を鑑賞することにちなみ、「しかも、これでMX4Dでしょ! 動くんですよ、絶対面白いやん!」と友保が話すと、「よりびっくりしますよね」(オカリナ)、「シャっと出てくるところとか、どんな効果が出てくるか気になる! 無重力の感じもヤバいと思う」(ゆいP)とトークが弾み、“エイリアン”ならではの4D演出に期待している様子だった。
大画面で描かれる、エイリアンの恐怖の物語――。寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化するのがエイリアンの最大の特徴で、観客たちは、想像を絶する恐怖を味わうこととなる。そんなエイリアンの恐怖にちなみ、それに匹敵する恐怖体験を問われ、ゆいPは「相方(オカリナ)の話なんですけど、シュウマイのCMに2人で出たときに、シュウマイの発音が宮崎出身だからかどうもうまくいかなくて、めちゃくちゃ録り直しさせられて夜遅くまで何テイク重ねても撮り直しした時に、本当に腹が立ったのか、マイクが繋がってる状態で小さく“伝わんだら(伝わるだろう)……”って言ってたんです。ドスの利いた声で……それが怖かったです」とオカリナがエイリアンに匹敵する怖さを体現していたというエピソードを披露した。
大阪の幸福の神様・ビリケンさんがエイリアンに寄生される!?
ゆいP絶叫!?「それがエイリアンのやり方かー!!」
ここで、2組の前に特別ゲストが登場。覆っていたヴェールが外され現れたのは、大阪、通天閣の福の神・ビリケンさん!……だが、その顔にはエイリアンの第二形態である“フェイスハガー”が張り付き、すでに寄生された姿だった……。実は本日18時に、“エイリアン”が全国の名所を侵食するエイリアン襲来キャンペーンの情報が解禁され、関西では通天閣がエイリアンに浸食される特別ビジュアルが公開。そして、通天閣にいるビリケンさんにも恐怖の魔の手が迫り、エイリアンに襲われてしまったのだ! このビリケンさんの姿を見て一同がどよめき、ゆいPは「大阪でコレはマズイんじゃないですか~!」、オカリナは「どうにかしたほうがいいんじゃないの?」、小林は「文化財にいたずらしたらダメでしょ! 良くないと思います」、友保は「地球終わりでしょ! エイリアンをなめすぎなんですよ! 宇宙にほかせ(捨てる)って言ってるんですよ。科学者が毎度毎度拾って……」とエイリアンがいかに危険かを強調した。「怖いですけど、よく見るとエイリアンの目がつぶらでかわいかったりするんですよ~」とエイリアンを目の前にして意外と懐柔された様子のオカリナ。するとすかさずゆいPが「ちょっとオカリナ! もしかしてそのかわいい瞳でコイツ、あんたのこと狙ってんじゃないの!?」と切り返し、「これがエイリアンのやり方かー!」といつもの決めゼリフが飛び出して会場は爆笑の渦に包み込まれた。
最後に、会場に集まった観客たちに向けて一言メッセージをお願いされた小林は、「僕が言うのも絶対違うんですけど、絶対に退屈させません! 期待してください!」と締めると、「制作者か出演者のコメント!」と他のゲストからツッコまれ、友保は、「皆さん、映画が終わった後全員集まりましょ。オチの話しましょ!」と語り合いたい様子。怖がりのオカリナは「私みたいに怖いのが苦手な人でも全然楽しく観られたので、友達で、怖いのが苦手でエイリアンを毛嫌いしているような人でも、誘ってもらえたらいいなと思いました」。ゆいPの「けっこう激しいシーンもあってこの映画を観てから5キロやせたので、ダイエット効果もあるんじゃないかな?と思います」というメッセージにはMCから「個人の見解であります」というツッコミも入りつつ、会場は笑いに包まれイベント終了となった。
金属バット、おかずクラブも全身全霊で楽しんだ『エイリアン:ロムルス』。ぜひ劇場という密室で、広大な宇宙の密室で描かれる、生存率0%の“究極のサバイバル・スリラー”を体験してほしい!
公開表記
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
9月6日(金) 全国劇場にて公開