『ぼくとパパ、約束の週末』ドイツの有名スタジアムも次々と登場する日本版予告編が解禁！

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　ハリウッド超大作を押さえ、本国ドイツで100万人動員、No.１大ヒット！　自閉症の男の子ジェイソンとパパがサッカー・スタジアムを巡る実話を元にしたハートフルなドイツ映画『ぼくとパパ、約束の週末』（英語原題：Weekend Rebels）が、11月15日(金)より新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほかにて公開となる。この度、予告編と予告編からの場面写真７点が解禁となった。

　今回解禁された日本版予告編は、自閉症の男の子ジェイソンが、なぜ「サッカーの推しチームを持ちたい！」と決意するに至ったのかがテンポよく描かれていく。「全チームを現地で見て決める」と言い切るジェイソンに対して、ドイツのプロ・サッカー・リーグの１部だけでなく３部まで合計56チーム（！）を見に行くつもりだと聞いたパパの「……本気か？」という表情には、観ているこちらもつい同情してしまう。

　ジェイソンは大きな音を立てられることが苦手だが、推しチーム選びを公平に行うため、必ずホーム・グラウンドのチーム応援席に座ろうとする。だが、パパはそんなジェイソンが心配で気が気ではない。悪戦苦闘しながら、やっと週末のふたり旅にも慣れてきたころ、パパはある試合の日程が、どうしても外せない出張と重なっていることに気づく。だが、無理なスケジュールの中、強行してしまい、これが契機でジェイソンと激しい口論になるエピソードもチラリと描かれる。ジェイソンから投げかけられた「パパは僕から仕事に逃げてるんだ！」というセリフには、思わずドキッとさせられる親たちもいるだろう。すべての親たちが抱えている葛藤であり、深く共感を覚えるはずだ。

　また、予告編ではドイツの名だたる有名スタジアムが次々と登場。ブンデスリーガの盟主FCバイエルン・ミュンヘンの本拠地である「アリアンツ・アレーナ」は、スター建築家ヘルツォーク＆ド・ムーロンが設計したことでも知られており、半透明のフォルムに覆われた独特の曲線美をもつ外観は壮観の一言。また、かつて香川真司が所属し活躍したことでも知られ、チームカラーでもある黄色の支柱がシンボルとなっているボルシア・ドルトムントの「ヴェストファーレン・シュタディオン」も登場。黄色のマフラーに包まれたジェイソンの幸せそうな笑顔に、観ているこちらの顔もほころぶだろう。

　なお、先日、本作のリメイク版が制作されることも発表されている。『アンチャーテッド』のマーク・ウォールバーグが父親役を、監督・脚本は『ワンダー　君は太陽』のスティーヴン・チボスキーのタッグで製作されると報じられた。実話にもとづく親子の絆の物語に世界が注目している。ドイツ中を旅しながら笑って泣けるこの秋１番のエンターテインメント感動作が誕生。日本でも爽やかな感動の「ぼくパパ」旋風が吹くだろう。