人気漫画家:石黒正数による傑作青春漫画「ネムルバカ」の実写映画化が決定! 本作のメガホンをとるのは『ベイビーわるきゅーれ』シリーズで知られる今最も勢いのある監督、阪元裕吾。主演を務めるのは、久保史緒里(乃木坂46)と平 祐奈。大学の女子寮の同じ部屋に住む後輩と先輩という役どころでのW主演&初共演となる。
この発表にあわせて、作品の空気感を垣間見ることができる“超ティザー映像”と、主演2人をとらえたスチール写真が初公開された。さらに、久保史緒里、平 祐奈、阪元裕吾監督、原作者・石黒正数からのコメントも到着。あわせて、石黒氏は実写映画化を記念したイラストも描き下ろし! 映画『ネムルバカ』は2025年春新宿ピカデリー他全国公開!
阪元裕吾監督最新作!初の漫画原作の映画化
原作は、「それでも町は廻っている」「天国大魔境」といった大ヒット作で知られる石黒正数による同名コミック。2008年に発売され、1巻完結の漫画であるものの、石黒正数の傑作と呼ばれ今なお新たな読者を増やし続けているロングセラー作品だ。この傑作青春漫画を映画『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』(9月27日公開)も控え、今最も勢いのある若手映画監督といえる阪元裕吾監督が実写映画化。本作で初めて原作がある作品の映画化に挑戦することとなった阪元監督は、「漫画を映画化するという行為はとてつもないことなので、本当に悩んだのですが、でも『ほかの作家にやられるくらいなら僕がやりたい!』と思う自分のエゴで手を上げました。自分が面白いと思えることと、原作の面白いところをひたすら信じ、いや疑い!戦わせ、悩み、たくさん葛藤した日々でした」と作品に挑む思いを語っている。
17年前の作品が映像化されることについて原作の石黒正数は「阪元裕吾監督の【べイビーわるきゅーれ】を観た時「そうそう、こういうの! 僕はネムルバカをこういうふうにしたかったんだよ」と思ったものです。なんの運命の巡り合わせか、その阪元裕吾監督に【ネムルバカ】を撮っていただくことになりまして。これは大変なことですよ!」と感激の言葉を送り、さらに本作の実写化を記念した入巣とルカの描き下ろしイラストも到着した。
久保史緒里(乃木坂46)、平祐奈W主演!
大学の後輩と先輩役として初共演
超ティザー映像&スチール写真も解禁!
本作の主人公は、大学の女子寮の同じ部屋に住む後輩と先輩という間柄の2人。後輩・入巣柚実役を久保史緒里、先輩・鯨井ルカ役を平 祐奈が務める。本作で初共演となる2人だが、初めてとは思えないほどぴったりと息の合った演技を見せる。
後輩・入巣柚実役を演じた久保史緒里は「乃木坂46」の3期生としてデビューし、その後音楽活動だけでなく、モデルや「乃木坂46のオールナイトニッポン」のメイン・パーソナリティーとしても活躍。さらに女優としても映画『左様なら今晩は』(22)で初主演、大河ドラマ「どうする家康」(23)、劇団☆新感線の舞台「天號星」(23)など話題作に立て続けに出演。
さらに今後、ドラマ「未来の私にブッかまされる!?」(10月放送)や、映画『誰よりもつよく抱きしめて』(2025年2月公開)のW主演にも決定しており多方面で実力を発揮している。本作の出演について久保は「『ネムルバカ』という作品と出逢い、この世界を愛しすぎてしまい、ある日、台本を捲る手が震えていることに気がつきました。それ程までに魅了されたこの世界を柚実としてどう生きたのか。忘れることのできない、あの青春の日々を。確かに存在した、あの時間を。あの空間を。ぜひ劇場で味わっていただければ嬉しいです」と本作にかけた熱い思いを語っている。
本作で先輩・鯨井ルカ役を演じた平 祐奈は、是枝裕和監督の映画『奇跡』(11)でデビューし、子役から現在に至るまで『未成年だけどコドモじゃない』(17)、映画『10万分の1』(20)など数々の作品で主演を務めてきた。近年では映画『恋は光』(22)や『からかい上手の高木さん』(24)といった話題作に加えて、舞台『奇跡の人』(22)に出演。さらにNHK連続テレビ小説「おむすび」(24)への出演が決定しているなど、精力的に活動し評価を高めている。
平は「初めて尽くしの役柄に無我夢中で自分自身と戦い抜いた日々でした。史緒里ちゃんとの出逢いや一緒に向き合ったこの青春はわたしの宝物になりました。モラトリアムを描きながら自分を知るキッカケやその大切さを感じさせてくれる作品。さまざまな世代の方に届けたい。正真正銘“駄サイクル”ではなく素晴らしい作品です」とコメントし、本作にかける並々ならぬ思いが伝わってくる。さらに本作では、人生初の金髪姿とギター演奏にも挑戦。どちらも平の新たな魅力が発揮されており、今後発表される音楽の詳細にも期待が高まる。
併せて解禁された超ティザー映像は、入巣(久保史緒里)の鼻歌から始まり、2人の住む女子寮が映し出されている。そして徐々にライブ会場を思わせる歓声が重なっていき、タイトルが登場。そして最後に入巣とルカの日常の一コマも描かれる。スチール写真も原作の表紙を彷彿とさせるものとなっており、久保と平からは初共演とは思えないほどナチュラルな様子がうかがえ、何気ない日常さえも魅力的に描く阪元監督らしいシーンをみることができる。
本作は、ぬるま湯に頭まで浸かったような、でも当人にはそれなりに切実だったりもする「大学生」という不思議なひとときを過ごす若者たちを描いた物語。緩くて何気ない日常を、笑いを交え魅力的に活写しながらも、夢を追う者と違う道を選ぶ者、友情と別れを描いており、誰もが一度は経験したことのある気持ちが去来することだろう。そして、自分らしさを見つけようと必死にもがく人たちを応援する作品にもなっている。
コメント全文
久保史緒里(乃木坂46)/入巣柚実役
『ネムルバカ』という作品と出逢い、この世界を愛しすぎてしまい、ある日、台本を捲る手が震えていることに気がつきました。それ程までに魅了されたこの世界を柚実としてどう生きたのか。
正直、あの日々が眩しくて、尊くて、特別で、柚実の心に鍵をかけてしまっておきたくて。振り返るのを我慢している自分がいます。平さんとの出逢いは私の人生において特別なものとなりました。
そして念願だった阪元監督とこの作品でご一緒できたこと。忘れることのできない、あの青春の日々を。確かに存在した、あの時間を。あの空間を。ぜひ劇場で味わっていただければ嬉しいです。
平 祐奈/鯨井ルカ役
初めて尽くしの役柄に無我夢中で自分自身と戦い抜いた日々でした。
初金髪、初ROCK歌手、持ち方も分からないギターを短期間で習得するなどの難事を振り返るとどうやって出来たんだろう……とあまり思い出せず憑依していたのかなとも感じます。
久保史緒里ちゃんとの初共演! 史緒里ちゃんとの出逢いや一緒に向き合ったこの青春はわたしの宝物になりました。
モラトリアムを描きながら自分を知るキッカケやその大切さを感じさせてくれる作品。さまざまな世代の方に届けたい。
正真正銘“駄サイクル”ではなく素晴らしい作品です。
ぜひ、いや、絶対に劇場で目撃してください!
阪元裕吾/監督
「ネムルバカ」という作品を実写映画化することになりました映画監督の阪元裕吾です。
漫画を映画化するという行為はとてつもないことなので、本当に悩んだのですが、でも「ほかの作家にやられるくらいなら僕がやりたい!」と思う自分のエゴで手を上げました。
自分が面白いと思えることと、原作の面白いところをひたすら信じ、いや疑い!戦わせ、悩み、たくさん葛藤した日々でした。
どうにかお客さんが喜んでくれるような作品になったと思っています!
柚実もルカもピートモスも仲崎先輩もそこにいます。
ぜひ劇場に会いに来てくださいね。
石黒正数/原作
「ネムルバカ」という作品は僕が20代の時に描いた漫画でして、学生時代から悶々と心に渦巻いていたことを「こういう邦画が観たい」という思いで形にしたものです。
阪元裕吾監督の『べイビーわるきゅーれ』を観た時「そうそう、こういうの! 僕はネムルバカをこういうふうにしたかったんだよ」と思ったものです。
なんの運命の巡り合わせか、その阪元裕吾監督に「ネムルバカ」を撮っていただくことになりまして。
これは大変なことですよ!
寺田悠輔/プロデューサー
ずっと好きだった石黒先生の漫画をお預かりするということで、とても背筋が伸びています。
撮影期間は長くはなかったですが、阪元監督、久保さん、平さんを中心としたスタッフキャストの皆さんが素敵な映画を作り上げていく様子を近くで見させていただき、とても幸せな時間でした。
原作に魅了されたメンバーが、映画も良い作品にできるようにと、全員でベストを尽くした撮影だったと思っています。
この映画の中に、皆さんの日々と重なる瞬間が少しでもあり、そして皆さんの人生にその余韻がほんの少しでも残れば嬉しいです。
原作・コミックス情報
映画化を記念して、「ネムルバカ」をはじめとする石黒正数作品「響子と父さん」「探偵綺譚 石黒正数短編集1」「ポジティブ先生 石黒正数短編集2」待望の重版が決定!
※ 詳細はCOMICリュウ公式サイトをご確認ください。
COMICリュウ公式サイト:http://www.comic-ryu.jp/(外部サイト)
COMICリュウ公式 X:https://x.com/comicryu(外部サイト)
キャスト&スタッフ
出演:久保史緒里(乃木坂46)、平 祐奈
原作:石黒正数「ネムルバカ」(徳間書店 COMICリュウ)
監督:阪元裕吾
制作プロダクション:Libertas
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公式X:@nemurubakamovie
公式Instagram:@nemurubaka_movie
公開表記
配給:ポニーキャニオン
2025年春 新宿ピカデリーほか全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)