作品紹介

『夏が来て、冬が往く』

© MICRO ENTERTAINMENT TIMES FILM CO. LTD.

イントロダクション

 映画『夏が来て、冬が往く』が2024年12月27日(金)より新宿武蔵野館ほか全国順次公開に決定した。

幼い頃に養子に出された主人公が、初めて会う母、姉、弟と過ごす三日間。
海辺の町、伝統文化が包み込む美しい世界観のなかで、家族愛が描かれる。

 中国の美しい海辺の町を舞台に、家の都合で養子に出された三女の心の軌跡と家族愛を描いた物語。
 家父長制による男尊女卑の考えや、かつて多く見られた養子のならわしを織り交ぜながら、家とは、家族とは、男女のあり方とは?を真っすぐに問いかける。
 メガホンを撮ったのは、日本大学芸術学部で映画製作を学んだ経験を持つ、中国の新鋭、彭偉(ポン・ウェイ)監督。長編デビュー作ながら、繊細な筆致と詩的なカメラワークで、いくつかの実話から発想を得てオリジナル作品を製作。緩やかに流れる時間、ノスタルジックな雰囲気、伝統文化、都会の空が渾然一体となり、独創的な意欲作となった。
 撮影は、中国山東半島南部にあり風光明媚な街で知られる青島で行われた。
 東京国際映画祭2023の提携企画「2023東京・中国映画週間」にて新鋭監督賞を受賞。

© MICRO ENTERTAINMENT TIMES FILM CO. LTD.

ストーリー

 広東市に住むジャーニーは、結婚を機に家を購入するかどうかで恋人・ジーユエンと意見が合わず、彼からのプロポーズの返事を先延ばしにしていた。
 ある電話をきっかけに、ジャーニーは生家の家族と連絡が取れ、実父の葬儀へ参列することになる。初めて会う母、初めて会う二人の姉と弟。長女のウェンフォンは生家で過ごしてきたが、次女のシャオリーもまた養子に出されていたことを知る。
 三姉妹は互いの心を癒しながら日々を過ごす。
 時折、ジャーニーは幼い頃の養父とのささやかな時間を思い出し、家族や家のことを改めて考え始めるが、母が自分を探したのは、別の目的があったことを知る……。

 (2023年、中国、上映時間:98分)

キャスト&スタッフ

出演:シュエ・ウェン、チェン・ハオミン、ゼン・ユンジェン、ヤン・ハンビン、ワン・ヤージュン
 監督本:彭 偉(ポン・ウェイ)
 製作|:MICRO ENTERTAINMENT TIMES FILM CO. LTD.
 エグゼクティブプロデューサー:王崇禮(ワン・チョンリー)、宋 薇(ソン・ウェイ)
 監修:楊世真(ヤン・シーヂェン)、宮澤誠一
 プロデューサー:曹 偉(ツァオ・ウェイ)
 脚本:单雅莉(シャン・ヤリ)

ギャラリー

登場人物

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『ジョン・ガリアーノ 世界一愚かな天才デザイナー』公式サイト
9月20日(金)公開。“ファッション界の革命児”と呼ばれ次々とプランドを成功に導くなか事件は起きた。栄光と転落、贖罪、そしてメゾン・マルジェラでの電撃復帰までガリアーノ本人が、今、すべてを語るドキュメンタリー。

 X:@natufuyu_movie ハシュタグ:#夏来冬往
 note:https://note.com/natsu_fuyu_movie(外部サイト)

公開表記

 配給:アークエンタテインメント
 2024年12月27日(金)より 新宿武蔵野館 ほか全国順次ロードショー

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