登壇者:長井龍雪監督、坂東龍汰
明日、9月24日(火)よりいよいよ開業となるT・ジョイ エミテラス所沢にて、オープンを記念し、映画『ふれる。』舞台挨拶付き先行試写会が行われ、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』の“秩父”三部作を手掛けた監督・長井龍雪、今回初めて声優に挑戦した若手実力派俳優・坂東龍汰が登壇した。
長井龍雪監督、坂東龍汰さんがT・ジョイ エミテラス所沢のオープンを祝福!
長井監督は秩父での想い出を振り返り、坂東が埼玉滞在を堪能
これまで埼玉・秩父を舞台とした青春三部作(『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』『空の青さを知る人よ』)を手掛けてきた長井監督。それだけに同じ沿線沿いとなる埼玉・所沢にオープンしたばかりの映画館「T・ジョイ エミテラス所沢」での初上映、および初の舞台挨拶には感慨深いものがある様子で、「秩父には、実家に帰るよりも多く来ている感じですが。行くたびにおいしいお酒をいただいたり、有名なホルモンがあるんですが、それを食べさせていただいたりと。本当に良くしてもらってる感じです」としみじみとコメント。
一方の坂東はこの日が“初所沢”とのことで、「湖が好きなので、狭山湖にも行ってみたいですし、西武ゆうえんちにも行ってみたいです。それとこの後、ベルーナドームで始球式をさせていただくんですが、そこも楽しみです」とワクワクした表情。さらにこの日は、パイ生地にあんこを包んだ所沢銘菓ファルマンを食したとのことで、両者ともに「とてもおいしかったです」と語るなど、埼玉滞在を堪能している様子だった。
「ムードメーカーは坂東さんでした」と振り返る長井監督
坂東は「新しい扉が開いた感じ。またやってみたい」と思いを語った
本作のメインキャラクターとなる幼なじみの青年三人組を演じた永瀬 廉、坂東龍汰、前田拳太郎はオーディションで選ばれた。「本当に緊張しました」と語る坂東にとっては、本作が初のアニメのアフレコ現場だったとのことで、「初日は永瀬 廉くん、前田拳太郎と3人で収録したんですけど、ふたりとも上手すぎるなと思っていました」と正直な思いを吐露。だが長井監督から見ると「坂東さんは、はじめてとは思えないような度胸の入り方というか、すばらしかった」とのことで、「はたから見るとムードメーカーは坂東さんでした。いい感じに温めていただいてありがとうございました」と感謝するひと幕もあった。
収録の時を「監督のいる別室がガラス張りになっていたんですが、僕が声をあてている時は毎回リアクションをしてくださるので。僕はその顔色をうかがいながら。笑っていたらよっしゃ!と思いましたし、真顔だったらこれはマズいかな、と思っていました」と笑いながら振り返った坂東。それを聞いた長井監督も「全然真顔だったことはないけどね」と笑っていた。
本作は3人の青年がいろいろな経験を経て成長していく物語となる。そんな本作の収録を振り返り、「僕自身、自分の声とここまで向き合ったのははじめてだったので、いろんな気づきがありましたし、実際に映画館で自分の声を聞いた時は感動しました。もちろん自分が出た映画で、自分の声を聞くことはあったんですが、今回は本当に自分の声だけが、諒というキャラクターの口から出ている感じがして。新しい扉が開いた感じがしました。またやってみたいなと思えるきっかけになりました」と誇らしげに語った。
坂東「皆さんの背中を少しでも押せるような作品になったらいいなと思っております」
長井監督「皆さまの心のどこかに触れるものがあれば」
舞台挨拶も終盤。最後のメッセージを求められた坂東は「この作品が皆さんにとって、何か心に残るものがあるようでしたら、それを友だちに伝えてもらえたらうれしいなと思います。僕も脚本をいただいた時には、僕が高校生とか、中学生の時に仲が良かった友だちとのやり取りを思い出したり、ギクシャクした時はなんでだったんだろう、と考え直すきっかけになりました。身の回りの友だちとか、お世話になっている人たちに対してコミュニケーションをとったり、あらためて言葉でちゃんと伝えたらいいなというような気づきがたくさんあったので。皆さんの背中を少しでも押せるような作品になったらいいなと思っております」とメッセージ。
そして長井監督も「この作品の試写会に何度か登壇させていただいて。友だちに連絡したくなったと言われることがあり、すごくうれしかったんですが、先ほど言われた通り、友だちとか親御さんとかとの、ちょっとした関係を考え直したりするきっかけになればいいなと思い、つくった作品です。この作品が、皆さまの心のどこかにふれるものがあるならば、10月4日の本公開まで応援していただければ」と会場に呼びかけた。
IMAX🄬レーザー、Dolby Atmos🄬 ScreenXを導入!
最新鋭の設備と快適な鑑賞環境でお客さまをおもてなし
T・ジョイ エミテラス所沢は、「エミテラス所沢」内に開業。同館は「あなたのジモトシネマ」として、地元に愛される劇場を目指していく。特徴は、IMAXレーザー、Dolby Atmos、そして埼玉県初となる“ScreenX”の導入。正面のスクリーンに加え、両側面(壁面)にも映像が投影され、270度の視界すべてで映画を鑑賞することができ、映画の世界に自分の感覚が没入していくような臨場感を体験することができる。
劇場は12シアター、1,872席を誇る。THEATER1に設置されている立体音響技術のDolby Atmosは、これまでにないリアルなサウンドでシアター内を満たし、縦横無尽に空間内を移動させることで、今まで体験したことが無いような没入感を味わうことができる。THEATER2は、IMAXのスクリーンで上映するために独自に開発され、革新的な4Kレーザー投影システムと12chサウンドシステムを採用し、かつてない臨場感が客席を包み、観る者を映画の中へと導く。THEATER3は、3面マルチプロジェクション映画上映システム“ScreenX”が導入されている。最新鋭の設備で映画を楽しむことができるので、何度訪れても楽しめるだろう。
また、より快適な環境で鑑賞できる、多彩なスペシャルシートを導入。エグゼクティブシートは、人間工学に基づいたデザインとクッション部の二重構造により、柔らかく体が包まれるような贅沢な座り心地を体感。プレミアシートは、高級感あふれる木目調のデザインが採用されており、座り心地のよい革張シートが、疲れやストレスを感じさせない。ペアシートは、ソファに座っているような、ゆったりとした座り心地の二人掛けシート。区切られた空間は、カップル・ファミリーでご鑑賞のお客様におすすめ。トリオシートは、プライベート感を高めたボックス型の三人掛けシート。区切られた空間は、グループ・ファミリーでご鑑賞のお客様におすすめ。リクライニングシートは、シアターの最前列に配置され、本シート独自の臨場感や迫力が体感できるシート。寝そべるように体重をかけるだけで、リラックスした体勢で映画の世界に没入。カウンターシートは、シアターの最後列に配置された、座席とカウンターを合わせたシート。隣席との幅が他座席より広く、飲み物や軽食などを楽しみながらご利用が可能。
コンセッションでは期間限定の“濃蜜おさつ”味のおめかしポップコーンや、本劇場限定で所沢産のさといもを使用した「さといもフライ」を販売している。
そのほか詳細は劇場HPを確認してほしい。https://tjoy.jp/t-joy_emiterrace_tokorozawa(外部サイト)
公開表記
配給:東宝・アニプレックス
10月4日(金) 全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)