イベント・舞台挨拶アニメ

『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』フィナーレ舞台イベント

© 創通・サンライズ

 登壇者:保志総一朗(キラ・ヤマト役)/三石琴乃(マリュー・ラミアス役)/桑島法子(アグネス・ギーベンラート役)、福田己津央監督

 2002年10月より全50話で放送されたTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED』。当時の若い世代に向けて制作され、21世紀最初のガンダム・シリーズとして始まり、これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し最高視聴率8.0%を獲得、さらに小学生を中心に第二次ガンプラ・ブームを巻き起こし、新世代のガンダム・シリーズとして一世を風靡。その後2004年10月から続編となるTVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』が放送開始すると更なる話題性を獲得し、最高視聴率は前作の『SEED』を上回る8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、TVアニメ・シリーズの枠に留まらないそのムーブメントは、グッズ、音楽、イベント、実物大フリーダムガンダム立像(上海)など多岐にわたり世界中を席巻した。

 2024年1月26日(金)より公開され、興行収入49億円、290万人動員、ガンダム・シリーズ劇場公開作品の中で歴代No.1興行収入を記録した『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』。全国の熱烈なファンに支えられ、惜しまれつつ全国規模での上映を終了した本作。ファンから多くの劇場再上映の要望に応え、9月20日(金)より期間限定の特別版上映が開始する。この度、特別版の公開を記念して、保志総一朗(キラ・ヤマト役)、三石琴乃(マリュー・ラミアス役)、桑島法子(アグネス・ギーベンラート役)、福田己津央監督が登壇し、『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』特別版上映記念 舞台挨拶が開催された。

© 創通・サンライズ

 イベントには、キラ・ヤマト役の保志総一朗とマリュー・ラミアス役の三石琴乃、アグネス・ギーベンラート役の桑島法子、そして福田己津央監督が登壇。上映前で期待高まる会場に4人が登場すると、大きな拍手と声援に包まれイベントがスタート。
 上映終了後も多くのファンから劇場で見たいという声が寄せられ、9月20日から10月3日までを第1弾、第2弾として11月1日から11月14日までの期間限定の特別版上映が決まった本作。
 保志「キラ・ヤマト役の保志総一朗です、パッピー!」。
 三石「マリューラミアスとピンクのハロちゃんと、エザリア・ジュール様、1話に出てきたフレイの友達の女学生をやりました三石琴乃です」。
 桑島は「私一言じゃなくていいですか」と前置きをすると、これまで桑島が演じてきたフレイ・アルスター、ナタル・バジルール、ステラ・ルーシェの声で想いの丈を披露。そして「アグネス・ギーベンラート役の桑島法子です」と締めると保志は続けて「皆さん、今日得しましたね」と会場に呼びかけ、この豪華すぎる自己紹介に会場はボルテージが上がった。

 福田監督「おかげさまでこういう場を設けさせていただいて感謝しています。(特別版は)劇場公開には間に合わなかった部分を好き放題アップグレードしました。映画がヒットしたお陰で予算がつきました(笑)。ラストのエピローグカットは当初予定がなかったのですが、映画館にきていただける方に何か感謝の気持ちを思って急遽作って間に合わせましたが、11月の(第2弾)ほうは今作ってます! 本編は初見でも20カット以上は直しているのが分かると思いますので、楽しんでいただければと思います」とコメント。

 特別版上映が始まり、今の気持ちを聞かれた保志は「フィナーレが昨日のことのようです。また新たなSEED FREEDOMが始まると思うと、まだまだ終わらないんじゃないかという期待はあります。もう1年間丸ごとSEED FREEDOM YEARにしたいくらい僕も皆さんも待ってたと思うので、すごい嬉しいです」と感謝の気持ちを告白。本作の盛り上がりに三石と桑島は「盛り上がっている様子はネットで拝見していたんですが、演者側としてそんな大きい数字の興行収入はピンと来なくて、お客さんのおかげだなと思います。試写で拝見した時、映像のエネルギーがすごくて一回観ただけでは追いつかない内容でしたのでこれはヒットするだろうなぁと、納得でございます」(三石)、「1作品を数十回、数百回観られる熱量の高い方が多くいらっしゃって、何度も観たくなるようなハッピーな映画ですよね」(桑島)と「SEEDシリーズ」の人気ぶりを実感した様子。

 続いてトークはSEEDで桑島の演じる役の“とある共通点”についての話題に。
 三石は「アグネス=桑島法子と名前を見た時に、これはキタなと思いました」と話すと、続けて監督は当初、桑島演じるアグネスはシュラに殺される予定だったが構成が変わり生かすことに変えたと告白。桑島演じる『SEEDシリーズ』で唯一生き延びたキャラとしてアグネスの展望に対し、三石は「アグネスにマリューとして教えてあげましょう、いい大人に出会ってないからアグネスはああなのよ」とアドバイスを送ると桑島は「マリューの弟子になります!」と宣言し、会場に笑いが起こった。
 二人が演じたキャラに関して保志は「僕にとって三石さんはとてもマリューさんで、味方にいてくれる安心感がすごいんです。桑島さんはまた新たなキャラでキラにグイグイ迫ってきたけど、アグネスがいなかったらこんなにラクスと近づけてなかったからそういった意味ではありがたいと思っています」と先輩声優との共演を振り返った。

 今回の特別版は、約500カット以上がアップグレードされており、福田監督は「(アップグレードした箇所は)初見ですぐ分かると思います。最後の戦闘シーンのメカを特にアップグレードしてありますのでご注目ください」と見どころをあげた。さらに監督自ら書き下ろしのエピローグカットについても「第1弾と絶賛いま制作中の第2弾は違うキャラが出てきますので」と楽しみにしている会場のファンに嬉しいコメント。

 締めのメッセージとして保志は「特別版上映始まるということでまだまだこれからSEED FREEDOMを楽しんでいただきたいです。三石さんと桑島さんとこうして一緒に舞台挨拶するのも貴重な機会ですし、これからさらに盛り上がっていていろんな展開があると1ファンとして嬉しいです。これからも応援お願いいたします」と会場に集まったファンに呼びかけた。福田監督は「おかげさまでロングランヒットさせていただきました。自分はあまり数字は気にしていないのですが、スタッフの方たちにとっては、何らかの数字が残るというのは自分たちが関わった作品として、“僕もあの作品手伝ったんだよ”と言える環境に繋がるのはすごくいいことだなと思うし、作るからにはみんなが幸せになってほしいですし。そういうふうに願いを込めて作った結果としての興収だと思いますので、これはファンの皆さんと一緒に作り上げた数字だと思っています。もう少しで50億届くと思いますが、それまで皆さん応援よろしくお願いいたします」と熱いコメントを送ると、会場からは割れんばかりの拍手と声援が起こり、賑やかな雰囲気の中、イベントは幕を下ろした。

公開表記

 配給:バンダイナムコフィルムワークス、松竹
 特別版上映決定!
 第1弾9/20(金)-10/3(木)、第2弾11/1(金)-11/14(木)

(オフィシャル素材提供)

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