作品紹介アニメ

『ゴミおばけがやってきた』

© WUNDERWERK/VERLAGFRIEDRICH OETINGER/LEONINE DISTRIBUTION/ZDF

イントロダクション

 ゴミ山の臭いで観光客も来なくなった町スメリーヴィル。そこでゴミ山の臭いを解決しようとしているマックスとロッタ、フォームワージ教授は開発した機械で実験を進めるも失敗に終わってしまう。そんな中、ゴミの臭いを嗅ぎつけドラゴンに乗ってやってきたゴミおばけのオルヒーは大好きなゴミの山を見て大興奮。ゴミを食べるオルヒーとの出会いでマックスとロッタは町を救う方法を見つけ出すが果たして……。
 監督を務めたのは、イェンス・モラーとトビー・ゲンケル。2Dからキャラクターの設定を行なっていき、その後3Dで配色などを考え、クラシックなアニメーション映画を制作。本作には、「すぐに理解できない奇妙だと思う存在を受け入れ、お互いがどれだけ助け合うことができるか。」を伝えていきたいとコメントした。
 そして本作の原作者は、日本でも数々の和訳童話を出版しているエアハルト・ディートル。本作の脚本やキャラクター制作にも携わり、「制作のさまざまな段階を見せてもらい、改善提案を受け入れてくれてとても楽しい時間でした」とコメントをし、アニメ化するにあたって協力し助け合いながら行なっている製作陣のチームプレーが垣間見えた。

© WUNDERWERK/VERLAGFRIEDRICH OETINGER/LEONINE DISTRIBUTION/ZDF

ストーリー

 舞台は、最後のごみ収集員がいなくなってしまった町、スメリーヴィル。ゴミ山の臭いで観光客数は史上最低になり、町の通りはガラガラに。そんな中、ゴミの臭いを嗅ぎつけたオルヒーがドラゴンに乗って町へやってくる。ゴミ山の臭いを解決しようとしているマックスとロッタ、フォームワージー教授は、ゴミを食べるオルヒーとの出会いで町を救う方法を見つけ出す! しかし、悪徳なハンマー建設によってゴミ山の場所にリゾートスパを建てる計画が……。オルヒーを町から追い出そうとする大人たちとそれに反対する子どもたち。スメリーヴィルの運命はどうなるのか――。

 (英題:The Ogglies、2024年、ドイツ・ベルギー合作、上映時間:113分)

キャスト&スタッフ

【キャスト】
 マックス:松本梨香
 ロッタ:水瀬いのり
 ソフィア:井上喜久子
 ハンマー:森久保祥太郎
 モッシー:高野麻里佳
 メッシー:葉山翔太
 オルヒー・パパ:岩崎諒太
 オルヒー・ママ:新田恵海
 オルヒー・じいちゃん:森嶋秀太
 オルヒー・ばあちゃん:平山笑美
 オルヒー・ベビー/ファイアボトム:前田佳織里

【スタッフ】
 監督:イェンス・モラー、トビー・ゲンケル
 脚本:トビー・ゲンケル、ジョン・チェンバース
 原作:エアハルト・ディートル
 製作:スンナ・イーゼンベルク、ギーゼラ・シェーファー

 制作会社:ヴンダーウァーク
 原作出版社:フェラグ フリェドルヒ オエティンカー
 共同制作:フェラグ フリェドルヒ オエティンカー、
 配給:レオナインスタジオ
 世界販売:ザ プレイメーカー

 日本版制作スタッフ
 翻訳:松本小夏
 録音・調整:稲垣 聡
 音響監督:サイトウユウ

 提供:代々木アニメーション学院/チャンス イン
 日本語吹替え版制作:代々木アニメーション学院/チャンス イン

ギャラリー

予告編

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『ゴミおばけがやってきた』公式サイト
ゴミが大好きなゴミおばけのオルヒー達との大冒険が始まる―。世界的ベストセラー児童書をアニメ映画化。日本語版に松本梨香、水瀬いのりをはじめ豪華声優キャストが集合!

公開表記

 配給:チャンス イン=ローソン・ユナイテッドシネマ
 10月4日よりユナイテッド・シネマ豊洲他にて公開

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