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『カーリングの神様』完成披露上映会

© 2024『カーリングの神様』製作委員会

 登壇者:本田望結、高島礼子、川口ゆりな、長澤 樹、泉智奈津、白倉碧空、本木克英監督

 映画『カーリングの神様の』完成披露上映会が都内で行われ、舞台挨拶に主演の本田望結、共演の高島礼子、川口ゆりな、長澤 樹、泉智奈津、白倉碧空とメガホンを取った本木克英監督が出席してクロストークを繰り広げた。出演者みんな仲良し。チームワークの良さを披露した。

 本作は、長野県御代田町を舞台に、地元の女子高生たちが大きな壁にぶつかりながらもカーリングの国際大会のエキシビションマッチの出場権をかけて奮闘する姿が描かれる。

 チームのエースとなる“スキップ”のポジションを担う清水香澄役を演じた本田は「ついに皆さんに観ていただける日が来て、嬉しいです」と感無量な様子で挨拶。フィギュア・スケーターの本田は、スケーターとしては18年目となるがカーリング経験は無し。滑り方が違ったそうで「フィギュア・スケートとの共通点は氷の上の寒さだけでした。『みゆちゃんは大丈夫』と周りから言われ続けたのですが、私が一番ダメでした。難しかったです」とカーリングの足の運びに苦戦したという撮影を振り返った。

 本木監督は本田の練習の成果について「見事なもんです。カーリングの出来る方をスタントとして準備していたのですが、プレーもお芝居も完璧にできていました」と感心しきりだった。今年の1月に撮影が終わったことも明かしていた。

 閉鎖の危機が迫る御代田町のカーリング場のオーナー役を務めた高島は「みんな本当に可愛いんですよ。そしてとっても仲が良かった」と少女たちとの共演を楽しんだことを明かした。

 ライバル・チームへ移籍した香澄の幼馴染で、“セカンド”の曽根原舞役を演じた川口は「集中力が大事な役柄だと思いながら演じていましたが、カメラが回っていないところではいつも爆笑。笑い声が溢れ、温かい現場でした」と撮影を振り返る。

 “サード”江藤実乃梨役を演じた長澤は「カーリングが好きだから楽しんでやっていました」と話す。

 “リード”役の中澤優芽役を演じた泉が「撮影初日に、激昂する場面を撮りました。難しかったです」と話すと、本木監督が「よくあそこまで怒ってくれたなって。頑張ってくれました」と称賛。また、カーリングを題材にした理由を聞かれた本木監督は「本田望結さんのお芝居に興味がありました」と明かしていた。

 高島も「監督と”最近の若い俳優たちはセリフがしっかり入っていてすごいね~”と話していました」と若い共演者たちの奮闘振りを称えた。

 “セカンド”の牛山沙帆役を演じた白倉は、撮影中は周りを笑わせるムード・メーカーだったそう。「コミカルなキャラでしたが、私自身も面白いのでコントロールはしていました」と人懐っこい笑顔を見せた。

 カーリングはチーム・ワークが重要なスポーツ。“友達にする人の条件”についてそれぞれが話す場面があった。

 本田は「私は、“みんなお友達”という感じになっちゃう。外で偶然お会いしたりすると“運命だ、ずっとこの先も友達だ、仲良しだ”と思っちゃう」と話し、本作の撮影終了後に高島と焼肉屋で偶然会ったことを報告した。高島は「私もあの時から愛を感じています。これからもよろしくね」とにっこり。

 川口は「将来自分のお家を建てててクリスマス・ルームを作りたいという夢があります。一年中クリスマスを楽しめるお部屋を作りたいので、友だちにはクリスマスを好きな人がいい」と明かした。

 長澤は、「一緒にいて楽しかったらもう友達」と話し、本作のキャスト陣についても「ずっと仲良しなメンバー」と笑顔を見せた。

 泉は「一緒にいて落ち着く人。無言が平気な人で、頭を使わない会話ができる人がいい」と答えた。白倉は「一つでも尊敬し合えるところがあれば友達かな」と答えていた。

 高島は「共に成長出来る人かな。この作品で皆さんにいい学びを得ました。仕事って楽しいんだなと、この作品で学べたのでみんな友達だと思いました」と語った。本木監督は「人の話を聞いてくれればいいという感じかな」と話した。

 最後に、本木監督は「気楽にご覧いたたければ」とメッセージを送り、本田は「皆さんお一人お一人に見合う見方が絶対にある作品です。絶対に後悔させない映画ができたと思います」と本作を熱烈アピールした。

 (取材・文・写真:福住佐知子)

公開表記

 配給:ラビットハウス
 11月8日(金)より 新宿ピカデリーほか全国公開

(オフィシャル素材提供)

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