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映画『ふれる。』初日舞台挨拶

©2024 FURERU PROJECT

 登壇者:長井龍雪監督、永瀬 廉、坂東龍汰、前田拳太郎、皆川猿時、津田健次郎

 『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(11、13)、『心が叫びたがってるんだ。』(15)、『空の青さを知る人よ』(19)“心揺さぶる”青春三部作を手がけた、監督:長井龍雪、脚本:岡田麿里、キャラクターデザイン・総作画監督:田中将賀の3人が贈る、オリジナル長編アニメーション最新作、映画『ふれる。』が、絶賛公開中!

 10月4日(金)、公開を記念し<初日舞台挨拶>を実施! 会場には、監督を務めた長井龍雪、メインキャラクターを演じた永瀬 廉(小野田 秋 役)、坂東龍汰(祖父江 諒 役)、前田拳太郎(井ノ原 優太 役)。さらに、秋・諒・優太の学生時代の学童の恩師・脇田先生を演じた皆川猿時と、優太のクラスの副担任・島田公平を演じた津田健次郎も駆け付けた。

 生中継で繋がっている全国102劇場の観客たちも見守るなか、長井監督と豪華キャスト陣6人が舞台に登場! 会場は大きな拍手と歓声に包まれ、一気にヒートアップ。長井監督、永瀬、坂東、前田は会場に集まった観客へのお礼と挨拶の言葉を述べ、本作のイベントでは初めて登壇した皆川と津田も初日を祝しながらそれぞれ挨拶をした。津田の一声に、永瀬は体をよろめかせて「今、(津田さんの声に)腰が抜けてしまって……」と話したことを受け、皆川は津田を真似た声で挨拶をし、会場に笑いが広がった。

 続いて、本作の主題歌「モノトーン」を担当したYOASOBIからメッセージ動画が到着! 動画でAyaseは「この楽曲は僕自身の思い出や経験をふんだんに盛り込み、映画としっかりリンクさせて作った、とても思いを込めた楽曲となっております」と制作の裏側を語り、ikuraは「長編アニメーション映画とのタイアップは今回が初めてで、すごく思い入れもあり、とってもワクワク嬉しい気持ちでいっぱいです。Ayaseさんの思いを受け継ぎながら、私自身の思いもしっかり歌に乗せさせていただきました。ぜひ何度でも劇場で映画『ふれる。』をご覧ください!」と公開初日を祝い、永瀬は「嬉しいです」とコメント。それを受けて坂東も「本当に嬉しいです」と語り、その流れで津田も「本当にびっくりしましたね。嬉しいです」と3人が声を変えながら、主題歌への想いが溢れるメッセージに歓喜した。

 次は、公開初日を迎えた本作に迫るトークセッションへ。長井監督は「ずっと(公開と)いつ言えるんだろう……という気持ちだったんですが、こうやって公開されて本当にホッとした気持ちと、嬉しい気持ちです」と、改めて公開初日を迎えた今の心境を語った。

 また、オーディションから公開まで、この作品に向き合っていたからこそ感じる本作の魅力について、永瀬は「SNSという便利なものが発達したからこそ、大切な人に自分の言葉で伝えることが薄れているなと。(作品を通じて)伝える大切さを痛感しつつ、優しく諭してくれるような魅力があると思っています」と本作のテーマのひとつである“コミュニケーション”について取り上げた。

 坂東は「最初に脚本を読ませていただいた時に、今まで関わってきた人やお世話になった人、大切な友達や学生時代の仲間一人ひとりの顔が浮かんできて。諒というキャラクターと自分をリンクさせながら、生き生きとしたキャラクターになるように全力で務めさせていただいたので皆様の心に“ふれる”作品になっていればいいなと願っています」と、人との関わりについて振り返るきっかけになることを魅力として伝えた。

 前田は「人間関係について皆さん悩んだことがあると思うんですけど、この作品はいろんなキャラクターが出てきて、いろんな思いを抱えているので、誰かに感情移入できる作品になっていると思います。観終わった後に大切な人に感謝の気持ちを伝えたくなる作品になっていると思うので、何か悩みを持っている方にも観ていただきたいです」とコメント。

 そして、津田は完成した本作を観た感想について「とても刺さる部分もあり、希望も見せてくれる、今観る価値のある作品だな思いました」と話し、オーディションで本作の役柄を手にしたメイン・キャスト3人の声の演技に対し「(3人が演じたキャラクターは)ずっと仲良くやってきたけど違う道を歩んでいて、全然個性も違う。でも、それぞれに揺れている部分があって、それを等身大で演じてられているのが、こちらにも生っぽく伝わってきて。3人がイライラしているときはイライラするし、解放されていくときは解放されるし、楽しいときは楽しくなれる、すごく応援したくなる3人だなと思いました」と、声優経験も長く、俳優としても活躍する津田だからこそ気づく、観客にも感情が伝わってくる彼らの演技を大絶賛し、永瀬は「こころにふれてくるな」と嬉しさをにじませた。

 また、本作でアニメーション声優デビューを果たした皆川は、今回のオファーを受けた時の気持ちについて「53歳ですけど、 やっぱり年をとっても初めてのことってあるんだなと。すごく嬉しかったですけど、すごくドキドキしましたよ」と振り返り、長井監督は皆川とのアフレコ現場でのやりとりについて、「いきなり酔っぱらいの芝居を全力でやっていただきました(笑)。(皆川さんに)1番最初に収録をしていただいて、場の空気を温めてくださいました」と話した。

 続いて、本作のマスコット・キャラクターで不思議な生き物「ふれる」にまつわるトークへ! テレパシーにも似た力で趣味も性格も違う秋たち3人を結び付けていた“ふれる”が実際にいたとしたら、どんな時に“ふれる”の力を使いたいか?という質問に対し、 永瀬は「今観てくださった方たちと全員でスクラムを組んで、ふれ合って、皆さんの生の声を聞きたいですね」と話し、坂東と前田は「動物と話したい」と、実家の愛犬の名前も明かしながらまさかの一致! 皆川は「10人以上とかで居酒屋に行った時の最初のドリンクの注文で使いたい」と答えると、登壇者は大爆笑しつつも全員納得(笑)。長井監督は「作品の打ち合わせとかは全部一瞬で終わるんで。イメージが全部伝わってめちゃめちゃ早そうですね」と話し、本作のテーマの一つである“コミュニケーション”とそれぞれの日常が垣間見えるトークに会場全体も大いに盛り上がった。

 その後、公開初日を記念して制作された<映画『ふれる。』特製くす玉>が舞台に登場! 劇中に登場する意味深な“糸”3本が繋がっている青色のくす玉。永瀬の「今日から公開ということで、1人でもたくさんの方々に届きますように。皆さん、今日から(映画『ふれる。』に)ふれてね!!!」とコメントし、永瀬・坂東・前田それぞれが糸を一斉に引くと、「ふれる。(祝)公開。」というメッセージ入りの垂れ幕と銀の糸、紙吹雪が散らばり、劇中のファンタジーなワンシーンのような華やかな演出に、会場は歓声と拍手で大盛り上がり!

 最後に、登壇者を代表して永瀬は「今日観てくださった皆さんが受け取った気持ちや感動を大切な人や友達に伝えていただき、皆さんでその感動を共有していただけたらなと思います。たくさんの方々に『ふれる。』という作品を愛していただけますと幸いです」とコメント、長井監督は「この作品にこんな素敵なキャストにも集まっていただいて、 とても幸せな作品になったと思います。皆様のこころに何かしらふれるものがあればと思います」とメッセージを送り、舞台挨拶を締めくくった。

 日本のアニメーション界を支えている最高のアニメ・クリエイター、人気と実力、そして勢いを兼ね備えた豪華キャスト、魅力的かつ心に“ふれる”主題歌。この新たな出会いが大きな感動を呼ぶオリジナル長編アニメーション映画『ふれる。』は絶賛公開中!

公開表記

 配給:東宝・アニプレックス
 10月4日(金) 全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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