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Netflixシリーズ『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』配信直前記念!トークイベント付き特別先行上映会

© 創通・サンライズ

 登壇者:エラスマス・ブロスダウ監督、由良浩明(アニメーションプロデューサー/音響監督)、彌富健一(プロデューサー)

 2024年10月17日(木) Netflixにて世界独占配信される『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』は、ガンダムシリーズ第1作目『機動戦士ガンダム』の舞台となる一年戦争中のヨーロッパ戦線にフォーカスをあてた全6エピソード(30分×6話)の、世界配信向け新作オリジナル・アニメーション。
 Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン5)を使用し、SAFEHOUSEと共同で制作され、脚本はギャビン・ハイナイト(アニメ『Tekken: Bloodline』『トランスフォーマー サイバーバース』、『スター・ウォーズ レジスタンス』)、監督をエラスマス・ブロスダウ(アニメ『バイオハザード:インフィニット ダークネス』、ゲーム『スターシチズン』『ライズ:サン・オブ・ローマ』『クライシス』シリーズ)が務める。

Netflixでの世界配信を目前に控え、監督&プロデューサー陣が登壇!
日本が誇る“ガンダム・シリーズ”最新作の【配信直前記念イベント】が実施された。

 イベントにはガンダム・ファンなら絶対に知っておきたい、驚愕の新視点で一年戦争を描き直したドイツ出身の新進気鋭のエラスマス・ブロスダウ監督。ガンダムシリーズ初の海外ディレクターとなる。さらに、アニメーションプロデューサー兼音響監督の由良浩明、プロデューサーの彌富健一が登壇。作中に登場するモビルスーツのガンプラ、GUNDAM UNIVERSEも並べられ、ステージを彩った。

左から★2024年11月発売予定/「GUNDAM UNIVERSE GUNDAM EX」★2024年12月発売予定/「GUNDAM UNIVERSE ZAKUⅡ(Unidentified Type) Solari」
左から★10/19(土)発売/「HG 1/144 ガンダム EX」★10/19(土)発売/「HG 1/144ザクII F型 ソラリ機」

 まず初めに「ガンダム・シリーズ初の海外ディレクターとなったことを光栄に思います。子どものころからガンプラで遊び、育っていました、観客の皆さんの同じように“ガンダム”に触れてきましたので、たくさんお話できればと思います」とエラスマス監督よりガンダムとの出合いとともに挨拶が述べられた。

 由良Pは「ガンダムの根底にあるヒューマン・ドラマはもちろん、作品のリアリティ、そしてモビルスーツの大きさと怖さを表現しました。それは画だけでなく、音でも作りこんでいますので、注目してほしいです」とこだわりを明らかにした。

 彌富Pは「やはり全編をUnreal Engine 5(以下UE5)を使用して、作り上げたことですね。今までにない映像表現で、“ガチ”の一年戦争の物語となっております」と見どころを含めた挨拶があり、トーク・パートへ。

 本作を指揮するにあたってのプレッシャーや日本への想いについてエラスマス監督は「プレッシャーはあったが、自分が信じている表現をすることを心掛けました」とコメント。「ドイツで育ちましたが、小さいころから日本のメディアに触れていたので、日本は身近な存在でした。子どもの頃から毎週見ていたガンダム・シリーズの監督をするということが非常に信じがたいです」と興奮気味にガンダム愛を語った。また約3年半の制作期間で大変だったことについて「コミュニケーションが大変でした。さまざまな国の人が携わっているので、細かいニュアンスを伝えることに苦労しました」(監督)。「英語を先に作ったので、日本のガンダムをどうやって英語で表現するか。そこに苦労しました」(由良P)。「とにかくスケジュールを守って、進行していくことが大変でした(笑)」(彌富P)とそれぞれ明らかにした。

 キャラクターをモーション・キャプチャーで制作した本作は、スーツ・アクターではなく、英語版の声優がモーション・キャプチャーを使用してキャラクターを演じるという珍しい演出をとった。その理由についてエラスマス監督は「スーツ・アクターの方を起用することもできるのですが、やはりキャラクターのモーションとセリフはかなり密接な関係にあるので、同じ役者さんに演じていただきました」とコメント。本作で表現されている微妙な表情の変化などのリアリティを出す秘訣を教えてくれた。
 またどういったガンダムにしたかったかについて、「これまでのシリーズとは違う、明らかにガンダムは敵だというイメージをつけたかった」と監督。本作に登場する“ガンダム”は非常に怖いイメージを与えるものとなっている。チャレンジしたことについては「クオリティを出すこと。ダウンサイドもあり、これだけの長尺をUE5で作成することが挑戦でした。思わぬバグが出たりするので大変でした」と監督。由良P、彌富Pも強く頷いていた。

 トーク・パートを終えると、観客向けのグッズ抽選会も行われ、会場の活気は最高潮。最後にエラスマス監督より「全世界の方々に楽しんでもらいたいです。モビルスーツの細かいニュアンスにもこだわっていますので、細かく見ていただけたら嬉しいです」と締めの挨拶が述べられた。10月17日の配信を楽しみにするファンたちからの鳴り止まない拍手で見送られながら、ゲストは降壇。興奮冷めやらぬまま、イベントは終了した。

『機動戦士ガンダム 復讐のレクイエム』

 (英題 『Gundam: Requiem for Vengeance』)

【配信】2024年10月17日(木) Netflixにて世界独占配信

【ストーリー】
 宇宙世紀0079年、ジオン公国は地球連邦政府からの独立を宣言し戦争状態に突入した。新兵器モビルスーツの活躍により序盤こそ優位を保ったジオン軍だったが、地球の全面制圧を行う戦力はなく戦況は膠着する。そして開戦から11ヵ月後、東欧のジオン軍占領下にある基地の一つが連邦軍に奪取される。その奪還に向かう混成大隊の中に、宇宙から降りてきたばかりのモビルスーツ小隊、ソラリたちレッド・ウルフ隊の姿もあった――。

【スタッフ】
 企画:バンダイナムコフィルムワークス
 制作:サンライズ
 共同制作:SAFEHOUSE
 監督:エラスマス・ブロスダウ
 エグゼクティブプロデューサー:浅沼 誠/小形尚弘/櫻井大樹/ギャビン・ハイナイト
 アニメーションプロデューサー・音響監督:由良浩明
 プロデューサー:彌富健一
 脚本:ギャビン・ハイナイト
 キャラクターデザイン:マヌエル・アウグスト・ディシンジャー・モウラ
 メカニカルデザイン:山根公利
 ディレクター・オブ・フォトグラフィ:笠岡淳平
 音楽:ウィルバート・ロジェ II
 製作:バンダイナムコフィルムワークス

【キャスト】
 主演:シリア・マッシンガム

【公式サイト】https://gundam-requiem.net(外部サイト)

Unreal Engine 5(アンリアル・エンジン5)とは

 アメリカのEpic Games(エピック ゲームズ)社が開発したリアルタイム3D制作ツール。
 デザイン、ビジュアライゼーションやシネマティック体験の制作から、PC/コンソール/モバイル/VR/AR向けの高品質なゲーム開発など高度な機能が備わっており、幅広い分野で活用されている。
 その「Unreal Engine」の最新バージョンとなる「Unreal Engine5」が2022年4月6日にリリースされた。

(オフィシャル素材提供)

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