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『HAPPYEND』メイキング映像解禁&新宿ピカデリーにて英語字幕版上映も決定!

© 2024 Music Research Club LLC

 コンサートドキュメンタリー映画『Ryuichi Sakamoto | Opus』で世界中の映画祭から注目を集めた新鋭・空音央監督の長編劇映画デビュー作『HAPPYEND』が10月4日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて絶賛上映中。本作は、先月開催されたヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、トロント、ニューヨーク、釜山などの国際映画祭にて上映され話題をよび、さらに平遥(ピンヤオ)国際映画祭ではロベルト・ロッセリーニ審査員賞を受賞。さらに、第17回アジア太平洋映画賞では、最優秀作品賞と最優秀脚本賞にノミネートされ、海外でも高い評価を得ている。SNSでも「今年ダントツ1位」「マジの傑作すぎる」「みんなに観てほしい」と絶賛の嵐だ。

この度、本作の物語の起点ともなるそびえたつ黄色い車のシーン他メイキング映像が初解禁!

 本作の予告でも強烈なインパクトを残している、直立した黄色のスポーツ・カー。この車は主人公のユウタ(栗原颯人)とコウ(日高由起刀)が通う高校の校長・長井(佐野史郎)の愛車で、直立させた犯人は、深夜の学校に忍び込んだユウタとコウ。ユウタの突拍子もない発案で2人で車を立てる悪戯を実行したのだが、映像を見て、どうやって直立させたのかと疑問を思った方も多いだろう。実はCGではなく実際にクレーンで吊って撮影されている。

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 解禁した映像ではクレーンで吊るされているスポーツ・カーの様子が映っている。撮影後のスポーツ・カーは、撮影後にロケ地である神戸市立科学技術高等学校がものづくりを学ぶ学校であることから、寄付されたんだそう。

 この強烈ないたずらは、不良中学に通っていたという監督の知り合いが、学校で先生の車を立たせる悪戯があったという逸話を監督が聞いたことから得た発想だという。よくよく話を聞くと、実際は縦ではなく横にして立てられたらしいのだが、監督の中では「話を聞いたときのイメージが完全にモノリスのような直立だった」ことから、脚本に反映させ、見事に美しい縦直立での撮影を成功させた。

 また、校長を演じた佐野史郎と、主演の栗原颯人、日高由起刀のオフショットも初解禁。物語の中では対立する役どころだが、今回演技初挑戦だった主演二人は、佐野との共演に関して「とてもフラットに関わってくださる方。のびのび自分が思ったようにやればいいよとアドバイスをもらった」とインタビューでも振り返っている。

 そしてメインキャスト5人が夜道を駆け抜けるシーンと、終盤のある場面で抱き合うシーンのメイキング映像も解禁。5人中4人が演技未経験。監督はクランクインの前にワークショップを行い、お互いの距離を縮めあうための練習をしてもらったという。いつしか5人は自ら本読みを行ったり一緒に食事に行ったり、空監督の知らぬ間にどんどん関係性を深め、撮影が始まる頃には実際に友情が出来ていたんだとか。
 抱き合うシーンでも監督の演出に真剣に耳を傾けながらも終始和やかな雰囲気が漂う。現実でも親友となった5人の本物の友情をぜひ劇場でご覧いただきたい!

新宿ピカデリーにて英語字幕版上映決定!!

 既に北米、シンガポール、フランス、韓国、台湾、中国など11の国と地域での配給が既に決まっている本作。ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア以降、トロント、ニューヨーク、ピンヤオ、釜山といったありとあらゆる映画祭で喝采を浴び、今後もロンドン、ウィーンなど世界中の映画祭での上映が決定している。日本を舞台にした物語ではあるが、友情の揺れ動きや不安定な社会と如何にして向き合うのかなど住んでいる国を問わずに共感を得ており、この度日本に住んでいる英語話者にも届いて欲しいという想いから英語字幕版の上映が決定した。
 『HAPPYEND』英語字幕版上映は10月25日(金)~10月31日(木)で新宿ピカデリーで上映予定。

公開表記

 配給:ビターズ・エンド
 新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか絶賛上映中

(オフィシャル素材提供)

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