今年の9/20~28に開催されたサン・セバスティアン国際映画祭に正式出品、ワールドプレミア上映後、3回ものスタンディングオベーションを受けたのは、リュミエール研究所所長でカンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモー監督最新作、“Lumiere!The Adventure Continues”(英題)。2017年に公開された『リュミエール!』に続き、改めてリュミエール兄弟の貴重な映像1,400本から選りすぐり110本にまとめた、まさに集大成ともいえる本作の日本公開が緊急決定! 邦題を『リュミエール!リュミエール!』として、11月22日(金)にシネスイッチ銀座他全国順次公開。あわせてポスタービジュアル、場面写真が解禁となった。
映画も、テレビも、YouTubeも、TikTok、も映像の楽しさはここから始まった――
誰も観たことのない50秒、そして感動は永遠となった。
世界で初の映像クリエイター、リュミエール兄弟!
“映画の父”リュミエール兄弟が発明したシネマトグラフによって撮影された映像が、より深く、より美しく、130年後の今、完璧に蘇る。2017年に公開された『リュミエール!』に続き、リュミエール研究所所長でもあり、カンヌ国際映画祭総代表のティエリー・フレモー氏による後世に残すべき歴史的映像 約1,400本の中から選りすぐられた110本の集大成。そこに映し出されるのは、130年前に息づく人々、当時の世界の町並み……悠久の時を感じる貴重な映像体験。映像の始まりとともに、未来に想いを馳せる必見の映像ドキュメンタリー。
2017年に公開された前作『リュミエール!』は、全世界33ヵ国以上で公開、フランスでは45劇場で公開され、13万6千人を動員する大ヒットを収めた。本作は前作同様、“映画の父”リュミエール兄弟の遺した1,400本の作品群からこれまで知られていない作品などを中心に110本で構成。4Kデジタルに完璧に修復され、映像の原点により深く迫る待望の新作である。作品を彩るのは、リュミエール兄弟と同時代に生きた作曲家ガルリエル・フォーレによる楽曲。そして130年前に発明されたシネマトグラフで撮影されたのは、パリ、ヴェネチア、アルプス、ニューヨーク、京都、東京……今と変わらない人々の生活、世界の街の美しい景色。当時の人々は、列車の動く映像に、工場から出てくる人々の映像に、動く猫の映像に、驚き、興奮し、楽しんだ。それは、現代の人々がSNSの映像に興味を持ち、熱狂するように……。
まさに、世界初の映像クリエイターはリュミエール兄弟といっても過言ではない驚きの瞬間だったに違いない。
尚、本作は、第37回東京国際映画祭ガラ・セレクション出品決定、11月1日(金)に上映、ティエリー・フレモー監督の登壇も決定!
<日本版ポスター>
今回解禁となった、日本版ポスターは「はじまりは50秒、感動は永遠!」というコピーが配され、“世界で最初の映像クリエイター”としてリュミエール兄弟をポップなイラストで紹介しながら、リュミエール兄弟が発明した“シネマトグラフ”の写真、そして“シネマトグラフ”で撮影された世界の映像の写真を紹介し、リュミエールの映像の世界を表現している。
<場面写真>
日本版ポスターで紹介された画像、撮影された場所などの映像のタイトルに合わせて解禁となった。
監督:ティエリー・フレモー Thierry Frémaux プロフィール
1960年、フランス、イゼール生まれ。リヨンにあるリュミエール研究所所長、およびカンヌ国際映画祭総代表。リヨン大学で歴史社会学を学び、同大学院博士課程在籍中にリュミエール研究所で働きはじめた。現在は、同研究所の所長としてリヨンに拠点を置きながら、カンヌ国際映画祭のために世界中を飛び回っている。2016年には、膨大な数のシネマトグラフの作品から108本を厳選してまとめた前作『リュミエール!』(17)を製作し、本作同様、監督・脚本・編集・プロデューサー・ナレーションを務めた。
2021年、9歳から始めた柔道についてまとめた書籍「Judoka」を発表。その年、フランスのスポーツ作家協会から“スポーツ&文学賞”を授与された。日本では2024年10月10日、出版社カンゼンより邦題「黒帯の映画人」として発売されている。
カンヌ国際映画祭総代表
ティエリー・フレモー 著
山本知子 訳
2024年10月10日発売
3,600円(税別)/ 3,960円(税込)
四六判上製 304ページ
発行 カンゼン
ストーリー
1895年12月28日パリ、ルイ&オーギュスト・リュミエール兄弟が発明した“シネマトグラフ”で撮影された映画『工場の出口』等が世界で初めて有料上映された。それから130年後の今、“映画の父”リュミエール兄弟の作品が、より深く、より美しく、完璧に蘇る。2017年に公開された『リュミエール!』に続き、リュミエール研究所長であるティエリー・フレモー氏による後世に残すべき歴史的映像の集大成。そこに映し出されるのは、130年前に息づく人々、当時の世界の町並み、パリ、ニューヨーク、京都……。それは、悠久の時を感じることのできる貴重な映像体験。歴史的映像を彩るのは、リュミエール兄弟と同時代に生きたガブリエル・フォーレによる楽曲の数々。未来に想いを馳せる奇跡の映像の数々が、130年前の世界へ誘う。それは、映像の楽しさ、驚き、興奮のはじまり――。
(英題:LUMIERE! THE ADVENTURE CONTINUES、2024年、フランス、上映時間:105分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本・編集・プロデューサー・ナレーション:ティエリー・フレモー(リュミエール研究所所長、カンヌ国際映画祭総代表)
音楽:ガブリエル・フォーレ
エグゼクティブ・プロデューサー:マエル・アルノー
アソシエイト・プロデューサー:ナタナエル・カルミッツ(MK2)
プロダクション・マネージャー:マーゴット・ロッシ
編集:ジョナサン・カヴシアル、シモン・ジェメリ
映画史アドバイザー:ファブリス・カルゼトーニ、ジャン・マルク・ラモット
プロダクション:ソルティー・ユージーヌ・プロダクション、リュミエール研究所
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
提供:ギャガ、ティー ワイ リミテッド
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
配給:ギャガ
11月22日(金) シネスイッチ銀座 他全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)