イベント・舞台挨拶

『はたらく細胞』ハロウィンパーティ

© 清水茜/講談社 © 原田重光・初嘉屋一生・清水茜 ©2024映画「はたらく細胞」製作委員会

 登壇者:永野芽郁、佐藤 健、DJ KOO

 映画『はたらく細胞』のハロウィンパーティイベントが渋谷ストリーム前の稲荷橋広場で開催され、主要キャストの永野芽衣、佐藤 健とDJ KOOが舞台挨拶に登壇した。

 イベント開始と同時に劇中で神経細胞役を演じたDJ KOOが劇中衣装を着て登場して「盛りあがりましょう! イェ~イ!」とDJパフォーマンスを披露。主題歌の「50%」(Official 髭男 dism)が流れる中、赤血球と白血球に扮した総勢26名が登場してド派手なダンス・パフォーマンス&ミュージックで会場を盛り上げた。血小板に仮装した小さな子どもたちもイベントに参加した。

 本作は、清水 茜のコミック「はたらく細胞」に加えて、スピンオフ作品「はたらく細胞BLACK」(原作・原田重光/作画・初嘉屋一生)を実写化した作品。人間の健康を守るために体内で日夜働く細胞たちが、“体内史上最大の戦い”に挑む姿が描かれる。赤血球を永野が、白血球(好中球)を佐藤が演じている。

 DJ KOOが「ドーパミンぶっちゃけて盛り上がって行きたいと思います」と会場を盛り上げる中、最高潮の盛り上がりの中、DJ KOOに呼び込まれて永野と佐藤が楽しそうに「ハッピー・ハロウィン!」と客席に呼びかけながら登壇。会場から大きな声援と拍手を浴びた。

 赤血球役を演じた永野は、かぼちゃの色のオレンジのセーターと秋色の茶色のパンツ姿、佐藤も同じくオレンジを取り入れたコーデで登壇して招待されたファンたちの目を楽しませた。この日の2人のハロウィン仕様の衣装は「一緒にオレンジが着たい」と佐藤がリクエストしていたことを永野が明かした。

 この日のダンス・パフォーマンスについて永野は、ファンたちに目を向けながら「久々にハロウィンを当日に満喫した気がします。赤血球(衣装の人々)を久しぶりに見ました。白血球さんが一列に並んでいるのも面白くて……」とニッコニコの笑顔で話す。白血球役を演じた佐藤も「音楽が最高ですね~。劇中でも僕、DJ KOOさんのシーンが大好きです」と大きな笑顔を見せる。また佐藤は、「大勢のエキストラ(7500人)との撮影が楽しかった。みんなも頑張ってくれました」と作品を振り返った。

 永野は、ハロウィンについて聞かれると、「私は大好き。毎年、何かしら仮装はしたいタイプです。今日もサプライズで健さんの楽屋に行って、かぼちゃのマントを被って『ハッピー・ハロウィン!』ってやりました。その時の健さんの反応が『うん……』だけ。あまりにそっけなかった」と不満タラタラ。

 佐藤は「朝からですもん……」とあわてて言い訳する。人生を謳歌している永野のハイテンションな乗りにはついていけなかったようだ。永野は「どうやって驚かそうかとワクワクしてお店に色々買いに行って、これが一番面白いと思って楽屋に行ったのに……。『うわぁ~カボチャだぁ~』とか、もっと反応してほしかった!」とぼやいていた。

 佐藤は、ハロウィン当日には携帯で渋谷の様子をチェックしていることを明かし、「ああ、今年はこんな感じなんだ……って」。白塗りメイクについて聞かれると、「大変なんです。白色は200色あるので、今日はどの白色で行こうかなって……(笑)」とコメント。自身の盛り上がるハロウィン・イベントの話が出てこない佐藤は「こういうイベントの時に、嘘でもいいからハロウィンのエピソードを作って話せる人間になりたかった」とぼやき節だった。

 作品について、永野は「ほんとうに面白い。一観客として面白くて泣けて、観終わったあと、自分の体を大事にしたいと思いました。素晴らしい映画です」と熱くアピール。

 佐藤は「大満足です。誰にも自信をもって勧められる王道のエンターテインメント作品になりました。僕たちは体内の担当で、漆崎日胡役の芦田愛菜ちゃんの体の中にいるんですけど、体の外の風景を全く知らないんです。映画を観て、芦田愛菜ちゃんがとにかく前向きに人生を一生懸命生きていて、日胡の体内にいる我々は頑張って良かったって、頑張りが報われた気持ちになりました。”はたらく細胞”が自分の体にいると思うと、自分のことを大切に思え、大事な人のことを愛おしくなるようになる作品です」とコメントした。

 DJ KOOは「バケツの水をかぶるシーンが見どころです」とイチオシのシーンをあげた。

 最後にDJ KOOは「スケールでかい! タメになるし感動するし、僕は試写会でマジで泣きました! サイッコ―の映画ですね! 最高Do Dance!!」。永野は「観終わったあとに自分の体を大事にしようと思えちゃう、素晴らしい作品です!」。佐藤は「僕らは日胡を守るためにめちゃくちゃがんばって、そのがんばりが報われるくらい彼女は前向きに一生懸命生きていく。もう大満足です」とメッセージを送ってイベントは終了した。

 『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』などの武内英樹監督作品。アクション演出は『るろうに剣心』『幽☆遊☆白書』などの大内貴仁。
 人間の親子役で芦田愛菜、阿部サダヲ。
 ほかの共演者には、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、深田恭子、板垣李光人、加藤 諒、マイカピュ、加藤清史郎、新納慎也、小沢真珠、Fukase(SEKAI NO OWARI)が細胞や細菌役など演じている。

 (取材・文・写真:福住佐知子)

公開表記

 配給:ワーナー・ブラザース映画
 12月13日(金) はたらきます!

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