登壇者:川口ゆりな、長澤 樹
長野県御代田町を舞台にした映画『カーリングの神様』が、いよいよ今週11月8日(金から全国公開となる。その公開直前特別試写会が11月4日(月・祝)に都内で実施され、本編上映後に川口ゆりなと長澤 樹が煌びやかな衣装で登壇し、トークイベントが行われた。
カーリングに⻘春を懸ける⼥⼦⾼⽣たちの奮闘と友情を描く⻘春ムービー。主演の本田望結はもちろん、カーリング・チームの面々は代役を立てずに自身でカーリング・シーンに挑戦した。
トークイベントの話題は、昨年12月から今年1月にかけて撮影された過酷な現場に集中した。クランクイン前のカーリングの猛特訓に加え、撮影現場に入ってからも空き時間だけではなく、休憩中もご飯を早く食べてカーリングの練習に励んでいたという二人。極寒の外での撮影だけではなく、カーリング場の屋内でも寒さに耐えるために使い捨てカイロは必需品だったという川口は「全身に貼っていました」と暴露。長澤も「すごく寒くて、ずっと震えていました」と撮影当時を思い出して身構えてみせた。
体が柔らかい長澤は「カーリングのフォームがプロみたい」と周りから評判だったそうで、「みんなも柔軟性も体幹もよくて、こんなに早くカーリングを習得できるってないんじゃないかな」と照れ笑いを見せると、「私たちセンスがあったかもしれない(笑)」と川口は満面の笑みを見せた。
キャスティングのオーディションの時にカーリングの経験を問われた川口は「どうしてもこの『カーリングの神様』に出演したかったので、カーリングをやったことないんですけど、運動神経が良いので絶対できます!と謎の自信を見せました」と出演への道を開いたエピソードを吐露すると、会場は笑いに包まれた。
司会から撮影時に苦労したことを問われると「芝居をするシーンよりも、カーリングのシーンの方が全然緊張したし、(あえて)外さなきゃいけないショットの時に限って、めちゃめちゃいいショットが決まったりして」と、喜んではいけないシーンで喜びを堪えるのに苦労した川口に共感した長澤も「大変というより楽しかったという思い出のほうが強いです」と振り返った。
最後に川口は「『カーリングの神様』を観ていただいて、何かに熱中したり、没頭したりする楽しさを感じてもらって、新しいことを始めたり、今がんばっていることを更にがんばったり、皆さんの人生がより楽しくなるような作品になっていたらいいなと思います」と語ると、長澤も「観ていただいた方に明るい気持ちで帰っていただきたいですし、一緒に夢を歩んでくれる、応援してくれる人の大切さに感謝して、有り難いことなんだなと感じていただけたら嬉しいです」と力強くアピールして締めくくった。
公開表記
配給:ラビットハウス
11月8日(金)より 新宿ピカデリーほか全国公開