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A24×アリ・アスターが新たに送るドリーム・スリラー『ドリーム・シナリオ』ジャパンプレミア

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 登壇者:平山夢明(作家)
 MC:奥浜レイラ

 昨年11月北米で公開された『DREAM SCENARIO(原題)』が、邦題を『ドリーム・シナリオ』として、2024年11月22日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開されることが決定!
 主演を演じたのは、『ザ・ロック』『コン・エアー』『フェイス・オフ』などアクション大作に出演し、『リービング・ラスベガス』ではアカデミー賞®主演男優賞を受賞、100本以上の映画作品に出演する名優ニコラス・ケイジ。製作は世界中で旋風を巻き起こしている新進気鋭スタジオA24、そして『ミッドサマー』『ヘレディタリー/継承』などで人々の不安を煽る鬼才アリ・アスターが名を連ねる。アリ・アスターがその才能を絶賛した北欧の異才クリストファー・ボルグリによる監督作。A24×『ミッドサマー』アリ・アスター×ニコラス・ケイジが送るのは、ごく普通の暮らしをしていた大学教授が何百万人という人の夢の中に現れ、繰り広げられる、<平凡な日常が悪夢へと変わるドリーム・スリラー>だ。米批評サイトRotten Tomatoesでは91%Freshの高評価を獲得し、第81回ゴールデングローブ賞(ミュージカル・コメディ部門)の主演男優賞にニコラス・ケイジがノミネート。ケイジ自身も「私のキャリアの中でも最高の演技であり、最高の作品だ」と語っている。

 本作の公開が迫る中、11月8日(金)に本作のジャパンプレミアを実施し、トークショーに作家の平山夢明が登壇!
 映画を鑑賞した平山は「近年のニコラスの大傑作! 静かに始まって、静かに終わるところがすごくよかった。オープニングとエンディング・シーンがシンクロしているところが非常に綺麗で、この監督は心が行き届いているなと感じました」と本作を大絶賛!
 主演を務めたニコラス・ケイジについて「『ザ・ロック』に出てくるような激しいアクション『リービング・ラスベガス』級の演技から、ほんの少しずつダイヤルを回していくということを今回、彼はやっていたと思うので、全力でこの作品に取り組んだんじゃないかなと思います」と本作での怪演ぶりについて語った。
 そんな平山が本作で気になったシーンについて尋ねられると「やっぱり“トーキング・ヘッズ”だよね! あれは本国でも唐突感があったようで、なんであんな格好をしているんだと話題になったらしいんですが、実はボルグリ監督のお父さんが実際に大学教授をやられていて非常に真面目な方だったそうです。なので、まさにポールのような家庭だったからお父さんにも青春はあったのか疑問に思っていたところ、お母さんから実はトーキング・ヘッズが大好きだったと聞いたからああいう形で作品に取り込んだみたいです」と、作中でも印象的なエピソードの裏話について語ってくれた。
 ポールについて、「彼は夢の中でも役に立っていないんだよね、最初はただじっと立っているだけ。それがある時点からアグレッシブになってきた。個人的にはみみっちい人が大好きなので、すごく人間味があって面白かった。せっかくスポットライトに当たっても、その取り込み方がまた下手で……。もっとかっこよくやればいいのに(笑)!」とキャラクターへの愛を熱弁。しかし、そんな演出も大好物なようで「自分の隠れていた自己顕示欲がどんどん滲み出ていくシーンがすごく演出上手で、ポールの隠れていたものがぽろっと出ちゃう演出がすごく良いですね」と監督の演出についても絶賛した。
 そんなポールに対し、作家である平山は感情移入するシーンもあったようで、「ポールが書きたいテーマなのに本を書いていないというシーンを初めて見た時に“分かる、分かるぞ、お前……!”」と激しく同感したと語り、「本当にいい演技をしていてかっこよかった」と改めてニコラス・ケイジの演技力を絶賛していた。
 そして、本作がニコラス・ケイジ100本目の出演作であることに触れられると、「これが100本目で本当によかった。ニコラス以外だとあのユーモラスさが出てこないし、この作品は観客があまり感情移入しすぎてしまうと成立しない作品だと思う。観客がある部分は理解はできるけど、客観的に引いて見られるからこそ成り立っている」と作品の魅力を語った。
 最後に、この映画は仕事をしながら流す最高のスルメ映画の1本に必ず加わると大絶賛し、イベントは大盛況で幕を閉じました。

ストーリー

 ごく普通の暮らしをしている大学教授のポール・マシューズ(ニコラス・ケイジ)。ある日、何百万人という人々の夢の中に一斉にポールが現れた! 夢の中のポールは、特段何をするわけでもないのだが、誰もがポールの顔を知っている状態となり、一躍超有名人に。しかし、ある日を境に夢の中の自分が悪事を働き始め、大炎上してしまう。果たして、男の運命は!? そして、夢の中のもう1人の自分の目的とは――!?

 (原題:DREAM SCENARIO、2023年、アメリカ)

キャスト&スタッフ

 監督・脚本:クリストファー・ボルグリ
出演:ニコラス・ケイジ、リリー・バード、ジュリアンヌ・ニコルソン、ジェシカ・クレメント、マイケル・セラ ほか

 (原題:DREAM SCENARIO、2023年、アメリカ)

オフィシャル・サイト(外部サイト)

映画『ドリーム・シナリオ』オフィシャルサイト
11.22 Fri|『ミッドサマー』のA24×アリ・アスター製作×ニコラス・ケイジ主演映画『ドリーム・シナリオ』公式。日常が悪夢へと変わるドリーム・スリラー

 公式X:https://x.com/DreamScenarioJP(外部サイト)

公開表記

 配給:クロックワークス
 11月22日(金) 新宿ピカデリーほか全国公開

(オフィシャル素材提供)

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