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『カーリングの神様』公開記念舞台挨拶

© 2024『カーリングの神様』製作委員会

 登壇者:本田望結、川口ゆりな、長澤 樹、泉智奈津、白倉碧空、本木克英監督

 現存する本州最古のカーリング場がある御代田町を舞台にした映画『カーリングの神様』がついに公開! 初日翌日の11月9日(土)には都内映画館で公開記念舞台挨拶が実施され、主演の本田望結、共演の川口ゆりな、長澤樹、泉智奈津、白倉碧空、そして本木克英監督が登壇した。

 役衣装でカーリング用のブラシを持って登壇したキャスト陣。ただ、長澤のみ何故か掃除用ブラシを持つという謎のオチで場内爆笑となった。

 そんな中、本田は名前を呼ばれても一瞬無反応で「衣装を着ると自分の中で役のスイッチが入ってしまっている」と役名で呼ばれたほうがしっくりくると言いながら「それくらいこの衣装には思い入れが深い」と愛着を口にしていた。

 川口は本田との泣きのシーンを振り返り「台本に書かれていないシーンで、(本田の)表情を見た時に感情がこみ上げて来て涙が出そうになった」と述べると、本田も「最終日の撮影で、カメラに映らないところでみんなもスタンバイしている状況。感情もグチャグチャで役に入り込んで思わず涙が出ました」と感極まったようだった。

 長澤はカーリング・シーンに触れて「吹き替えなしで(自分たちで)カーリング・シーンを撮影しました」と発表。そのカーリングについては、それぞれが勘の良さを発揮して上達していたそうだが、フィギュア・スケーターでもある本田は意外なことに苦戦したという。

 川口から「私たちからしたらそうは見えなかった。やっぱりプロ!」と言われた本田は「メッチャ隠していたんです……」と自ら暴露して「初めて氷に乗った時に『ヤバい……』と。でもみんなからの『フィギュアをやっているから出来るでしょ?』視線がすごくて。休憩中は隅っこで震えていました」と照れ笑い。フィギュアとはシューズの感覚が違うそうで「使い分けが難しかった」と苦戦理由を解説していた。

 泉は演じた役との共通点を聞かれると「普段の私は一人行動が好きだけれど、チームで何かをやるときはチームに貢献できることを考えるタイプ。そこが似ている」と共感。

 現役高校生で最年少の白倉は「私のわがままも受け止めてくれる優しい方々ばかりだったので、トータル最年少で良かったと思った」と先輩俳優たちの器の広さに感謝していた。

 さらに日本女子スピード・スケート短距離で初のメダリストであり、5度のオリンピックに出場、現在は日本カーリング協会の理事を務める岡崎朋美が映画公開を祝して花束贈呈。花束を受け取った本田は「花束ってこんなに重くすることが出来るんですね!? 嬉しい!」と豪華すぎる花束に大喜びだった。

 本作を鑑賞した岡崎は「皆さんのチームワークも素晴らしく、獲物を捕まえるようなアスリートの眼差しと表情をお持ち。これから練習をしていただいて、オリンピックの切符を勝ち取ってもらいたい。そう思わせる熱演でした。期待しています!」と大絶賛。まさかのスカウトに本田は「え? この衣装でやっちゃう!? いや、そんな簡単には行けない! でもそう言われて嬉しい!」と笑顔を弾けさせていた。そして返礼として、スポーツ振興にご利益のあるという「⻲⼾ ⾹取神社」のお神札を岡崎にプレゼントした。

 最後に本木監督は「この映画は青春スポーツ映画であり、女性たちが閉塞的な日本の社会を突き破って行ってほしいという願いが込められています。小さなスタートですが観客の皆さんのお力を借りて大きく広げていきたいです」と大ヒット祈願。

 主演の本田も「カーリング映画ですが、映画が“滑る”はいけないので“羽ばたく”と言わせてください。口コミで広げていただければ『カーリングの神様』も大きく羽ばたいていきますので、応援よろしくお願いいたします!」と満員の会場に呼び掛けていた。

公開表記

 配給:ラビットハウス
 11月8日(金)より 新宿ピカデリーほか全国公開

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