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『チネチッタで会いましょう』本編映像解禁

© 2023 Sacher Film–Fandango–Le Pacte–France 3Cinéma

 カンヌ・ヴェベチア・ベルリン3大映画祭を制し、カンヌ国際映画祭コンペティション部門8作品連続選出されている『ローマ法王の休日』のナンニ・モレッティ監督最新作『チネチッタで会いましょう』が、11月22日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開となる。
 この度、ベテラン映画監督のジョヴァンニが難癖をつけて若手監督の撮影を一晩とめてしまうシーンの予告映像が解禁された。

 早熟の異才ナンニ・モレッティ監督50年のキャリアの集大成となる最新作は、時代の変化についていけず、真ん中にいると思っていたらはみ出してしまっていた映画監督が、失意の後に大切なことに気づくというヒューマン・ドラマ。変化の激しい世界に適応することの難しさをユーモラスに描きだす。人生を肯定し生きる元気を与えてくれると絶賛されイタリアで大ヒットを記録。終始笑えるコメディタッチでありながらも、作家性と娯楽性とを見事に両立し、独特のユーモアとやさしい眼差しが観客の心を掴む、モレッティ作品の魅力が満喫できる作品に仕上がっている。

 モレッティ自身が、製作・脚本・出演も兼ね、共演にはモレッティ作品の常連マルゲリータ・ブイや、俳優であり監督のマチュー・アマルリックなどが脇を固める。撮影は90年余の歴史を持つヨーロッパ最大の撮影スタジオであるチネチッタ撮影所で行われ、音楽はフェリーニの音楽を手がけていたニーノ・ロータの弟子フランコ・ピエルサンティが担当し、ポップミュージックを効果的に使っている。

ナンニ・モレッティ監督が周囲とズレてしまった迷惑なベテラン監督を演じる!本編映像解禁

 この度解禁された本編映像では、ベテラン映画監督のジョヴァンニが、妻のパオラがプロデューサーを務める若手監督の撮影現場で、難癖をつけて最後のシーンの撮影を中断させる場面から始まる。跪く犠牲者に銃を向ける暴力シーンの構図にどうしても納得できないジョヴァンニは「ダメだ、待ってくれ。このシーンをこのまま撮るべきではない」と撮影を止めてしまい、「君が撮っているシーンは映画を害するものだ。人々を害し、精神を害す」と若手監督に口出ししてしまう。プロデューサーの妻・パオラはクランクアップ目前のトラブルに居ても立ってもいられない様子で、地団太を踏みながら「お願い、最後のシーンなの。撮らせてちょうだい、話はそのあとで」と説得するが、ジョヴァンニは聞く耳を持たず若手監督との長い議論が始まってしまう。この後、ジョヴァンニと若手監督の議論は平行線を辿り、結局、撮影を一晩とめてしまう最悪の事態に発展……。撮影現場にいる誰もが疲れ果て呆れかえるなか、自分の正しさを信じて疑わないジョヴァンニだった――。果たしてジョヴァンニは、自分が周囲とズレてしまったことに気づき、大切な人たちとの関係を修復することができるのか!? 気になる続きはぜひ劇場でご覧いただきたい。

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 映画『チネチッタで会いましょう』は11月22日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開。

公開表記

 配給:チャイルド・フィルム
 11月22日(金)より ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

(オフィシャル素材提供)

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