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2023年カイエ・デュ・シネマ誌ベストテン第1位 特別上映決定!『トレンケ・ラウケン』日本初公開決定&ポスタービジュアル解禁

 ヴェネチア映画祭やサン・セバスティアン映画祭など世界中の映画祭で上映されたのち、2023年カイエ・デュ・シネマ誌年間ベストテンにて、『瞳をとじて』(ビクトル・エリセ)や『枯れ葉』(アキ・カウリスマキ)を抑えて第1位を獲得したアルゼンチン映画、ラウラ・シタレラ監督『トレンケ・ラウケン』の日本初公開が決定した。2024年12月27日(金)から12月30日(月)の4日間限定で、下高井戸シネマで劇場公開する。ポスタービジュアルも解禁となった。

カイエ・デュ・シネマ誌ベストテン第1位
世界中の批評家や映画ファンを魅了した南米の迷宮的ミステリー

 14時間を超える大作『ラ・フロール』のマリアノ・ジナスを筆頭に、協働的かつインディペンデントな映画制作を20年以上続けてきたアルゼンチンの映画コレクティブ「エル・パンペロ・シネ」。今、世界中の映画祭から注目されるこの集団の集大成的作品がラウラ・シタレラ監督『トレンケ・ラウケン』だ。今作は4時間超のボルヘス&ボラーニョ的迷宮ミステリーでありながら誰もが楽しめる娯楽作であり、探偵もの、メロドラマ、クィア、フェミニズム、SFなどさまざまなジャンルや要素を越境しながら吸収して、誰も見たことのない境地へ観客を連れていく。

平原に消えた1人の女性、彼女を探す2人の男たち

 アルゼンチンの片田舎トレンケ・ラウケンで、ひとりの植物学者の女性ラウラが姿を消す。取り残された二人の男たち――恋人のラファエル、同僚のエセキエル――は、彼女を追って町や平原をさまよう。彼女はなぜいなくなったのか。この土地には何が眠っているのか。映画が進むにつれ物語は予想のつかない多方向へ伸び、謎はさらなる謎を呼び、秘密は秘密として輝きはじめる。

キャスト&スタッフ

 監督・脚本:ラウラ・シタレラ
 製作:エル・パンペロ・シネ
 出演:ラウラ・パレーデス、エセキエル・ピエリ

 (原題:Trenque Lauquen、2022年、アルゼンチン、ドイツ、上映時間:Part1[128分]、Part2[132分])

オフィシャル・サイト(外部サイト)

 公式X:https://x.com/todesfilm(外部サイト)

公開表記

 配給:トーデス・フィルム
 2024年12月27日(金)〜30日(土) 下高井戸シネマにて限定公開
 Part1、Part2の各回入替制

(オフィシャル素材提供)

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