登壇者:成田 凌×中村映里子×森田 剛
『さがす』「ガンニバル」の片山慎三監督がつげ義春のシュルレアリスム作品「雨の中の慾情」を原作に独創性豊かに映画化した最新作『雨の中の慾情』(あめのなかのよくじょう)が、11月29日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他にて劇場公開される。
この度、本作が台北金馬映画祭で上映!
チケットは約1分で400席が即完売!
テレビ、WEB、新聞など台湾の30媒体以上の主要メディアが取材に殺到!
成田 凌×中村映里子×森田 剛が撮影地となった台湾にて屋外記者会見&フォトコール+舞台挨拶を大盛況の中、実施!
本作は、絵コンテのまま発表されたつげ義春ならではのシュルレアリスム作品「雨の中の慾情」をベースに、片山慎三監督が独創性溢れる数奇なラブ・ストーリーとして映画化。主演に成田 凌を迎え、中村映里子、森田 剛の3人をメイン・キャストに、そのほぼ全てを台湾で撮影している。今年で61回目となる歴史の長い台北金馬映画祭という華やかな舞台で、記者会見と舞台挨拶が実施あewた。記者会見とフォトコールが行われたのは、台北中心部の屋外に設営された特設ステージで、大勢の映画ファンやキャストのファンが詰めかける大盛況の中、写真撮影と記者会見が行われた。
成田は「台湾の南にある嘉義市で撮影を行いましたが、映画の世界とマッチした素晴らしい場所でした。嘉義の空気感のおかげで、自然と映画の世界に入りこむことができ、義男というキャラクターを作り上げることができました」と、中村は「台湾人のスタッフが多く参加してくれたのですが、各部署を超えて良く働いてくれましたし、台湾の人たちの人柄の良さが大変だった撮影の助けになりました。撮影以外でも町やお店で会う日人たちも優しい人ばかりの国だと感じました」と、台湾のロケ地とスタッフの魅力を語った。
その後、チケットの発売開始後約1分で完売となった約400名の満席の劇場で上映後に舞台挨拶と観客からのQ&Aを実施した。
成田は冒頭のシーンについて、「つげ義春さんの原作をリスペクトして、冒頭の雨のバス停のシーンはあえて漫画的に少し大胆にコミカルに演じました」と語った。
また、台湾のロケ地での思い出は?という質問に対して、成田は「台湾の撮影中は毎日たくさんの種類の美味しい食事を現場に用意してくれました。さらに台湾のスタッフの方が、追加でかけると美味しい“辛いソース”を用意してくれていて、やめておいたほうが良いのは分かっていても、かけすぎてしまって毎日お腹がいたくなり、中村映里子さんから頂いたボディオイルをお腹に塗って治すすという、その不健康な日々が役作りの一つにもなっていました(笑)」と語り、森田は「成田さん演じる義男での撮影中に、ご近所に住んでいるおじさんが差し入れにスープのようなものが入った鍋をバイクで持ってきてくれまして、僕もこういう人間になりたいと思いました」と語り、会場を沸かせていた。
約1ヵ月間、撮影のために台湾で生活をしていた成田、中村、森田のキャスト陣は、久しぶりに訪れた撮影地で舞台挨拶を実施できた喜びを感じつつ、台湾の映画ファンやメディアの明るい熱気と映画祭スタッフの温かい気配りに感謝。11月29日からの日本での公開と、その後の12月27日からの台湾での劇場公開に向けて良いアピールができた台北金馬映画祭となった。
なお、『雨の中の慾情』はバリアフリー上映を実施する。この音声ガイド音声ガイド/ナレーターは、本作にも出演している俳優の松浦祐也が担当している。
屋外フォトコール映像
公式上映舞台挨拶映像
公開表記
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
11月29日(金) TOHOシネマズ日比谷ほか全国公開