主演:アサヌマ理紗、共演:⾜⽴智充・菅野莉央・⽯⿊⿇⾐、監督・脚本:荒⽊伸⼆による短編映画『その誘惑』が完成し、SHINPA Vol.17での上映とトークイベントの登壇が決定した。
⽊下グループ新⼈監督賞で準グランプリを受賞したオリジナル脚本『⼈数の町』(主演:中村倫也)で、2020年に⻑編映画デビュー、2024年公開の第⼆作『ペナルティループ』がファンタジア国際映画祭で3冠受賞するなど、国内外で評価の⾼い作品を発表してきた荒⽊伸⼆監督のオリジナル短編映画『その誘惑』。
翻訳者の⾹織(アサヌマ理紗)は、夫の孝雄(⾜⽴智充)の様⼦がいつもと違うことに気づき、不安を感じながらも観察を続ける。孝雄の⾏動や嗜好が変わり、⾃分の夫がまるで別⼈になったように感じる⾹織は友⼈のリカ(菅野莉央)に相談したり、夫の正体を確かめようとするが、孝雄の魅⼒に今までにない恍惚を覚えてしまい、思い悩んでしまう。
⾹織を演じるのは、舞台や個展、最近では映画の出演も続き多彩な才能を発揮するアサヌマ理紗。今まで演じてこなかった役柄に本作で初挑戦し、別⼈になってしまった夫を観察しながらも本能的に感情が揺さぶられていく繊細な演技を披露している。
⾹織の夫・孝雄を演じるのは、『狐狼の⾎ LEVEL2』、『夜明けのすべて』、『⾬の中の慾情』など多数の話題作に出演し、映画監督たちからの信頼も厚い⾜⽴智充。⾹織の親友・リカには、荒⽊伸⼆監督とは『⼈数の町』以来⼆度⽬のタッグで、⼤河ドラマ『光る君へ』でも好演を魅せた菅野莉央。「劇団普通」の作・演出を務め演劇界からの注⽬の⾼い⽯⿊⿇⾐も出演。
作品詳細に合わせて、場⾯写真も公開された。
短編映画『その誘惑』は、12⽉15⽇(⽇)開催のSHINPA Vol.17第2部で初めて上映され、荒⽊伸⼆監督、アサヌマ理紗、菅野莉央が登壇し、トークを実施。
「SHINPA vol. 17」のチケットはLivePocketで発売中。
コメント
主演:アサヌマ理紗
今回の作品は、私⾃⾝俳優として「初めて」の経験が盛りだくさんございました。
脚本を読んだ時、今までに経験してこなかった役柄を与えられたことが宝物をいただいたような感覚だったのを覚えております。
荒⽊監督のチャーミングでありながらも真摯に作品へ向き合うお⼈柄や、共演者の⽅々、スタッフの⽅々の頼もしさにたくさん⽀えられました。
⽇常のような⾮⽇常のような、もしかして私たちの周りでもじつは、などさまざまな視点で楽しめる作品。
堪能していただければ幸いです。
【プロフィール】
1991年⽣まれ。宮城県出⾝。近年の出演作、【映画】『⽔平線』(2024/監督:⼩林且弥)、『茶飲友達』(2023/監督:外⼭⽂治)、【テレビ】『ビジネス婚-好きになったら離婚します-』(2024/MBS)、『下剋上球児』(2023/TBS)、【舞台】熟年団『チェリーホープを知ってるかい。』(エコー劇場)、「艶∞ナイトポリス」シリーズ、純烈公演「ハリウッドスターになりたくない!」(明治座・新歌舞伎座)
共演:⾜⽴智充
みんな映画が好きなんだなと思える⾵通しの良い現場でした。ちょっとしたことにも⽿を傾けてくれる監督やスタッフ、俳優部の皆さんのお陰でとても居やすかったです。
まさか四⼗超えてこの設定の役をやれるとは!
【プロフィール】
1979年12⽉31⽇⽣まれ、静岡県出⾝。2023年、『夜を⾛る』(2021/監督:佐向⼤)にて第23回⽇本映画プロフェッショナル⼤賞主演男優賞を受賞。主な出演作に、『お嬢さん』(2016/監督:パク・チャヌク)、『きみの⿃はうたえる』(2018/監督:⽚⼭慎三)、『狐狼の⾎ LEVEL2』(2021/監督:⽩⽯和彌)、『夜明けのすべて』(2024/監督:三宅唱)、『⾬の中の慾情』(2024/監督:⽚⼭慎三)など多数。映画だけでなく舞台、ドラマ、CMと幅広く活躍している。
共演:菅野莉央
『⼈数の町』でご⼀緒した荒⽊監督の作品ということで、今回はどんな世界観のお話なんだろうとワクワクしました。全く演じたことのない設定(!)でしたが、みんなでいろいろ試してみようといった雰囲気の、とても許されている現場でありがたかったです。
台本作り、⾐装合わせ、本読みから撮影まで、全ての「創ること」にワクワクしながら取り組んでいらっしゃるスタッフ、キャストの皆様とご⼀緒できて、⾮常に楽しかったです!
【プロフィール】
1993年9⽉25⽇⽣まれ、埼⽟県出⾝。⼦役として、『仄暗い⽔の底から』(2002/監督:中⽥秀夫)で映画デビュー。その後、映画『ジョゼと⻁と⿂たち』(2003/監督:⽝童⼀⼼)などに出演。近年は映画『⼈数の町』(2020/監督:荒⽊伸⼆)、『地獄の花園』(2022/監督:関和亮)、『わたし達はおとな』(2022/監督:加藤拓也)、ドラマ『PICU ⼩児集中治療室』(2022)、『うちの弁護⼠は⼿がかかる』(2023)、⼤河ドラマ『光る君へ』(2024)などに出演している。
【出演:⽯⿊⿇⾐ プロフィール】
茨城県出⾝。2013年に“劇団普通”を旗揚げ。ほぼ全ての作品の作・演出を務める。独⾃の会話における間と⾝体性によって醸し出される緊張感を特徴とし、近年は出⾝地の茨城弁による全編⽅⾔芝居を上演し、注⽬を集めている。『秘密』にて佐藤佐吉賞2022最優秀脚本賞受賞。テレビ東京『錦⽷町パラダイス〜渋⾕から⼀本〜』で初のドラマ脚本を担当。俳優としても城⼭⽺の会『萎れた花の弁明』、MCR『無情』などに出演。12⽉には、劇団普通『病室』を三鷹市芸術⽂化センター星のホールで上演予定。
監督・脚本:荒木伸二
『ペナルティループ』の劇場公開⽇に短編映画を撮らないかとメールを頂きました。とても嬉しい公開祝いでした。それで⾃分が⼤好きな短編映画ってなんだったっけと思いフィリップ・ガレル監督の『Rue Fontaine』と短編というにはちょっと⻑いけど濱⼝⻯介監督の『天国はまだ遠い』を改めて観ました。
どちらも素晴らしくてため息しか出ませんでした。真似する気もその術もありませんが今回の⽬標にしました。⾃分の⽋点は⽬標を⾼く設定しすぎることだと思います。ま、その位の気概ってことです。
【プロフィール】
東京⼤学教養学部表象⽂化論卒。卒論はジャック・リヴェット。フランス留学。パリの映画学校FEMISに落ち就職。気づいたら40歳、慌ててシナリオを開始。テレビ朝⽇シナリオ⼤賞、MBSラジオドラマ⼤賞、伊参シナリオ⼤賞などで受賞。⽊下グループ新⼈監督賞で準グランプリ受賞をきっかけにデビュー作『⼈数の町』を脚本監督。バンクーバー映画祭、モスクワ映画祭に正式招待。第2作『ペナルティループ』はモントリオールのファンタジア国際映画祭で編集賞、作品賞、観客賞の3冠を達成。
SHINPA No.17詳細
2024年12⽉15⽇(⽇) @LOFT9 Shibuya
第1部 開場 12:30 / 開映 13:00 / 終映 17:00
第2部 開場 17:30 / 開映 18:00 / 終映 22:00
※ 途中休憩あり
<司会>
前野朋哉、佐津川愛美
<第1部>
⼭下敦弘『ランブラーズ2 』(台湾語字幕付き) 出演:⼭本浩司、⻑塚圭史、⼭本剛史
⻄⼝洸『恋は真っ⾚に燃えて』 出演:トロツキー・マックレンドン、髙橋 翔、中島瑠菜、⽥中智也、板尾創路
⼭本英『あの⽇、この⽇、その⽇』 出演:村上由規乃、⼭崎陽平、⼩川幹朗
⾏定 勲 ※ 作品タイトル後⽇発表
特別上映『arigato2000』(監督:⽐嘉⼀志) 出演:前野朋哉
年間ベスト座談会『KOBADEMY賞』
<第2部>
キアラシュ・ダドガー『The Steak』 出演:Faranak Khamis、Amin Simiar、Panisa Peyvakht
⼩林達夫『⽶国⾳楽』 出演:篠原悠伸、⼭⼝まゆ、⻫藤陽⼀郎、⼤柴裕介
福永壮志『Tale of Cows』 出演:⽯井絹江、岡 洋⼦
荒⽊伸⼆『その誘惑』
⼆宮健/近藤啓介『即興映画製作 KCP』
現代映画の動向 #7:森 直⼈・北⼩路隆志(特別講演『21世紀/シネマX-24』)
<チケット料⾦>
通し券:前売 \3,800 / 当⽇ \4,500
第1部:前売 \2,500 / 当⽇ \3,000
第2部:前売 \2,500 / 当⽇ \3,000
※ 要1drinkオーダー
購⼊先:LivePocket
https://t.livepocket.jp/e/i9gmq(外部サイト)
キャスト&スタッフ
出演:アサヌマ理紗、⾜⽴智充、菅野莉央、⽯⿊⿇⾐
監督・脚本:荒⽊伸⼆
撮影:渡邉寿岳
⾳楽:近藤彩⾳
プロデューサー:菊地陽介、⾦⼦洋平
制作プロダクション:レプロエンタテインメント
製作:G-STAR.PRO、レプロエンタテインメント
(2024年、日本、上映時間:31分)
(オフィシャル素材提供)