登壇者:横浜流星、南 沙良、佐野玲於、中川龍太郎監督、iri
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、2024年12月6日(金)に横浜流星主演のオリジナル連続ドラマ「わかっていても the shapes of love」の配信直前プレミアイベントを実施。300名を超える観客の前に、横浜流星、南 沙良、佐野玲於、中川龍太郎監督、iriの5名が揃った。
12月9日(月)夜9時より配信する「わかっていても the shapes of love」は、傷つくと分かっていても、それでも踏み出そうとする、現代を生きる愛に不器用な人々の信じることへの肯定を描く、大人の恋の物語。
本作の主演にて香坂 漣を演じる横浜は、ステージに登壇すると「いま公開している映画『正体』の夏編が終わったあとに、藤井道人さんから“次は恋愛作品やったら?”と言われて」と、本作出演の経緯を話すと、「こういった作品は今しかできないですし、自分を皆さんに知ってもらったきっかけも恋愛作品で、これから大河も控えているので、“ただいまといってきます”の気持ちをこめて出演を決めました」と挨拶した。
続く、浜崎美羽を演じる南も、「こういった場で皆さんに観ていただけることがとても嬉しいです。どういった感想をもたれるのか、どきどきわくわくしています」と期待感を露わにした。
また、今回イベントに緊急登壇が決まった生島琉希を演じる佐野も「流星とはありがたいことに三度目の共演になります」と切り出すと、「とても気の許せる友人だと思っているのですが、こんなに一緒にいるのに“顔きれいだな、冬が似合うな”とずっとそばで思ってました」と、横浜を褒めちぎり、会場は笑いに包まれた。
本作は、同名のwebtoon をもとにした韓国ドラマNetflixシリーズ「わかっていても」(Netflix にて独占配信中)を日本・鎌倉を舞台に再構築したドラマ作品。“原作の再構築”というテーマを受けて、中川監督は「そのままやる方向性も、まったく違うものをつくる方向性もあった」とし、横浜と細かく話し合いながらキャラクターを定めていったことを明かした。また、横浜のことを「流星は僕が音を上げるほどのまじめさ」と評すると、「そのアツさをぶつけてくれたから、この原作を一番魅力的にするための方法がとれた」と、横浜と一蓮托生で作品を作り上げたことを話した。それを受けて、横浜は「原作をなぞるのもよしとする考え方もあるけれど、なぞるだけでは意味がない」と本作を振り返り、「日本版の新たな群像劇になっていると思うので楽しんでいただきたい」と観客へ声をかけた。
佐野は本作出演決定の際に、まわりのスタッフがなにより色めき立ったと話すと、「韓国版も本当に素敵な方々がたくさん出演されていたので、“自分で大丈夫かな?”とも思いましたが、いい意味でリスペクトを持って新しい作品をつくることができました」と、日本版らしさをもった新しい作品であることを強調した。
本作にて初共演を果たした横浜と南だったが、南は「流星さんはミステリアスな印象あったんですが、実際はすごくお優しいというか、おもしろい方なんだなと(笑)」と印象の変化を語ると、「私はとても人見知りなのですが、カメラがまわっていないところで笑わせようとしてくれてありがたかったです」と、“座長”でもある横浜の懐の深さに触れた。
また、役柄と自身の重なる部分を問われた横浜は「“後悔はない、永遠はない”が彼(=漣)と重なる部分」と回答すると、佐野も「孤独は自分を強くしてくれると信じている男性の方も多いと思うので、男の子はすごく共感できる部分があるのかなと思っています」と、横浜の意見に共感と同意を示した。
最後に、本作のタイトルになぞらえて「わかっていても、どうしてもしてしまうこと」を聞かれると、南は「わかっていても、ペットボトルのフタが最後まで閉められないんです(笑)」と話しだし、「途中で閉めるのをやめちゃうので、かばんの中がいつもびしょびしょになっちゃったり……」とエピソードを披露し、会場を驚かせた。
横浜が「原作を再構築して、リスペクトして、日本版の『わかっていても the shapes of love』が出来上がりました。それぞれの形の“わかっていても”があると思うので、共感いただけると思います」と締め、イベントは終了。なお、イベントには本作の主題歌「Faster than me」の歌唱を務めるiri がイベント限定のスペシャルパフォーマンスを披露。「漣と美羽の気持ちを想像しながらレコーディングさせていただきました」とレコーディングを回想したiriは、音源と変わらぬ美声を響かせた生歌に観客全員が酔いしれた。
12月9日(月)夜9時より配信する『「わかっていても the shapes of love」は、恋をしたことのある誰もが共感できる「傷つくとわかっていても、愛に手を伸ばしてしまう人間の衝動」を、美しい世界観で繊細に描き出した大人の恋の物語。主演を横浜流星が、その相手役を南 沙良がそれぞれ務め、横浜流星は誰もが近づきたくなる吸引力と、誰にも深入りさせないミステリアスな魅力を併せ持つ若き天才芸術家・香坂 漣(こうさか・れん)として、好きになったら痛い思いをすると分かっていても惹かれてしまう“沼男”を演じ、南 沙良は過去の恋愛にトラウマを抱える美術大学の彫刻学科助手・浜崎美羽(はまさき・みう)として、二度と恋はしないと誓い、なにかを「望む」ことに臆病になってしまってもなお“恋に落ちてしまう女性”を演じている。
本作は、ABEMAでの配信ほかNetflixにて国内および世界同時配信が決定しており、12月9日(月)夜9時より1~3話を一挙公開する。なお、初回配信以降は、12月16日(月)に4~5話、12月23 日(月)に6~7話、12月30日(月)に8話(最終話)を配信する。主演・横浜流星と監督・中川龍太郎、エグゼクティブ・プロデューサ―の藤井道人がタッグを組み、世界へ向けて送り出す本作に、ぜひご注目いただきたい。
また、南 沙良が出演するドラマ「外道の歌」も本日12月6日(金)よりDMM TVで独占配信中!
ABEMAオリジナル連続ドラマ「わかっていても the shapes of love」概要
<あらすじ>
鎌倉にある美術大学に特別臨時講師として海外から赴任してきた漣(れん/28歳)。若き天才芸術家である漣は、誰もが近づきたくなる吸引力と、誰にも深入りさせないミステリアスな魅力を併せ持つ“沼男”。まるで、花に群がる蝶のように、常に誰かが彼の周りを囲んでいた。
才能溢れる漣は、周囲の期待に応えるように一見器用に生きながらも、周りの人々に対しどこか諦めに近い感情を抱いていた。しかし、他とは違うある女性・美羽(みう/27歳)に出会う。
漣と同じ美術大学で彫刻学科の助手として働く彼女は、在学中に思うような結果を出せず、卒業後も彫刻家としての夢を諦められずに助手という形で大学に残りながら、海外渡航の道を探っていた。
燻った自分とは正反対な、稀有な才能をもちながらも多くを望まず飄々と生きているように見える漣に、憧れと嫉妬と悔しさを混ぜた感情をぶつけてしまう。そんな彼女に漣も興味を持ちはじめ――。
「傷つくとわかっていても、それでも。」
愛に不器用な人々の、信じることへの肯定を描く……大人の恋の物語。
配信日時:
<1~3話>2024年12月9日(月) 夜9時
<4~5話>12月16日(月) 夜9時
<6~7話>12月23日(月) 夜9時
<8話(最終話)>12月30日(月) 夜9時
特報URL:https://abema.tv/video/episode/342-7_s1_p490(外部サイト)
番組URL:https://abema.tv/video/title/342-7(外部サイト)
キャスト:横浜流星、南 沙良、佐野玲於、鳴海 唯、福地桃子、浅野竣哉、朝倉あき、夏子、霧島れいか、中山 忍、村上 淳
スタッフ:
<監督>中川龍太郎
<脚本>中川龍太郎、佐近圭太郎、横尾千智
<エグゼクティブ・プロデューサー>藤井道人
<プロデュース>佐藤菜穂美
<企画>駒 奈穂子
<プロデューサー>道上巧矢、佐野 大、小林祐介
<音楽>小島裕規 “Yaffle”
<制作プロダクション>Spoon.
<制作パートナー> SLL Joongang Co..Ltd, Studio N
<原作>LINEマンガ「わかっていても」(作家 ジョンソ)
<原案>韓国ドラマ:「わかっていても」(制作・著作 SLL Joongang Co.,Ltd、作家 ジョンウォン)
<企画>BABEL LABEL
<製作>サイバーエージェント
配信:ABEMA、Netflix
(オフィシャル素材提供)