現在公開中のENB『白鳥の湖』は、バレエ史上最も壮大な演出で、60羽の白鳥と総計120人の出演者が舞台を彩り、7000人の収容を誇る広いロイヤル・アルバート・ホールを駆け巡るダンサーたちに圧倒され、見応えたっぷりの『白鳥の湖』となっている。バレエの中でも最も有名な演目の一つということもあり、長年のバレエ・ファンでも、初めてバレエを観る方でも、圧倒的にお楽しみいただける作品だ。追加で7劇場での上映が決定したので、ぜひお近くの映画館でお楽しみいただきたい。
公開劇場
<公開中>
TOHOシネマズ 日比谷
TOHOシネマズ 日本橋
TOHOシネマズ 新宿
TOHOシネマズ すすきの
TOHOシネマズ 二条
TOHOシネマズ 梅田
<1.24(金)〜>
ミッドランドスクエア シネマ
kino cinéma横浜みなとみらい
kino cinéma天神
【追加上映劇場 1/31~2/6 ※1週間限定】
イオンシネマシアタス調布
イオンシネマ新百合ヶ丘
イオンシネマ座間
イオンシネマ市川妙典
イオンシネマ高松東
イオンシネマ戸畑
イオンシネマ熊本
鑑賞料金:一般3700円 学生2500円
バレエ史上最も壮大なパフォーマンスを心ゆくまで大スクリーンでお楽しみいただきたい。
予告編
数字で見るENB『白鳥の湖』
イントロダクション
60羽の白鳥が三方を観客が囲むアリーナ形式の舞台を埋め尽くす独特な演出スタイルには、幻想的な美しさが表現され、これまでに観たことがない『白鳥の湖』をお楽しみいただける。舞台の真上に設けられたカメラが映し出す、白鳥の群舞が次々とフォーメーションを変えていく映像は、息を呑むほどで湖畔の世界へと観る者を誘う。英国トップ・クラスのバレエ団ならではの高い技術を誇る団員が多く、冒頭ではバック転などのアクロバティックなダンスを披露する男性ダンサーたちも登場して躍動感あふれる作品だ。
主演のオデット/オディール役のイ・サンウンの他にも、注目に値するダンサーが多数出演する。王子のギャレス・ハウ、悪魔ロットバルトを演じるジェームズ・ストリーターなど、日本でもお馴染みのダンサーに加え、日本人ダンサーでは本作の3幕ナポリのソリストとして大谷遥陽が出演し、見事な音楽性とテクニックを発揮する。ロイヤル・アルバート・ホールの大きな舞台での上演のため、1幕で通常パ・ド・トロワとなっているところに12人のソリストが登場するパ・ド・ドゥーゼになり、猿橋 賢、鈴木絵美里、大谷遥陽、エリック・ウルハウスも出演し、またコール・ド・バレエやワルツ、3幕の各国の踊りでは、仲秋連太郎、淵山隼平のほか、団員以外にも元新国立劇場バレエ団の横山柊子、池田紗弥らもゲスト出演している。日本のバレエ・ファンにとっては、見逃せない作品である。
イングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニー管弦楽団の指揮をとるのはギャヴィン・サザーランドは、先日新国立劇場バレエ団の「眠れる森の美女」も指揮して日本のバレエ・ファンにはなじみ深く、チャイコフスキーの名曲をイングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニー管弦楽団がドラマティックに奏でる。
音楽性にも優れてダイナミックな振付は、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団 元芸術監督のデレク・ディーンが手がけました。美術を担当したのは世界的な名匠として高名なピーター・ファーマー。イングリッシュ・ナショナル・バレエ団の演目ではアクラム・カーン振付の『ジゼル』が劇場公開されてから、日本では2作目の劇場公開となる。
本編演目の途中には、ロットバルト役のジェームズ・ストリーターのインタビューや、イングリッシュ・ナショナル・バレエ団が力をいれる医療・教育プログラムなどについてのドキュメンタリーもある。
(原題:Derek Deane’s Swan Lake in-the-round、2024年、イギリス、上映時間:148分)
キャスト&スタッフ
演出:デレク・ディーン
指揮:ギャヴィン・サザーランド
演奏:イングリッシュ・ナショナル・バレエ・フィルハーモニー管弦楽団
出演:イ・サンウン(オデット/オディール)、ジェームズ・ストリーター(ロットバルト)、ギャレス・ハウ(王子)
ギャラリー
大谷遥陽
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
配給:カルチャヴィル合同会社
絶賛公開中
(オフィシャル素材提供)