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巨匠アラン・レネがおくるタイムトラベル・ラブストーリーが初公開!『ジュ・テーム、ジュ・テーム』メインビジュアル&場面写真解禁

 数々の映画に影響を与えたタイムトラベル・ラブストーリーが半世紀の時を経て劇場初公開となる。フランスの巨匠、アラン・レネ監督作品『ジュ・テーム、ジュ・テーム』が、2/28(金)より角川シネマ有楽町ほか、全国順次公開決定。あわせてメインビジュアル、場面写真も解禁となった。

 タイムトラベル実験に参加するも、“時間”の中に閉じ込められしまい、かつて愛し合った恋人との記憶をランダムに追体験することになった男を描くタイムトラベル・ラブストーリー『ジュ・テーム、ジュ・テーム』(68)。1968年のカンヌ映画祭に出品されるも五月革命の余波を受け映画祭自体が中止、その後興行的にも批評的にも芳しくなかったことが影響してか、日本でも特集上映をのぞき長らく未公開だった本作。しかし時を経るごとに再評価が高まり、ミシェル・ゴンドリー監督の『エターナル・サンシャイン』(2005)に影響を与え、アルフォンソ・キュアロン監督が『ゼロ・グラビティ』(2013)を作る際に大いに参考にしたと公言。のちにつくられる記憶や時間をめぐる作品の原点とも言えるカルトSF映画がついに劇場初公開。
 監督は91歳で亡くなるまで革新的な映画づくりを続け、クリストファー・ノーラン、チャーリー・カウフマン、スティーブン・ソダーバーグほか現代ハリウッドの名匠たちも敬愛するフランスの巨匠、アラン・レネ。代表作『夜と霧』(55)、『二十四時間の情事』(59)、『去年マリエンバートで』(61)などの鮮烈な印象により、時に難解ともされるレネの作品。だが『ジュ・テーム、ジュ・テーム』で見ることのできるのは、私たち誰もの心の中にある大切な記憶、幸福と絶望、情熱的な愛と別れという普遍的でシンプルな物語そのもの。『ラ・ジュテ』(62)や『惑星ソラリス』(72)にならぶ、あまりにも早すぎたSFラブストーリーがついに発見されるときがやってきた。
 あわせてメインビジュアルと場面写真も解禁。カボチャのようなユニークの形のタイムマシーンやその内部、主人公クロードと恋人カトリーヌの思い出を切り取ったシーンなど、青のトーンで洗練された本作の世界を垣間みることができる。

ストーリー

 「時間」を研究するクレスペル研究所で、タイムトラベル実験への参加を依頼された主人公のクロード。一年前へ旅だった彼の目の前に広がるのは夏の真っ青な海、そこにいるのは、かつて破滅的なまでに愛し合った恋人カトリーヌだった。しかしマシンの故障により過去に閉じ込められてしまったクロードは、ばらばらに散らばった思い出を追体験していくのだが──。

 (原題:Je t’aime, je t’aime、1968年、フランス、上映時間:94分)

キャスト&スタッフ

 監督:アラン・レネ
 脚本:ジャック・ステルンベール、アラン・レネ
 撮影:ジャン・ボフティ
 音楽:クシシュトフ・ペンデレツキ
 編集:アルベール・ジュルジャンソン、コレット・ルルー
 出演:クロード・リッシュ、オルガ・ジョルジュ=ピコ、アヌーク・フェルジャック

 後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本

オフィシャル・サイト(外部サイト)

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 公式X:@jetaimemoviejp

公開表記

 配給:コピアポア・フィルム
 2月28日(金)より角川シネマ有楽町ほか全国順次ロードショー!

(オフィシャル素材提供)

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