登壇者:吉川尚輝選手、門脇 誠選手
2025年1月24日(金)に公開した完全密着ドキュメンタリー映画『GIANTS THE MOVIE ~頂点への挑戦~』(読売巨人軍製作)が公開され、本日25日にTOHOシネマズ日比谷にて吉川尚輝選手と門脇 誠選手が公開記念の舞台挨拶を行った。
会場には大勢のジャイアンツ・ファンが集まり、熱気あふれる雰囲気。映画上映後、ジャイアンツ戦の実況でおなじみの日本テレビ・辻岡義堂アナウンサーがMCとしてステージに登場すると会場からは歓喜の声が。そして辻岡アナが吉川尚輝選手、門脇誠選手をステージに呼び込むと会場は熱狂の渦に包まれた。そんな会場のファンに向かって吉川が「明けましておめでとうございます。今日は緊張しますね」とあいさつすると、昨年末に結婚を発表したばかりの吉川選手に向かって「おめでとう!」と祝福の声が。さらに先日24歳になったばかりだという門脇選手に対しても「おめでとう!」といった祝福の声が飛び交った。
本作でも描かれた昨年のシーズンについて「すごく苦しいシーズンでした」と振り返った吉川選手。「後半はどこが優勝してもおかしくない状況だったので。負けるわけにはいかない、常に勝たないといけないという思いで試合に入っていましたし、味わったことのないプレッシャーの中で野球ができたと思います」と語ると、門脇選手も「前半は苦しみました。後半はもう一度スタメンに戻りたいという思いで、ああいった優勝争いができたことは経験になりましたし、次につながる1年になったなと思います」とかみ締めるように続けた。
本作では阿部監督にもインタビューなどで肉薄している。阿部監督について吉川選手も「明るい方なので、ベンチも沈むことがなくなるというか。常に前を向けるという雰囲気をつくってもらったので。やりやすい環境でやらせていただきました」と述懐。
門脇選手も「グッとくる言葉が多かったので、それで変わることができたなと思います。やはり自分の考えだけだと行き詰まるところがあるので。(阿部監督の言葉は)ひとことで変わることができる」と全幅の信頼を寄せている様子だった。
そんなジャイアンツの昨シーズンの1年が映画になったということで、「まさかと思った」と笑う吉川選手。「球団としてもはじめてのことなので、大丈夫かなという思いと、これは俳優デビューじゃないかという思いと。いい感じに映してもらったのでうれしかった」とご機嫌な様子で語ると、「そんなに出てないだろうなと思っていたので、意外と出てて良かった」と明かして会場を沸かせた門脇選手。あらためてスクリーンに映し出された自分の姿について、「鳥肌が立ちました……俺やん、みたいな感じで」といった感想を付け加え、会場を大いに盛り上げた。
鉄壁の守備を誇るジャイアンツの二遊間コンビとして知られるふたり。吉川選手は門脇選手のことを「野球に対してまじめ。すごく研究熱心ですし、納得いくまで練習をして突き詰めるタイプ」だと感じているというが、一方の門脇選手は吉川選手のことを「意外と弱気」と暴露して会場は大笑い。
それに対して吉川選手も「試合に入る前の時間が嫌いで。本当は練習が終わったらすぐに試合に入りたいくらいなんです。特にホームゲームだと時間があるので。いろいろと考えてしまう。それは嫌だなと思うことはあるんですけど、試合に入ってしまえば大丈夫です」と意外な素顔を明かした。
さらに吉川選手が「実は門脇はダンスがうまい」と明かすと、会場も大盛り上がり。しばしば動画などでもダンスを披露していることについても、「もともと踊りたかったんです」と笑顔で明かした門脇選手。一方、門脇選手は吉川選手に対して「野球以外では全然からんでくれないんですよ。ご飯に行きたいと言っても全然行ってくれないし」と感じているとのことで、それには「今度キャンプの時に行きましょう」と返した吉川選手。そこで辻堂アナが「これは今シーズンのInstagramで吉川選手が踊っていることも期待できますね」と語ると、会場からも期待を込めた拍手が。それには吉川選手も「考えておきます」と笑いながら返した。
そして最後のあいさつとしてまずは吉川選手が「皆さんたくさん観に来てくださってこの映画の良さを広めていただければうれしいですし、今年は、野球はリーグ優勝をして、日本一になれるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」と語ると、門脇選手も「今、映画は上映されてますが、選手は、今年のためにも動いています。また映画をつくってもらえるようなシーズンになるように選手も頑張っていきたいと思いますので、今年もよろしくお願いします」と呼びかけ、イベントを締めくくった。
公開表記
配給:アスミック・エース
2025年1月24日(金)から2週間限定ロードショー!
(オフィシャル素材提供)