アカデミー賞🄬ノミネート監督であり、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』、『フォードvsフェラーリ』の名匠ジェームズ・マンゴールドが、主演にティモシー・シャラメを迎えて世界に送り出す最新作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が2025年2月28日(金)より全国公開となる。
本作では、60年代初頭、後世に大きな影響を与えたニューヨークの音楽シーンを舞台に、19歳だったミネソタ出身の一人の無名ミュージシャン、ボブ・ディランが、時代の寵児としてスターダムを駆け上がり、世界的なセンセーションを巻き起こしていく様子が描かれる。日本に先駆け昨年12月に全米公開を迎えると、音楽ファン、映画ファンだけではなく多くの観客から熱狂的な支持を得て、全米最大の映画レビューサイト「ロッテントマト」では Audience Score で96%freshと驚異の高評価! 1月26日(日)現在、興行収入6290万ドルを突破し、そして1月17日(金)公開のイギリスでもNo.1大ヒット、その快進撃はとどまるところを知らない。(※Box Office mojo調べ)
さらに本年度の賞レース戦線を賑わし続けている本作は、先日の第97回アカデミー賞🄬ノミネート発表において、最高賞となる作品賞をはじめ、監督賞(ジェームズ・マンゴールド)、主演男優賞(ティモシー・シャラメ)、助演男優賞(エドワード・ノートン)、助演女優賞(モニカ・バルバロ)、脚色賞(ジェームズ・マンゴールド、ジェイ・コックス)、音響賞、衣裳デザイン賞の8部門にノミネートを果たした! この映画がどこまで“伝説”を築いていくのか、今後も本作から目を離せない。
そしてこの度、第97回アカデミー賞🄬主演男優賞へ見事ノミネートを果たしたティモシー・シャラメの来日が決定した!!
ボブ・ディランという他に類を見ないアーティストの半生を見事に演じてみせたティモシー・シャラメは、2023年・主演作『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』のプロモーションで初めて日本に訪れて以来、約1年半ぶり2回目の来日。本作の製作に協力したボブ・ディラン本人もSNSで「主演のティミー(ティモシー・シャラメ)は素晴らしい俳優だから、真実味のある私を演じてくれるだろう」と言及するように、芝居の枠を超えてまさに若き日のディランをそこに見る熱演を披露している。自身にとって2回目(『君の名前で僕を呼んで』以来)となるアカデミー賞🄬主演男優賞ノミネートの報を受け、ティモシーは「この栄誉を大変光栄に思います。そして何よりも、この作品がこのように認められたことに心から喜んでいます! 最も重要なのは、私たちの作品を熟練の手で導いてくれた偉大なジェームズ・マンゴールド監督に感謝することです。そしてもちろん、これが実現できたのは、偉大なアーティストであり詩人、思想家、そして「未知の存在」であるボブ・ディランのおかげです」と喜びのコメントを発表しており、このノミネートを引っ提げ日本のファンの前でどんな言葉を語ってくれるのか!? 来る2月8日(土)、都内で開催されるレッドカーペットイベントに登場予定! 近づく日本公開を前に大いに盛り上がること間違いない!
歌 ハーモニカ ギター 楽曲 すべてを探求し続けた準備期間は実に5年!
音楽関係者も太鼓判を押すティモシーの非凡な才能が輝く!!
パフォーマンスの舞台裏と、本人のコメントを収録した特別映像解禁!
アカデミー賞🄬8部門のノミネート、そして嬉しいティモシーの来日決定を記念し、ティモシーの圧巻のパフォーマンスが生み出された舞台裏に迫る、新たな特別映像が解禁に!
時代を、そして音楽の文化そのものをも変えた世紀のミュージシャンであるボブ・ディランを、全身全霊で演じたティモシー・シャラメ。今なお世界中の人々をその音楽で虜にし、2016年にはノーベル文学賞受賞を果たすレジェンド中のレジェンドであるディランが、混迷を極める1960年代のアメリカで瞬く間にスターダムにのし上がり歴史を変えていく時間を演じきるため、ティモシーはそれまで人並みにしか知っていなかったボブ・ディランについての理解を徹底的に深めることから始めたそう。芸術的で謎に包まれるイメージはもちろんのこと、渦巻いていた感情も丁寧に捉え、本映像内でも独特の声質はもちろん、ギターを構える立ち居振る舞いと少し虚ろ気な表情と目線から一気に観る者を引き込むパフォーマンスまで細部に余念のない熱演が垣間見られる。
本作のティモシーの歌唱シーンはすべて本人が現場で実際に歌い、楽器を演奏しているが、ティモシーが「魂を伝えるために実演こそ重要だった。枠にはめられないことに最も感銘を受けた」と力強く語っているように、そこに誰よりもこだわったのがティモシー自身。製作期間中に意図せずコロナ禍が訪れたことで、実に5年にも及ぶ時間をディランに没入するための準備期間にあてられたティモシーは、ボイス・コーチと共にディランのパフォーマンスを研究し続けるだけでなく、ギターとハーモニカまで自身でマスター。現場では、あらかじめ録音された音源を流しながら演技を撮影していく準備も取られていたが、ティモシーが自身での実演と生歌唱を譲らずにやり遂げた。ボイス・コーチのエリック・ヴェトロは「ティモシーは本当に耳がいい。彼は本当に素早く感覚をつかむことができ、俳優としてそれを実行する方法を知っているんだ」、音楽プロデューサーのニック・バクスターは「作曲するシーン、初めて誰かに曲を見せるシーン、演奏するシーンなど、ティモシーがさまざまな状況下で演奏できるという事実は信じられないよ。彼は何にも縛られない。立ち止まったり、マイクから離れたり、歌詞をめちゃくちゃにしたり、ハーモニカのソロを加えたり、テンポを上げたり下げたり、曲のペースを変えたりできるんだ」と非凡な才能と表現力にこれ以上ない賛辞を送っており、この珠玉のパフォーマンスをぜひ劇場でご堪能いただきたい。
公開表記
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
2025年2月28日(金) 全国公開