幻の自主映画初の16mm時代劇映画が40年を経て配信!
1982年公開の自主映画初の16mm時代劇映画『蠢動』がリマスター化され、『蠢動-オリジナル版-』として、1月27日より配信された。
『蠢動-オリジナル版-』の監督は、撮影当時22歳の三上康雄監督。
その後、30年間、家業の仕事に専念し、53歳より『蠢動-しゅんどう-』(2013)や『武蔵-むさし-』(2019)などの劇場用映画を手掛ける。
リメイクの『蠢動-しゅんどう-』(2013)は平 岳大、若林 豪、目黒祐樹、中原丈雄、栗塚旭らが出演し85館で公開、海外では“BUSHIDO”のタイトルで、ハワイ国際映画祭、ダラスアジアン映画祭、世界12ヵ国でも公開された本格正統時代劇映画。
その原点である『蠢動-オリジナル版-』(1982)がAmazon Prime Videoにて見放題配信開始となった。
かいせつ
撮影当時22歳の監督が放つ緊迫のサスペンスと怒涛のアクション!
時代劇映画『蠢動-しゅんどう-』(2013)の原点のオリジナル版。殺しの下手人となった若い武士と討伐隊が雪中で“走る、斬る”をくりひろげる。クライマックスは雪が積もる鳥取砂丘での対決。この『蠢動-オリジナル版-』は1982年に公開され、自主映画初の16mm時代劇映画。西田 良、汐路 章、玉生司朗、古川京子らのプロの俳優も出演し、プロのスタッフも参加。監督の三上康雄は関西自主映画界の雄と呼ばれ、その後『蠢動-しゅんどう-』『武蔵-むさし-』等の劇場用映画を監督する。このオリジナル版と「蠢動-しゅんどう-』との見比べにも興味がわく。『蠢動-しゅんどう-』(2013)もPrime Videoにて好評配信中。
ものがたり
走る!斬る! 無告の雪中に舞う、封事の剣!
享保17年。享保の大飢餓の最中、山陰の因幡藩の財政は破綻寸前であった。それにつけ込み幕府は無理難題を押しつけ改易を目論む。そして幕府の使者が視察に来る前夜、幕府から遣わされていた剣術師範・松宮が殺害される。翌朝、城代家老は討伐隊を結成し、下手人として香川を討ち取るように命じる。討伐隊々長に選ばれた原田をはじめ、隊の面々は香川とは知己の仲であった。香川、原田、討伐隊、城代家老が、それぞれに正義を主張しながらの壮絶な戦いがはじまる……。
(1982年/日本語/カラー/ビスタサイズ(16:9)/35分/HDリマスター)
スタッフ&キャスト
監督:三上康雄(Yasuo Mikami)
出演:西田良(Ryo Nishida)、汐路 章(Akira Shioji)、玉生司朗(Shiro Tamaki)、古川京子(Kyoko Furukawa)、松田政男(Masao Matsuda)、三上康雄(Yasuo Mikami)
ギャラリー
予告編
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(オフィシャル素材提供)