![](https://www.cinema-factory.jp/wp-content/uploads/2025/02/ItsNotMe_main-1024x648.jpg)
第77回カンヌ国際映画祭カンヌ・プレミア部門で上映されたレオス・カラックス監督の新作『C’est pas Moi』が、邦題を『It’s Not Me イッツ・ノット・ミー』として、2025年4月26日(土)よりユーロスペースほかにて全国公開されることが決定した。
当初、パリの現代美術館ポンピドゥー・センターでレオス・カラックスの展覧会が企画され、「いま君はどこにいる?(Où en êtes vous, Leos Carax?)」というポンピドゥーからの問いへのアンサーとして本作は制作された。カンヌ映画祭のディレクター、ティエリー・フレモーは「美学的なエッセイのようであり、まばゆく、とても素晴らしい作品」と評している。J=L・ゴダールへオマージュを捧げ、カラックスの全てが凝縮された42分のスペクタクル。
解禁された場面写真は5点。天井に反射した揺らめく水面を背景に飛び込み台から体を浮かせた不思議なカットや、『TOKYO!』の怪人メルド(ドゥニ・ラバン)がカラックスと一緒に公園を闊歩するシーン、犬がくつろぐベッドサイドでカラックスが煙草に火をつける場面など。そして稲妻が走る瞬間を切り取ったカットの横顔の女性はカラックスの娘のナースチャ・ゴルベワ・カラックス。
![](https://www.cinema-factory.jp/wp-content/uploads/2025/02/ItsNotMe_sub1-1024x576.jpg)
![](https://www.cinema-factory.jp/wp-content/uploads/2025/02/ItsNotMe_sub2-1024x576.jpg)
![](https://www.cinema-factory.jp/wp-content/uploads/2025/02/ItsNotMe_sub3-1024x576.jpg)
![](https://www.cinema-factory.jp/wp-content/uploads/2025/02/ItsNotMe_sub4-1024x576.jpg)
また、今春の公開を前に、3月20日から23日にかけて開催される横浜フランス映画祭2025での上映も決定。映画祭では、レオス・カラックス監督の来日も予定されている。
ストーリー
ついぞ実現しなかった展覧会のために、ポンピドゥー・センターは映画監督に、この質問への回答を映像で求めた。
「レオス・カラックス、いま君はどこにいる?」
彼は答えようとした――でも謎ばかりだ。
彼について、そして“彼”の世界について。
「分からない。でも分かれば、こう答えるだろう……」
(原題:C’est pas Moi|英題:It’s Not Me、2024年、フランス、上映時間:42分)
キャスト&スタッフ
監督:レオス・カラックス
撮影:カロリーヌ・シャンプティエ
出演:ドニ・ラヴァン、カテリーナ・ウスピナ、ナースチャ・ゴルベワ・カラックス
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公開表記
配給:ユーロスペース
:2025年4月26日(土)よりユーロスペースほか全国ロードショー
(オフィシャル素材提供)