イベント・舞台挨拶

『サラリーマン金太郎【魁】編』公開記念舞台挨拶

©本宮ひろ志/集英社©2025映画『サラリーマン金太郎』製作委員会

 登壇者:鈴木伸之、榎木孝明、本田博太郎、草川拓弥(超特急)、白濱亜嵐(GENERATIONS)、片寄涼太(GENERATIONS)、下山 天監督

 シリーズ累計3,000万部を誇る本宮ひろ志による漫画を二部作で実写映画化した『サラリーマン金太郎 【魁】編』。2月8日に公開記念舞台挨拶が実施され、主演の鈴木伸之を筆頭に、榎木孝明、本田博太郎、草川拓弥(超特急)、白濱亜嵐(GENERATIONS)、片寄涼太(GENERATIONS)、そして下山 天監督が参加した。

 本作では、地熱発電所プロジェクトという大仕事で奮闘する主人公、矢島金太郎を演じた鈴木。前編【暁】編に引き続き、後編【魁】編の初日を迎えた心境について「今回の作品で一旦完結する物語になっているのですが、ようやく後編【魁】編を観ていただけてすごく嬉しいです。【魁】編もパワフルに暴れました!」と喜びを打ち明けた。さらに政財界最大のフィクサー・三田善吉役の本田とのラスト・シーンについては、「本田さんとお芝居が出来たのが嬉しく、光栄で貴重な経験をさせていただきました」としみじみすると、本田も「もったいない言葉です」と恐縮しながら「初めてお会いした段階で鈴木さんはパワフルで、金太郎がここにいるじゃないかと思いました。手も大きくて、これで殴られた痛いだろうなと感じました」と冗談も交えつつ語った。

 ヤマト建設の会長・大和守之助役の榎木は「自分が出ている作品で泣くことはないけれど、最後の対決シーンは泣きました。鈴木さん演じる金太郎を見て、今の時代だからこその金太郎が必要だと思ったし、彼のパワフルさを見て、まさに令和の金太郎が誕生したと思いました」と太鼓判。これに鈴木は「恐れ多いです!」と恐縮していた。温泉街の組合長・徳永公平役の草川は「崖を降りるシーンも、実はリアルに崖を下りたんです。悪天候の中で『今だ!』となった時はスタッフ全員のスイッチが入って撮影したのが楽しかった。壮絶だったけれど、とてもいい画が撮れて嬉しかったです」と自身の見どころをアピール。鈴木の印象を聞かれると「初めてお会いした時に楽屋で大の字に寝ていらっしゃって……。身長のある方なのでとても大きく見えて『金ちゃんがいる!』と興奮しました(笑)」と目を丸くすると、鈴木は「楽屋の面積を取ってしまいましたね……」と頭を掻いていた。

 今回、【魁】編の主題歌を担当した白濱は、本編を観て「ノブ演じる金太郎の腕力で最後勝つところがいい。やっぱり男って腕力なんだなと感じました」とニヤリとし、同じく片寄も「ノブが本田さんに『うるせえ! ジジイ!』と言うところがすごいですよね(笑)。『うるせえ! ジジイ!』という言葉を久々に聞いて……衝撃でした」と笑いを取っていた。

 そんなGENERATIONの2人は鈴木とは10代からの長い付き合いだという。改めて白濱が「ノブ久しぶり! いつぶりだろうね?」と語り掛けると、鈴木は「GENERATIONSのメンバーの方々とは10代からご一緒していて、そこから道は違えども今回のように楽曲で作品を盛り上げていただき、こうして一緒に舞台挨拶に登壇させてもらって。こんな日が10代の時には来るとは思わなかったので、僕個人として今日はとても嬉しい日になりました」としみじみ。白濱と片寄は「僕らも嬉しい。一緒にダンスレッスンをしていましたもんね」と振り返ると、鈴木からさらに「帰り道にはよく、中目黒のハンバーガー屋さんに行ったよね(笑)」というエピソードも飛び出し、エモさ満載な思い出話に花を咲かせていた。

 続いての話題は企画トークへ。金太郎が最大の強敵・三田善吉にたった1人で立ち向かう本作の内容にちなんて、「最大の敵」「ライバル的な存在」を発表。ジムで体を鍛えることにハマっているという鈴木は「週4、5で通うのがベストだけれど、人間なので迷う日がありますよね。そんな自分との葛藤が最大の敵です。ジムまで行ってしまえば筋トレするしかないけれど、行くまでの腰がとにかく重い。迷う時があるので、そんな時に自分との小さな戦いがあります」と弱い自分がライバルだと述べる。それに共感する本田も「常に自分の中の自分が最大の敵」ですといい、草川は「アンケートなど、とにかく期限が守れないんです。そことの戦いをずっとしています(笑)」と苦笑い。榎木は「目指すべき存在ですが、宮本武蔵です」と笑いを誘いつつ、恥ずかしげに答えていた。

 一方、犬を飼っているという白濱は「家の中で犬が落とす暗がりの中の糞をよく踏んでしまうんです。トイレでちゃんとするけれど、歩いている時にいろいろなところにこぼすので三日に一回くらいは踏むんですよ(笑)。それとの戦いが激しいです」とまさかのライバルを告白。片寄は「拓弥くん(草川)です! 今日は衣装まで若干かぶりましたしね」とこちらも会場の笑いを誘いつつ切り出すと、「実は同い年で7、8年のお付き合いなんです。拓弥君は年を重ねても変わらず美しいので僕にとってはライバルです!」と報告していた。

 最後に下山監督は「金太郎の戦いを終わらせたくないという思いがあるので、この先の金太郎のいろいろな景色を皆さんと観たいです。そのためには観客の皆さんが宣伝部長となって作品を広めていただき、長くお付き合いをいただければ幸いです」と長寿シリーズ化を期待した。主演の鈴木は「日本を代表する漫画の一つを令和で実写化させていただきました。一人でも多くの方に観ていただき、令和の時代にも愛される作品になって欲しいです。GENERATIONSに楽曲をお借りし、今日も一緒に登壇させていただき、僕としても感慨深いので、この作品が一人でも多くの方に愛される事を願っております」と大ヒットを祈願し、登壇した豪華キャストとアーティスト陣に惜しみない拍手が送られる中、公開記念舞台挨拶は幕を閉じた。

公開表記

 配給:ライツキューブ ティ・ジョイ
  映画『サラリーマン金太郎』【魁】編:絶賛公開中!

(オフィシャル素材提供)

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