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パドリック・ドメイン化した『蒸気船ウィリー』をホラー映画化し、あのミッキーが凶悪な殺人鬼と化す『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』が、3月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開となる。
この度、ジェイミー・ベイリー監督のオフィシャル・インタビューが到着した!
短編アニメ『蒸気船ウィリー』(1928)でデビューしたミッキーマウス。米国における著作権保護期間が2023年末で終了し、満を期して“ミッキー史上初のホラー映画”として登場。“ヤツ”が猟奇的殺人を繰り広げるスラッシャー描写、逃げ場のない密室シチュエーションからのサバイバル、そして事件の全貌が明かされていくサスペンスフルな構成。さらに誰もが仰天する大ドンデン返しや数々のオマージュ描写など、娯楽映画としての醍醐味がギュッと凝縮した21世紀最大の問題作だ!
「ミッキーが人を殺すのは彼が「蒸気船ウィリー」のミッキーでサディスティックだからだよ」
あまりに衝撃的な作品として認知度が高い『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』だが、この企画は一体どのように始まったのか。プロデューサーのサイモン・フィリップスは「プーのホラー映画ができたらしいという話になって、じゃあミッキーの映画を撮らないとねというような流れになった。しかもミッキーは2024年の1月にパブリックドメインになるらしいということで、今すぐ始めないと間に合わないということで、すぐに準備を始めたんだ」とかなりスピード感のある始まり方について語った。
こういった作品は昨今急増しているが、影響を受けた作品についてジェイミー監督は「サム・ライミの『死霊のはらわた』シリーズが大好きなんだ。『エルム街の悪夢』『ハロウィン』とかのクラシックがね。だから僕たちも怖い映画を撮りたいと思ったんだ。怖いといっても面白い怖さだけどね。どのぐらい怖くできるかと考えた時、『死霊のはらわた』のトーンが僕たちの目指すところだった」とした。本作でミッキーの殺人の理由が定かではない点については「マイケル・マイヤーズの『ハロウィン』が典型的な良い例で、なぜ人々を殺すのか理由が描かれていない。殺人鬼はただ殺人鬼であって、ただ恐ろしいだけなんだ。『蒸気船ウィリー』のミッキーを観ると恐ろしいよ。非常にサディスティックだ。ミニーを笑わせるためだけに他の動物を拷問するからね。1920年代の感覚が今のものと違うということだけど。それが僕の考えで、ミッキーが人を殺すのは彼が『蒸気船ウィリー』のミッキーでサディスティックだからだよ」と恐ろしい考えを明らかにした。
最後に観客に向けて「ぜひこの映画を楽しんでください。楽しめると思うよ。バカバカしくて、可笑しくて。観たことを後悔しないと約束するよ」と明るく締めくくった。
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ジェイミー・ベイリー監督のさまざまなホラー映画へのリスペクトが詰まった映画『マッド・マウス ~ミッキーとミニー~』は、3月7日(金)より全国公開。
ストーリー
悪夢のようなアトラクションで、ボクと一緒に遊ぼうよ
21歳の誕生日を迎えるアレックスは、バイト先のゲームセンターで店長から残業を頼まれ、夜遅くまで働くことに。一人きりの店内で不気味な人影を目撃した彼女は恐怖心を募らせるが、旧友たちによる誕生日祝いのサプライズ・パーティーであったことを知り安堵する。だが、楽しい時間も束の間、彼女たちの前に謎の“ヤツ”が出現。アトラクションを楽しむかのようにデスゲームを開始し、次々と血祭りにあげていく……!!
(原題:MOUSE TRAP、2024年、カナダ、上映時間:94分、R15)
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キャスト&スタッフ
監督・制作・編集・撮影:ジェイミー・ベイリー
脚本・製作:サイモン・フィリップス
作曲:ダーレン・モルゼ
出演:ソフィー・マッキントッシュ、マッケンジー・ミルズ、サイモン・フィリップス、カラム・シウィック
予告編
オフィシャル・サイト(外部サイト)
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公開表記
配給:ハーク
3月7日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開
(オフィシャル素材提供)