イベント・舞台挨拶

映画『飛べない天使』公開初日舞台挨拶

© 2023 Nuiavan

 登壇者:福地桃子、青木 柚、堀井綾香監督

 2 月21 日(金)、映画『飛べない天使』公開に伴い、アップリンク吉祥寺 スクリーン3(東京都武蔵野市吉祥寺本町1丁目5−1パルコ地下2階)にて、本編上映後に出演者らによる初日舞台挨拶が開催され、W主演を務めた福地桃子と青木 柚、そして監督の堀井綾香が登壇した。

 登壇後、それぞれ一言ずつ挨拶をすませると、まずは本公開を迎えてそれぞれの気持ちを語ってもらうことに。
 福地は「撮影は2年程前だったのですが、その時にしか撮れなかったものがこうして“映画”という形で残ることって、本当に素晴らしいなと感じています。優佳と聡太郎の姿や声が、観てくださる皆さんにどう届いていくのか、とても楽しみです」と語り、青木は「これまで何度か特別上映の機会があり、『飛べない天使』を好きだと言ってくださる声を各方面から聞いていたので、今回本公開を迎えることができたことをとても嬉しく思います。新たにどんな感想が聞けるのかも楽しみにしています」と明かした。

 堀井監督は「2年前のあの時のメンバーでしか撮れなかった、自分にとって思い入れのある作品です。こうして時を経て本公開を迎えることができたのは多くの方々のサポートがあったからだと改めて実感しています。本当にありがとうございます」と感謝の気持ちを述べた。

 続いて、撮影時のエピソードについて語ってもらうことに。
 青木は本作の中でも印象的な枕投げのシーンを挙げ「いつ終わるのかっていうくらい何度も繰り返したね(笑)」と楽し気な現場エピソードを披露し、福地は「枕投げのシーンもそうですし、撮影時はずっと自分と役の間にいるような感覚で、終始自然体でいれたなと思います」と撮影時に感じたことを明かした。

 さらに司会の東から「監督はどうしても青木さんと福地さんに出演してほしかったというお話がありますよね」と投げかけられると、堀井監督は「青木さんとは元々面識があって、とてもキャッチーでポップな人だなと思っていて(笑)」と青木への印象を語りながら、「聡太郎という、明るい面だけでなくて内に何か抱えている複雑な役を誰にお願いしようかと考えた時に、青木さんに託そう、という気持ちでオファーしました」と裏エピソードを明かした。続けて堀井監督は「優佳役は福地さんに一番にお願いしたくて、お会いしたことがなかったからラブレターを書きました(笑)」と明かし、福地は「嬉しかったです。(お手紙を読んで)もっと堀井さんのことを知ってみたいと思いました」と語った。

 続けて、特にお気に入りのシーンについて投げかけられた。
福地は「たくさんあるのですが……」とし、「特にご飯を食べているシーンですね。いろんなことが起きているところを見て、感じてもらえたらなと思います」と明かし、青木は「僕は二人で地図を書くところですね」と本作品の中でも重要なシーンを挙げた。

 本作品の“忘れられない。忘れたくない。”のキャッチコピーにちなんで、最近の忘れられない体験についても語ってもらうことに。
 福地は知らない土地での人との出会いはこれまでもあったと語りながら、「この間初めて海外へ一人旅に行く機会があったのですが、飛行機で偶然隣になった方に旅先でご飯をご馳走になったことが、今もこれからも、大切な思い出です」と貴重なエピソードを明かした。

 続けて青木は「この間京都で撮影があった際に、僕が10歳の時に出たドラマの録音部の方に声をかけてもらいました」と初心を振り返るような印象的な体験について明かした。

 最後に、「私は好きな作品に出合った時に“宝物を見つけた!”という気持ちになるのですが、『飛べない天使』も皆さんにとって宝物のような作品になっていたら嬉しいです。いろんな視点で、いろんな見方ができる作品でもあるので、皆さんなりの見方や感想をぜひ教えてくださいね」と堀井監督から観客へ言葉を送り、イベントは無事終了した。

公開表記

 配給:Nuiavan
  2025年2月21日(金)より アップリンク吉祥寺 ほか全国順次公開

(オフィシャル素材提供)

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