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“スーパースター”ラジニカーントが、行方不明になった息子を探すため、凶悪な犯罪組織と戦う元看守・ムトゥを演じる『ジェイラー(原題:JAILER)』が、2月21日(金)より公開中。ラジニカーントのインドでの公開記念イベントでのコメントと、主人公ムトゥの恐るべき二面性が伝わってくる新たな場面写真が公開された。
インドでの封切に先駆け、2023年7月28日にチェンナイで約1千人のファンを集め、「ジェイラー」の劇中歌のお披露目をするイベント「オーディオローンチ・イベント」が開催された。その式典はキャスト陣、そしてネルソン監督、音楽監督のアニルドなど関係者が多数出席し、盛大に行われ、ラジニカーントはスピーチで本作への思いを次のように語った。
「なかなか出演したい作品を見つけられずにいた私は、プロデューサーを通じてネルソン監督と会い、企画を話し合いながら出演俳優を決めていき、音楽監督のアニルドを起用することを決めたことで、『ジェイラー』の制作をスタートすることができた。」「この映画(ジェイラー)は、ネルソンが命を捧げ、私を監督してくれた。この映画に出演する全員がベストを尽くした。私たちはこの映画に大いに期待している。皆さんがこの映画を観て、良い評価を下してくれると確信している」と締め括った。(
また、プロデューサーのカラニーディ・マーランは、「ラジニカーントは興行記録を打ち破る人ではなく、記録を作る人だ。ラジニのライバルは彼自身であり、他には誰もいない」と、ヒットへの期待をスピーチした。2023年にインドで公開された本作は、同年のタミル語作品興収1位となり、公開週の全米映画ランキングでは初登場10位、ラジニカーントのフィルモグラフィでも、『ロボット2.0』(2018年)に続き、2番目にヒットした作品となった。
併せて公開された場面写真では、孫と一緒にゲームに興じたり、孫のSNSの投稿用動画の撮影をしたりする優しいおじいちゃんの顔と、元最狂看守の“タイガー”の顔。ムトゥの二面性が分かる場面写真。
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『ジェイラー』は、新宿ピカデリーほかにて全国公開中。
ラジニカーント 『ジェイラー』オーディオローンチ・スピーチ
(前作の)『Annaatthe』(2021年/未)の後、なかなか出演したい作品を見つけられずにいた。私は若い監督たちと会い、多くの作品構想を聞いたが、過去に演じたことがあるようなストーリーか、実現が難しそうな大予算作品だったり、脚本に落とし込むとストーリーが変わってしまったりする作品ばかりだった。そんな中、プロデューサーを通じてネルソン監督と会い、徐々に出演俳優を決めていき、すべてが整った状況で、ネルソン監督と音楽監督のアニルドを起用し、タイトルリリースの動画を公開した。
ネルソン監督は陽気な人物だが、監督モードに入るとがらりと変わり、独裁的になる。自分が撮りたいものにこだわり、妥協をしない。
この映画(ジェイラー)では、ネルソンが命を捧げ、私を監督してくれた。この映画に出演する全員がベストを尽くした。私たちはこの映画に大いに期待している。皆さんがこの映画を観て、良い評価を下してくれると確信している。
ストーリー
チェンナイに住む元警察官のムトゥ・パンディヤンは、妻、息子、その妻、幼い孫息子とともに静かな毎日を過ごしている。一人息子のアルジュンは、ムトゥに影響され警察官となり、正義感の強さは人一倍。そんなアルジュンをムトゥは誇りにしていた。しかしある日アルジュンは行方不明になってしまい、美術品マフィアを深追いしすぎて消されたのだと噂される。自分がアルジュンに行った厳格な教育が彼を死に至らしめたのかと良心の呵責に苛まれるムトゥは、一民間人として独自に捜査を始める。ヴァルマという男が牛耳るその美術品マフィアとの戦いの中で、現役時代に荒れる刑務所を仕切って“タイガー”の名で怖れられていた元看守〈ジェイラー〉ムトゥの真の姿が明かされていく。
(原題:JAILER、2023年、インド、上映時間:163分)
キャスト&スタッフ
監督・脚本:ネルソン・ディリープクマール
撮影:ヴィジャイ・カールティク・カンナン
音楽:アニルド
編集:R・ニルマル
出演:ラジニカーント、シヴァラージクマール、モーハンラール、ジャッキー・シュロフ、タマンナー、ラムヤ・クリシュナ、ヴィナーヤガン、スニール、ヨーギ・バーブほか
オフィシャル・サイト(外部サイト)
公式X(旧 Twitter) @spacebox_jp
公開表記
配給:SPACEBOX
新宿ピカデリーほかにて全国順次公開中
(オフィシャル素材提供)