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『ドールハウス』第45回ポルト国際映画祭でグランプリを受賞!

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 代表作『コンフィデンスマンJP』シリーズや近作『スオミの話をしよう』も記憶に新しい日本を代表するトップ俳優・長澤まさみが、『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』など多くのエンタメ映画を世に送り出してきた矢口史靖監督とタッグを組み、主演を務める映画『ドールハウス』が6月13日(金)に公開する。長澤まさみが脚本の面白さに出演を熱望したという本作は、110分の間、怒涛の展開を見せるノンストップの“ドールミステリー”。
 脚本・監督を務めたのは、『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』など、誰もが楽しめる上質な娯楽作品を次々と世に送り出してきた矢口史靖監督。「いつかオリジナル脚本でミステリーを撮りたい」とアイデアを温めていた本作は、愛らしい人形が一転、家族を翻弄してゆくスリリングな面白さはもちろん、人形に隠された秘密が徐々に解き明かされる謎解きミステリーの醍醐味もあり、冒頭からぐいぐい観客を引き込む。そんな息もつかせぬストーリー展開に加え、多彩な演出ノウハウが惜しみなく盛り込まれた映像は、仕掛けも満載。これまでのミステリー映画とは一線を画す、新しくクールな映像体験に、ゾクゾクとする戦慄が止まらないこと間違いなし。そして、圧倒的に怖くておもしろい映像をたっぷり味わったあとには、予測もできない驚きのラストが待ち受ける。主演の長澤まさみ、夫役の瀬戸康史ほか、キャストには実力派が勢ぞろい。作品に厚みと深みをもたらし、ここに超一級のエンターテインメントが誕生した。

ポルト映画祭グランプリを受賞する快挙!矢口史靖監督から喜びのコメントも到着!!

 かつてないほど“ゾクゾク”と“ワクワク”を予感させる映像で話題の本作は、2月28日からポルトガル第二の都市・ポルトで毎年開催されているポルト国際映画祭で、国内に先駆けて上映と舞台挨拶を華々しく実施した。ポルト国際映画祭は、1981年にはじまりファンタジーやSFなどのジャンル映画に特化した国際映画祭であり、シッチェス国際映画祭やブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭と並び世界三大ファンタスティック映画祭の一つである。本作はファンタジー長編部門のコンペティション及びオリエントエクスプレス部門での選出となった。そしてこの度、『ドールハウス』はポルト国際映画祭のグランプリ「Best Film Award」を受賞した!

 かつてアカデミー賞®監督のギレルモ・デル・トロやアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥやカルト映画の鬼才ジョージ・A・ロメロ、そしてデヴィッド・フィンチャー、ダニー・ボイル、ピーター・ジャクソン、リュック・ベッソンなど歴史に残る名作を撮ってきたそうそうたる監督たちも受賞したポルト国際映画祭の最優秀作品賞だ。
 現地での舞台挨拶では矢口監督と劇中で愛らしい人形ながらも長澤まさみ演じる主人公の家族を翻弄していく謎の人形“アヤ”が登壇し、観客からの拍手喝采が巻き起こり、本編上映中も所々で驚きの声があがり、時には笑い声も上がり、息もつかせぬストーリー展開に見入っていたポルトの観客たち。上映後にはエンドロールを待たずに5分間にわたるスタンディングオベーションが巻き起こった。日本での公開に先駆けて世界を“ゾクゾク”させた本作、歴史ある世界的な映画祭での快挙だ!

 ポルト国際映画祭の共同ディレクターであるベアトリス氏は選出の理由について、「人形が可愛らしくもまるで悪魔のようで、ごく普通の家庭におとずれる恐怖がぞくぞくと伝わってきました」と評している。
 この喜ばしい結果を受けて、矢口監督は「賞を頂けたことで、映画として誰にでも楽しめるエンタテインメントができたのだと確信しました。ありがとうございます」と喜びのコメントを寄せている。

 日本での公開に先駆けて世界の観客を“ゾクゾク”させた映画『ドールハウス』にぜひご期待いただきたい!

コメント全文

矢口史靖監督
 ポルトの観客の皆さんにお礼を言いたいです。
 あんなに熱狂的に受け入れてくれるとは想像してなかったので、上映中のどよめきと大絶叫が一番のご褒美です。
 賞を頂けたことで、映画として誰にでも楽しめるエンタテインメントができたのだと確信しました。
 ありがとうございます。

ポルト国際映画祭共同ディレクター ベアトリス・パチェコ・ペレイラ
 この作品を選んだ理由の一つは、女性たちの心が映されていることです。
 映像も美しく見ごたえがある作品でした。人形が可愛らしくもまるで悪魔のようで、ごく普通の家庭におとずれる恐怖がぞくぞくと伝わってきました。
 作品のテイストも独創的です。CG技術に頼らない作品で、この人形のような質感はCGでは出せないものです。
 面白いことに、彼女が本当に普通の子どもに見えました。人形なのに本物の人間のように見えてしまうのです。
 私も幼かった時、ちょうど同じような人形を持っていたんです。
 小さな人形でしたが……彼女のように怖い人形ではなかったですね!
 チケットは完売でした。大ヒット間違いなしですね。

公開表記

 配給:東宝
 2025年6月13日(金) 全国東宝系にて公開

(オフィシャル素材提供)

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